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【人生の転機】副業業務委託の3つのメリットで人生が変わった話

これがなかったら自分の人生は違う形になっていたかも、という転機がいくつかある。

最近の中で大きかったのは数年前に副業として業務委託を始めたことだ。

プラスの側面が大きく、他の人にも、可能な環境にあるなら非常にお勧めだ。自分の整理も含めて書いていく

副業業務委託で得た3つのメリット

業務委託の副業をで得られたメリットを大別すると以下の3点が大きい。

  1. 収入・資産が増える

  2. 成長して仕事力が上がる

  3. 自信がつく

その結果が今の「ビジネス浪人」なのでそれは良いのかというツッコミもありつつ、得られたものは実に多い。

詳細を以下記載していくので、副業を検討している人、新しいチャレンジを探している人の参考になると嬉しい。

前提共有:副業の内容ときっかけ

行っているのは「事業・プロダクトに関わる企画業務全般」

前提の理解のために、私の業務委託での仕事内容を記載する。 極めて大雑把に言えば、「事業・プロダクトに関わる企画業務全般」である。

中身は色々で、アドバイザーのような業務をすることもあれば、自分で手を動かして情報収集や分析、企画をすることもある。領域も比較的幅広めなので、企画に関してはなんでも屋に近い。

スペシャリティがとても高いわけではないが、ある程度の幅の業務に関して安定的に悪くないアウトプットを出せる、というあたりが自分の価値だと思っている。

働き方は、基本的にフルリモート。必要に応じてオンラインで打ち合わせをしながら、依頼された内容に対応していく働き方をしている。

お世話になった方のお誘いが副業をはじめたきっかけ

始めたきっかけは有難いことに知人の紹介だった。
仕事でお世話になった方が、「お手伝いしている会社で合いそうな業務があるからどうか」という声掛けをして下さった。

結果、以下のような理由からやってみることになった。

  • 勤務していた会社は申請すれば副業OKだった

  • その方にはお世話になっていたので、力になれるならやりたかった

  • 他企業での経験を積んでみたかった

  • 提示金額が魅力的だった

当時は軽い気持ちだったし、あまり深く考えていなかったが、今になってみれば、これは自分の人生に大きくプラスになる選択だった

ここからは具体的にやってみてのメリットを記載していく。

メリット1:収入・資産が増加する

2年間停滞していた収入が一気に1.5倍近くになった

副業開始前後の年収比較

わかりやすく大きなメリットは金銭面だろう。
この部分が、メリット2、3の成長・自信にもつながっていく。

副業を始めた当時の自分の本業年収は1000万を少し超えた位で、2年ほどほぼSTAYで伸びていない時期だった。

そこで出てきた副業の金額は月30万円台。年に換算すると400万円を超える。
「えっ?そんなに頂けるの?」というのが当時の率直な感想。

しかも当時は知らなかったが、消費税は当面免税なので、消費税分も自分の収入になる。
結果的に年で450万円以上。

働く時間を少し増やせば、世の中の平均年収位がプラスで入り、年収が1.5倍近くなる、これはかなりの衝撃だった。

自分の場合はかなり恵まれていた金額という自覚はあるが、そうでなくてもある程度の時間を実働する業務委託に割けば、収入にあたえるインパクトは大きくなるケースが多いはずだ。

収入が増えると自己投資もできるし、資産も増える

それまでの収入でも生活できていないわけではないので、追加の収入は自由に使えるお金になる。

こうして生活にゆとりができると自己投資への躊躇いが無くなるのが良い。

書籍購入をはじめ、学習や成長、経験にお金を使うことがスムーズにできる
ようになった。

結果学びも深まり、それが仕事にも活きる、という好循環を作れたと感じる。

使い切れない部分は資産として積みあがるので、先々の余力にもなる。

なお、個人事業を行っていると、事業に紐づくインプットの費用は経費化できるので、それも大きなメリットだ。

マネーリテラシーが高まり資産を増やしやすくなった

副業である程度のお金を稼ぎだすと、確定申告が必要になる。
そして、支払う税金を考えると、申告の仕方も考えるようになる。

  • 白色申告よりも青色申告の方が税金を考えると得だ

  • 青色申告をするには会社の帳簿をしっかりつける必要がある

  • 会社員と青色事業の併用なので、確定申告の考慮要素が多くなる

という中で、税金の仕組みやお金の考え方にかなり詳しくなった。

それまでも会社の中で、事業計画やP/Lを作ってはいたが、単純ながらも自分で進めると大きな違いがあるし、売上と営業利益重視で税金や資産についてはあまり考えていなかった。

