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【広報・マーケの基礎用語】リードとは?

「リード」は、マーケティングの世界で非常に重要な用語です。リードとは、商品やサービスに興味を示している潜在的な顧客のことを指します。具体的には、例えばウェブサイトを訪れたり、資料請求をしたり、ニュースレターに登録したりと、何らかの形であなたのビジネスに関心を示した人たちのことです。


リードはどこにいる?

では、リードはどこにいるのでしょうか。いくつか例を見てみましょう。そして、こうしたターゲットとなり得る人たちとどのようにコミュニケーションを取ったらよいのか思いを巡らせてみましょう。注意すべきは、リードはまだニーズが顕在化しておらず、他にも検討している商品やサービスがあるかもしれないということです。従っていきなり売り込む相手ではなく、自社の魅力や誠意のある対応で信頼感を醸成する必要があります。

リード候補①:ウェブサイト訪問者
あなたが新しいソフトウエアを販売している会社だとします。ウェブサイトに訪れた人が、製品のデモ動画を視聴し、その後に「もっと詳しく知りたい」と思って連絡先を登録してきました。この人はあなたの会社のソフトウエアに興味を持っている可能性が高く、リードとなり得ます。

リード候補②:ダウンロード資料
また、ある企業が白書やケーススタディなどの無料の資料をPDFなどで提供しているとします。これらの資料をダウンロードするためにユーザーが連絡先を提供すると、そのユーザーもリードとなります。彼らは資料を通じてあなたのビジネスについてさらに知ろうとしているからです。

リード候補③:メールニュースレターの登録者
メールニュースレターに登録する人もリードです。ニュースレターに登録するということは、その人があなたのビジネスや提供する情報に興味があり、より多くのことを知りたい、新しいサービスや商品が出たら情報を入手したいと考えていることを示しています。

まとめ

リードは、ビジネスにおいて新しい顧客を獲得するための第一歩です。リードを獲得することで、あなたのビジネスに興味を持つ人々と直接的にコミュニケーションを取る機会が生まれます。これにより、彼らを実際の顧客に転換するための道筋をつくることができます。マーケティング初心者として、この基本的な概念を理解することで、効果的なコンテンツマーケティング戦略を構築するための重要な要素を理解することができます。

今回はデジタルマーケティングの視点でリードについて説明しましたが、リアルイベントや展示会においてもリードと接点はあります。最初は対面での接触だとしても、その後のナーチャリングをデジタルで行い、顧客にまで引き上げていくことも重要なコミュニケーションになります。

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