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スーパーマリオの映画を語ろう

こちらではお久しぶりです。

最近免疫力みたいなのがサボタージュしており、体調がすぐ悪くなる日々ですが如何お過ごしでしょうか?

想像力の筋力だけが増加して、物理的筋力はギュンギュン弱まってインドアな日々が続いています。ジョジョ5部初期でゴールドエクスペリエンスを食らったブチャラティ状態。

先日『ゴジラ-1.0』を見てそれを語るべきなんでしょうが、今回はブルーレイの発売間近の『スーパーマリオ』の映画について語りましょう。

ネタバレなので見たくない方はレッツブラウジングバック!!っていうかこの作品ほどネタバレに意味の無い映画も無い。






当方は『マリオブラザーズ』をファミコンのオレンジ色のカセットの固定画面のやつから、

スーパーマリオ1・2・夢工場・3、ワールド、RPG、ゲームボーイ版2作、ヨッシーアイランド、
64版、サンシャイン、ギャラクシー2、オデッセイ、

以上をプレイをしてきたので「マニアではないモノのそこそこの思い入れはある人種」を自称しても良いのかなー、とは思っております。クリアしたとは言ってないがな!!ギハハハ
マジで2なんてクリア出来ないだろ!

任天堂からの挑戦状?

今回の映画は現代キッズに向けて作られているであろう作品と高を括っていたのですがね?開始5分~10分で

・『パンチアウト』の1面のキャラの写真
・ゲームキューブの起動音がスマホの着信音
・クッパ城登場BGMでスーパーマリオ3の艦隊曲のフレーズ

出るわ・出るわの古参サービス。開始直後に「これは任天堂からの挑戦状か!?」と思うに十分な演出。当方が知らないだけで、他にも当方が知らないだけでその手のネタが盛り沢山だったと思われる。

楽しい子供プール

映画作品というより、ファンの知識や想像に寄り掛かったファンサービス作品という批評が正しい。もう底の浅い子供プールですよ、でも大人でも心地が良い。

「キノコを取ったら大きくなる」「スターを取ったら無敵になる」ネタバレにもならないくらい誰もが知っている事を、ダイナミックな動きで映像再現しているだけ…と文書で書けばそうなんですが、それを誰もが30年以上待ち望んでいた感もあり、それなりにキッチリ映像化してくれたのではないかと。

エンドロール後に出てくるヨッシーの卵も「今回は出す暇無かったけど忘れてないからね!」という任天堂からのメッセージと受け取れます。

40過ぎたオジサンが見てもそれなりにワクワクするものがあったし、これをゲーム好きな多感な時期に見たら夢中になったんだろうなー。

それを考えると海外が先行公開で、国内ではGW直前の4/28公開だったのは「親子で見て欲しい」思いが込められてるのかもしれません。

長年見て見ぬフリしていた問題

今回の映画で判明した「マリオがそんなにキノコが好きじゃない」というのも衝撃公式事実だが、太古から直面している問題として「何故クッパは異種のピーチ姫をさらうのか?」という難しい部分に気を使ってる様に感じた。

ピアノを弾く多才なクッパがシャンソンでピーチに対する粘着質な想いを語り、「微笑ましい」と「気持ち悪い」のかなりギリギリインコース境界線。

あのへんは大人と子供を納得させるのに苦労したんじゃあないかなー、と勝手に。

ストーリーも二転三転して最後まで退屈せず、まさかスター取って無敵になるのを見て「うわあああい♡」ってなるとは思わなんだ。

多分家で見たら途中で寝ちゃうんだろなー。
だから映画館という緊張空間で見れて良かったです。
映画館にはそういう良さもあるんですよ。

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