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【症例解説⑰】自毛植毛 20代男性 アルモHi-STANDARD法 生え際 1800グラフト 術後半年後 

こんにちは。アルモ形成クリニック 院長 植毛医の内田直宏です。

今回は症例解説シリーズの第17段となります。
患者様は20歳男性で、生え際の自毛植毛術の解説となります。
10代の頃は生え際がしっかりとあり、M字も目立たなかったとのことでしたが、20代前半から薄くなってきて、深いM字になり気になるということでご来院されました。

ご本人と相談の上、生え際の印象をがらっと変えたいということで
1800株、アルモHi-STANDARD法による自毛植毛手術を実施しました。
術前、術後5ヶ月の写真をご覧ください。

まず、術前です。

術前 正面
術前 左斜めから
術前 右斜めから

生え際の軟毛化と後退、M字部分の後退が明らかに見られます。
M字が深く、中央部と比べても後ろに下がっていますね。

患者様のご希望はM字部分をしっかりと一回で埋めたいとのことでしたので、
密度を45G~50G/cm2に設定して
手術はいつも通りCV計算を行い、ご希望の生え際に到達するまでに1800グラフトとしております。

それでは、術後半年後の写真をお見せいたします。

術後5ヶ月後 正面から
術後5ヶ月後 左斜めから
術後5ヶ月後 斜め右側から

いかがでしょうか。
術前にM字の進行していた部分が、毛髪で埋まり、黒々見えているのが分かるかと思います。
特に正面視で生え際の輪郭がはっきりし、顔が小さく見えていることが分かると思います。これこそが高密度自毛植毛の生え際効果(額縁効果)です。

当院はM字部分の奥について、軟毛化した部分の毛髪は置き換えだけでなく、既存毛を傷つけずに既存毛間植毛を実施しています。
そうすることで、離れ小島現象が生じにくくなるメリットがあります。

まだ術後5ヶ月のため、これからもっと毛髪が伸長し、ボリュームが増えてきますので、また1年後検診の結果をお見せしていきたいと思います。

本日は以上となります。

ご質問などあればお気軽にご相談ください。
ご遠方の方でもオンラインカウンセリングを行っておりますのでご利用ください。それでは、またお会いしましょう。

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