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【症例解説⑭】自毛植毛 アルモHi-STANDARD法 2500グラフト 術後半年後〜広範囲植毛編② 二兎を追う者は一兎をも得ず〜

こんにちは。アルモ形成クリニック 院長 植毛医の内田直宏です。

さて、今回は症例解説シリーズの第14段となります。
患者様は40歳男性です。
生え際の後退だけでなく頭頂部から前頭部にかけて広範囲に薄い方でした。
すでに内服を継続していたが改善せず、手術に踏み切ったとのことでした。

なるべく生え際を下げたいとのことでしたが、生え際を下げることはバランス的に難しいと考え、2回の手術での計画としました。

今回は、自毛植毛2500グラフト アルモHi-STANDARD法の手術を行っております。
1度目の手術での目標は、とにかく、頭頂部から前頭部のボリュームの改善でした。つまり、真上から見て透け感をなくすということですね。
術前、術後6カ月の写真・動画をご覧ください。

まず、術前です。

術前 正面
術前 真上から
全体的に透け感が目立っている状態。

全体的に薄毛が進行しているタイプの方で、特に生え際よりも側方(外側)についても毛髪が少なくなっておりました。

このモニター様の術前の動画です。
↓↓

術前の写真と動画を見てみると、残存する毛髪が後方にしかないことがわかります。しかも、量が少ないタイプです。
下げすぎない範囲で前の毛髪の印象を正しく作ることがキーポイントとなります。

奥からしっかりと入れることが肝要です。
最大のポイントは、生え際を作る際に医原性の離れ小島を意図的に作らないようにするということです。

それでは、術後半年後です。

術後半年後 正面
術後半年後 真上から

術後動画です。↓↓

いかがでしょうか。

生え際ができていだけでなく、頭頂部〜前頭部の透け感が大幅に改善していることがわかると思います。

ご本人の希望の生え際の位置はもう少し下の位置だったのですが、
今回は、生え際を作りつつ、前頭部(〜頭頂部)のボリュームが優先と考えましたので、2回目での計画としております。
まさしく、二兎を追う者は一兎をも得ずですね。

まだ、術後半年のため、これからボリュームは増えてきます。頭頂部〜前頭部のボリュームも増えてきますが、この時点でも非常にご満足いただきました。

それではまたお会いしましょう。

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