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【総集編】Mトーナメントで石立岳大プロに沼った話・増量版【のようなもの】

Mトーナメント、終わりましたね。
筆者の推しである石立岳大プロは総合3位でした。皆さんそれぞれ見せ場のある本当に痺れる対局でした。

前回のようなガンギマリ系noteは最初で最後にしようと思っていたのですが、気づけばまたつらつらと書いています。

だって沼が深いんだもんよ。

尚、突如石立プロという沼に足を取られたオタクが取り乱しながら書いた前回noteがこちら↓


この記事が思ったより皆さまから反応を頂けてフゥー⤴︎⤴︎⤴︎となるとともに、やはりみんな彼に沼っている…!と確信を得ました。オタクソウイウノクワシイ
こんなんもうMトーナメントが生んだスターなんですわ。

ということで、筆者の筆者による筆者のためのMトーナメント総集編、またの名をほぼ石立プロだけを切り抜く狂気の沙汰編をお送りしたいと思います。ヤバさとエグみを感じたら引き返してください。オタクとの約束だよ。

そして、これは前に公開していたものを3ヶ月ほど経ってから更に気の向くまま増量させたnoteです。公開日時は何一つ変わりありませんがそういうことなのです。文字数が1.5倍くらいになっていますので、のんびり眺めて頂けると幸いです。


尚ここからは、石立プロを指す時に愛称である「あいだてさん」が飛び出すことがあります。
※前回記事にも参照していますが、「あいだてさん」の由来はこちら↓




●予選 1st


まあなんと言ってもここのハイライトはウイニング水飲みとガチガチインタビューなんですけど(最速の暴論)、それはそれとして入場から追っていきたいと思います。

うんうん。凛々しく入場し静かに着席、静かに闘牌の開始を待つ……かと思いきや。

フキフキパタパタ

「手汗が凄かった」とインタビューで仰っていたようにめちゃくちゃ拭いています。誰より拭いています。俺でなきゃ見逃しちゃうね。

けれどそれも束の間、いざ対局が始まればこれこのように。

相変わらず放送対局画角の天才。顔が良い

この入り込んだ表情に、思わずほほう顔が良い…と惹き込まれたのを覚えています。その時はなんかこの得点表示に出ているアイコンと雰囲気違うな?  くらいだったのですが、それから息を呑むような打牌選択の数々。

最初に印象的だと感じたのは東3局 1本場、石立プロの親番。1枚目のダブ東をポンして切った牌が中だった場面。

なんかこう麻雀のnoteっぽい(タグ詐欺)

筆者は素人丸出しなので多分端っこの牌のどれかをふんわり切ってたかなあと思っていると、土田さんもこの順目で中は珍しいねとの解説。ごりごり鳴いていくスタイルではあるものの数牌を大事にするタイプ、何だか珍しい、ような気がする。そうよねえと頷いているうちにみるみる面子ができ、いつの間にか5800のアガリ。

その辺りからエンジンがかかってきたのか、あーんな危険牌やこーんな危険牌、選り取り見取りパラダイスを切って切って切り飛ばしまくってアガリや聴牌収支をものにし、一試合目オーラスでもトップ取りの条件が揃ったと見るや、Mリーガー三人相手に押して押して逆転トップを飾ります。

続く二試合目でも瑠美さんには放銃してもヨシ!理論のもと、終盤に打った弩級の危険牌が刺さって12000を献上するなどある種の大暴れっぷりは健在。普通一試合目トップ取った人って大体ステルスしてひっそりと終わりを狙うんじゃないんですかね。全局参加型の凄みってやつを見せつけられた気分です。

これは筆者が特に好きな局の紹介なのですが、南1局三本場、瑠美さんへ12000放銃した次局のこと。村上プロがカン5萬待ちリーチ。一発目は安全牌の中を切ったんですけどその次からですよ。

安牌  とは  検索🔎

……え、安牌じゃないよね???
筆者は素人なのでアレなんですけど安牌じゃ、ないよね??? 土田さんも日吉さんも誰も何も言わないけど石立プロならまあその位押すでしょって麻痺してるとかなんですかね。でもピンズ(の下)、場にドっ高い気がするんですけども。え、気のせい? 混乱してきました。

いやまあ聴牌してますよ、ピンフ赤ドラ黙聴、局が回れば良し。でもその直後に仲林プロからもリーチ入るんですよ、そりゃあもう気合乗りまくった摸打の渾身~! って感じのリーチが。そんな2軒リーチに挟まれた石立プロは素知らぬ顔で(※想像)7sを切ります。

仲林プロの4sのスジ、村上プロの捨て牌的に索子の上は割といけそうっぽい? くらいの理由だと思うのですがそれにしたって1s連打の方がより安全そうな気がします。しかも自身の待ちは4-7p、素人わいは拾える気がしません。だって片方ドラだぜ???