個人で確定申告をするようになると、社会保険の仕組み、税金や控除の仕組みや具体的な金額と必然的に向き合うことになる。

どうすれば手元の金額を多く残せるのかを理解したり、仕分けや償却について肌感をもってつかむことができた。

会計を覚えたい人は自分で事業をやるといい、なんとなく勉強しているよりも圧倒的にリアリティをもって掴める。

収入増加に伴い、投資も始めたことも相まって、マネーリテラシーが高まり、収入、貯蓄や将来のお金の将来を考える解像度が上がった

メリット2:成長して仕事力が上がる

自社とは違う仕事の進め方で成功・失敗事例を学べる

他社で業務委託として仕事をすると、自社とは異なる仕事の仕方が学べる
会社毎に仕事の進め方は違う。
事業の状況、価値観、組織や人によって何が最適化は異なるが、複数の仕事の仕方を体験できることは非常に学びが多い。

  • 事業やプロジェクトの体制や進め方

  • 意思決定の仕方や重視する点

  • KPI管理の仕方

  • 人のマネジメントの仕方

  • ドキュメントの作り方・使い方

  • 会議の仕方

例を挙げればきりがないが、それまでとは異なるやり方から学ぶことは多い。
「あたりまえ」だと捉えていたそれまでの自分の仕事を見直しアップデートする機会にもなるし、片方で習得した良い方法を、別の会社で試してその結果を見ることができる。

事例が蓄積され引き出しが増えることと、それぞれを比較しながら自分なりのハイブリッドの手法を生み出していくことで自分の力を伸ばすことができる。

普段の業務とは異なるドメイン・内容の仕事で業務に幅が出る

これは仕事の受け方にもよるが、本業と同一ドメインで同一内容の業務をするケースは、競業禁止規定などから極めて珍しいだろう。

多いのは、仕事のスキルを活かしながら、別の事業ドメインの仕事をするケースのはずだ。
普段と異なる事業ドメインの知識がつくと、仕事力がかなり高まる。

他のドメインの知識を知り、共通点や差異を相対的に感じることで、本業ドメインの理解が深まるなど相乗効果もある。

もちろん、今の世の中いくらでも情報を調べて知識をアップデートすることはできる。
ただ、やはり「実務」を通して学ぶと解像度が違う。

収入増による自己投資も大きくプラスになる

収入部分にも記載したが、お金に余力ができると自己投資がしやすくなる。
書籍はどんどん購入すればいいし、有料の情報メディアやセミナーなどにも参加しやすくなる。

経験が欲しい場合は、そこにお金を投資することもできる。

そうして自分の力が伸びていけば、その先の収入も増やしやすいので好循環が生まれる。

メリット3:自信がつき、チャレンジや次の好循環につながる


他でも通用すると思うと、本業でも成果に注力しやすくなる

副業業務委託で結果が出てくると、今の組織以外でも通用するという自信が出てくる。

仮に今の仕事を辞めても、外部で通用する、収入が完全に途絶えるわけではない、と思えると金銭的にも、精神的にも本業依存度が低くなる。
結果的に、業務内容や待遇に対してより自分の希望を主張しやすくなる。

そして、その方がためらいもなく、余計なことを考えずに成果に集中できるので、かえって本業での成果も上がりやすくなる。

また、わかりやすく額面収入が上がることも自信につながる。
単純な思考ではあるが、本業年収+副業年収での金額が高まると、「稼いでいる」という感覚を得やすくなる。

この自信も前向きさや、より高みを目指したチャレンジに繋がりやすい。

新たなチャレンジや、失敗してもPDCAを回して進み続ける自信を積み上げられれば、その先の成長や成果にもつながりやすくなる。

副業OKの会社ならローリスクハイリターンのチャレンジになる


副業業務委託を行うことは、副業OKの会社という前提であればローリスクハイリターンのチャレンジになる。

今振り返っても自分があの時誘って貰えたことがとても有り難いし、そこで「やる」という結論をもって正解だったと思う。

人生がより良い方向に変化したことは間違いない。

もし副業の業務委託を検討されている方がいれば、ぜひやってみると良いと思う。

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