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美容師が思う学校の校則について

3月1日に高校生が卒業を迎えました。おめでとうございます!

それと同時に美容室では卒業した方々がカラーリングやパーマなど高校生の時に出来なかったヘアスタイルにしたくて美容室にご来店します。

どんどん変わっていく姿を見ると本当に嬉しくなります。
美容師の仕事はカットやカラーをするのですがそれはあくまで手段です。お客様がよりキレイに可愛く、カッコ良くなり喜んで帰っていただく事が目的です。

1年ででも変化をしたいお客様がご来店する時期です。本当に楽しく思います。

そして同時になぜ高校や学校はそんなにもヘアスタイルを校則で厳しく取り締まるのか??

本当に疑問になります。以前にも書きましたがルールが多い集団こそ出来ない集団だと思っている中で前髪が眉毛にかかる、襟足が長い、縛らなきゃいけない、など安全性での事ならともかくなぜそこまで厳しくするのか?本当に疑問でしかありません。

それこそ目的と手段の間違いなんじゃ無いのか?とも思います。遅く先生方も感じているであろう疑問です。成績にヘアスタイルはどこまで関係するのか?勉強しない生徒はどんなヘアスタイルでもしないし勉強ができる生徒はどんなヘアスタイルでも勉強は出来ます。
中学生ではまだ身体も未発達なのでヘアカラー やパーマはあまり賛成出来ませんが髪型は自由で良いと思ってます。
以前にツーブロックなどで揉めた政治家の方もいましたし。。。
髪型は自分を表現する手段なので好きにした方が絶対に良い。そう思います。
これからの時代の校則としてもっと子供のやりたい事や自分を主張できる社会にしなきゃならないですよね。

例えば将来の夢が美容師の子供にヘアスタイルの自由を奪う事がどう言う事なのか?全く理解出来ないですよね。
結局縛る事でしか制御できない今の教育が露呈した結果なのかな?なんて美容師は思ってしまいます。

私の子供にはなるべく自由に生きてほしい。そう思います。自分のルールで自由に楽しんだ人が結局成功者です。

これからはもっと合理的な校則になってどんな人もヘアスタイルが楽しめる世の中になれば嬉しく思います。

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