見出し画像

オタール・イオセリアーニ監督の映画をテーマごとに紹介していきます(1)🎬

「オタール・イオセリアーニ映画祭 ~ジョージア、そしてパリ~」に向けて、宣伝スタッフが監督の作品のうちテーマ毎におすすめ作品をご紹介🎵

初回は…「とにかく乾杯したい時」🍷


『歌うつぐみがおりました』

主人公のギアは、気が多くルーズだが憎めないやつ。みずみずしく描かれた初期の傑作

いろんな出会いと乾杯に満ち溢れた作品。
観終わったあとは、自身の人生と出会いや別れについて
ワインを飲みながら考えたくなるかも・・・。
(ティンパニー奏者の演奏にも目がいくようになるかもしれません)

『群盗、第七章』

中世から現代、ジョージアからパリへと時空を超えて繰り広げられる荒唐無稽なジョージア史劇。

かわいらしい音楽から突然の銃撃シーン。
さらに、時代を超えて繰り返される戦争シーン。
でもそれはただの日常で、どんなときも乾杯は必須。
ラストの乾杯シーンは圧巻です。

『素敵な歌と舟はゆく』

様々な人と動物がパリを舞台に交錯し、ほのぼのとした幸福感が心を満たす群像喜劇の傑作。

金持ち一家のパーティには、動物たちが沢山登場。
家族との乾杯、町の浮浪者との乾杯などさまざまな乾杯とともに
ストーリーが繰り広げられます。
観終わった後は、ノンシャランと
大切な誰かと一杯やりたくなること間違いなし!

『蝶採り』

古き良き時代へのノスタルジーをにじませながら、お金の力とはかなさをシニカルに描いた作品。

牧歌的な共同体が、バブル景気の日本人に
破壊されるというなんとも複雑な気持ちになる作品。
イオセリアーニが「この映画は取り返しの付かない
喪失を表現している」と語る通り、今の生活に乾杯したくなります。

オタール・イオセリアーニ映画祭は、2月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シアター・イメージフォーラムにて劇場初公開含む21作品一挙上映!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?