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【症例解説⑮】自毛植毛 アルモHi-STANDARD法 生え際 1600グラフト 術後半年後 

こんにちは。アルモ形成クリニック 院長 植毛医の内田直宏です。

今回は症例解説シリーズの第15段となります。
患者様は40歳男性で、生え際の自毛植毛術となります。
生え際が徐々に薄くなり、細い毛が多くなってきて、手術に踏み切ったとことでした。生え際の髪の割れ、細いのが気になるとのことでした。

当院開院以来、100症例は超えておりますが、
院内統計でも最も多いのが、「40代男性」「生え際」の手術となっております。

生え際1600グラフトは、グラフト数的にほぼ中央値とも取れる株数です。
術前、術後6カ月の写真をご覧ください。

まず、術前です。

術前 正面 ピン留めなし
術前 正面 ピン留めあり
術前 右側
術前 左側

術前は、生え際の軟毛化と後退、M字部分の後退が明らかに見られます。

御本人と相談の上、自毛植毛で軟毛化した部分を生え際をほとんど下げない方針としました。
手術はいつも通り密度計算(CV計算)を行い、ご予算も踏まえ1600グラフトとしております。

それでは、術後半年後の写真をお見せいたします。

術後半年後 術前 正面 ピン留めなし
術後半年後 正面 ピン留めあり
術後半年後 右側から
術後半年後 左側から

いかがでしょうか。
術前、生え際の軟毛化した部分が、良質なしっかりとした毛髪に変化しており、
ボリュームが出ていることが分かるかと思います。
特に正面視で生え際が下がるというよりは、明瞭に元気な毛髪ボリュームが増えておりますよね。髪も割れにくくなっています。

当院は軟毛化した部分の毛髪は置き換えだけでなく、既存毛を傷つけずに既存毛間植毛を実施することもよくあります。
絶対に避けなければいけないのは、軟毛化した部分を生える可能性があるからといってほとんどタッチせずに、その手前から移植するケースです。

すぐに離れ小島になってしまうばかりでなく、細い毛髪が目立つことで、正面から見たときに、側頭部上端の部分がペタッとボリュームが落ち込んで見えるので、髪を上げにくくなってしまいます。

これを避けるべく、既存毛間植毛を行うことで極力、後戻りを予防しながら、ボリュームを出す方法をとっております。
手間がかかるものの、メリットが多いと考えております。

本日は以上となります。

ご質問などあればお気軽にご相談ください。
ご遠方の方でもオンラインカウンセリングを行っておりますのでご利用ください。それでは、またお会いしましょう。

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