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宇宙元年




気がつけば1年以上投稿していなかった

桜を愛でる余裕もなかったが
あえて出かけてみた

世の中では
宇宙元年とか
何だか縁起の良い3日間

もしかして
なんだかんだ言って
私もそれに縋りたいから出かけてみたのかもしれない

なぜ人はこうも桜を見るのだろう

私は幼い頃から
綺麗に咲いても
すぐに花びらが散って
地面で誰かに踏み潰される桜は
その儚さが嫌だった

人生って
いくら学んでも
計画しても
思い通りにいかないもの

それを突きつけられているかにさえ感じる


医療現場にいたとき

「あなたも今元気でも
明日は私のようになっているかもよ。気をつけてね」

曇った笑顔で諭されたこと

今でも忘れられない

「今を生きる」

誰のために生きるのではなく
私の今を生きる



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