小説吉田学校(第2部)党人山脈


保守合同により自由党と民主党が合流。今の自由民主党が誕生する。
また日ソ国交回復交渉にかける鳩山一郎の執念を感じた。やはり総理大臣になると何か大きな実績を残したいと思うようだが、この人も例外ではなかったのかそれとも吉田茂に対する対抗心か?ただ日ソ共同宣言後あっさり引退しておりこれ以上権力に執着する気も無かったのかとも思う。(三木武吉という後ろ盾を失ったこともあると思うが。)
後継を石橋湛山と岸信介が争い石橋が僅差で制するも、病に倒れ引退。結局、岸内閣が誕生。新安保闘争から池田、佐藤へと首相が移り変わる様子を描いていて面白かった。



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