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教える人の熱量が教わる人の成長を決めているかも?

私の美容室では来年から教育のシステムを変えました。
今まではスタイリストが集まり話し合いでアシスタントに順番でカリキュラムを教えていました。
私は今の美容室を3年以内に県内でまず最初に名前が上がる美容室にする!
1番だと明確な数字が無いのでメーカーやディーラー、一般のお客様からもとにかく認知度の高い美容室になる事をコンセプトに取り組んでいます。
その為にはまず美容室の技術の見直しや個々のレベル、外に発信するツールなど沢山ブラッシュアップさせなければならない事がありました。
そこでまず社内の人間の美容の技術に対する意識から少し変えていこう!という所でカリキュラムに目を向けました。
もちろん今のカリキュラムでもしっかり学べます。しかしもっとより質を上げるには?と考えた時に教える人の熱量が必要だと考えました。
そこで来年からカラーやシャンプーなどカテゴリーに分けながらその分野で1番得意な社員をリーダーとし、グループを組んでカリキュラムの見直しから教育までそれぞれで担当させる事にしました。
狙いは5つ

1.得意な技術は真剣に、不得意な社員よりも深く教えるので教わる社員がしっかり高いレベルで学べ、育つ
2.教育者は他薦と自薦で決めるので美容室全体から認められる存在となり、本人のモチベーションアップにもつながる
3.毎年教える社員の投票があるので自分のレベルも高く維持しようとしたり周りも抜こうと教える側の競い合いができレベルも上がる
4.最終的なクオリティーチェックは各分野の代表がするので教わる社員もしっかりとしたレベルまで仕上がる
5.教える人によるムラや教育の差が生まれないので教わる社員が困らない

もちろんこれだけではありませんがメリットはかなり多いと考えています。結局教える人の熱量が多い人って教えてる内容が好きか?嫌いか?で決まってると思います。嫌いな技術を教えてる人って熱量もないので教わる人もつまらないしいい内容にもなりません。
教育って熱量は本当に大切でその熱量が伝わるから真剣に聞いて学ぶし磨かれるところがあります。適当に教わると苦手意識が出る事もあります。美容師にとってアシスタントの時代に教わる内容は今後を決めかねない内容にもなるので大切です。

教育について教えている人の熱量で社員のレベルを上げる少しづつかもしれませんが各自に上がっていく事だと信じています。
また1年後どうなったのか?書けると嬉しく思います。

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