ですが結末はすぐ、仲林プロからの7pをとらえて見事8000のアガリをものにするのです。何が見えてるん?まじで教えて。


そして続く南2局、村上プロの親番。中盤でドラの6sを持ってきた場面。

\やぁ/

こういう時に限ってやってくるドラ先輩。あなたのこと欲しいのは今じゃないんですわ。

筆者の趣味の時間

点数確認中推し、放送対局画角のバフもさることながら横顔の美しさだって最高だと思うの。
卓上を穿つこの鋭い目線も最高だと思うの。
そして色々な要素を検討したであろう数秒後、

ほな行ったろ

はい~~~実際聴牌してないけど聴牌で~~すって思わせるやつ~~~~~~!!!!!親の現物3sもあるのにね~~~~~!!!!

正直めちゃくちゃ興奮しました、こういうブラフムーブ大好き。すべてはアイシールド21という漫画に植え付けられた性癖なんですけど(漏れ出るオタク遍歴)、今思い返すに多分このドラ打ちが沼入りを決定づけた気がします。

タンヤオ狙いで手牌は中張牌のトイツだらけ、肚の括り方が凄い。そしてこの一打が奏功するさまがお見事としか言いようがない。何せこの6s打ちから明らかに村上プロはオリ気味の選択を始めるわけですから。

終盤6mをポンして、石立プロが真に聴牌を果たした時の日吉さんのアテレコ風実況がまた良い。全人類聞いて欲しい。そしてこの6sを持ってきてからの一連の動きがなんかもう意味わからんくらい好きなんですよね。

顎に手を当てて考えるさま、点数表と睨めっこする横顔、身を乗り出してぐっと伸ばされる首筋、卓上を射貫く視線、そして意を決したように殊更にそっと置かれる牌。全部美しかっこいい。ドラマ。

南3局も村上プロのリーチに4連続くらい押すんですよ。文字数がパンクしそうなので割愛しますが、發とか生牌なのに一秒も満たない内にさくっと切ります。そしてその末に仲林プロからラス牌打ち取るあたり、今までのMリーガーにいなかったタイプすぎて魅了されてしまったわけです。

とまあ、終わった頃にはすっかり手ぇ叩きました。この人の麻雀めちゃくちゃ面白~~~い👏👏👏って。

こんな必死なウイニング水飲み初めてだよ

そしていよいよ始まるあいだてさんインタビュー伝説。1試合目の1位となった選手に行われるインタビューでは、極度の緊張のせいかインタビュアーさんガン見スタイル。


\こっち向いて/


正面カメラVSあいだてさん


正面カメラ敗北画角

あまりに正面カメラを向かないせいで別のカメラで映されるという珍事。さっきまであんなにしれっとした顔でキレッキレな麻雀打ってたのにですよ。

尚この試合のインタビューでのお気に入りフレーズはぶっちぎりで「(8筒は)チーかロンだと思ったんですけど……行っちゃいましたね!笑」です。多分緊張がなければかなり面白い人なのでは?  さすが推し、底が知れません。

「2半荘じゃ覚えてくれない」なんてとんでもない。雀風もキャラクターも唯一無二すぎて即覚えましたよ、人を惹き付ける天才すぎる。

あと全く入れる隙がなかったんですけど、この試合でやたらバリエーションに富んだ眼鏡クイッスクショが撮れたのでぶち込んでおきます。
100%個人的趣味ですが需要は絶対あると踏んでいます。眼鏡あり原理主義者の方々はどれかお好きなのありますか? 一押しあったら教えてください。

知的眼鏡の代名詞、中指クイッ。
推し…二次元キャラだったのか…?


人差し指バージョンも捨てがたい


探偵が脳内で高速謎解きしてる時のポーズ



●予選 2nd

色々衝撃的だった予選1st卓の次は全員白ユニ推薦組という変則卓。実を言うとですね、私は全員推しだったんですよ。血涙案件です。

IKUSAからBeastオーディションから見ない日はなかった浅井堂岐プロ、女流桜花をとって賞金全額ボートレースにオールインした白銀プロ(と動画内でやたら生き生きしていた勝又プロとそれを許可した連盟ch)、バスローブという無敵すぎる面白個性を宿しながらめちゃくちゃかっこいい藤島プロ、そして面白すぎる初戦で急遽推しに入ってきた石立プロ。

みんなお揃いでかわいいね

なので誰が勝ち上がっても嬉しいし、誰が負けてもどこか寂しい、心が2つある状態。オタクにはよくあること。

試合そのものはとにかく藤島プロがきつい展開が多かったのと、第2試合の浅井プロVS白銀プロの1300点を巡る攻防に焦点がいっていたように思います。

でも振り返ってみれば石立プロは総合1位。どゆこと?

やはりギリギリを攻めて勝ち切ったからというのと、小場においての聴牌収支をしっかり取っているということ。ステルスしているのに気づけば2位くらいにつけている。そして勝負所と見れば危険牌との勝負祭り。石立プロの満貫三色VS浅井堂岐プロの強引混一色対々和も面白かったです。

……ただね、小技が効きすぎてて素人がこのnoteで説明しようとしても無理なんですわ。だから全人類、Mトーナメント見よう(このnoteの存在意義とは)

では試合終了後、あいだてさんのインタビューはどうなったかと言うと……まず1試合目終了時トップインタビュー。

「折角掴みかけたチケット、手放さないよう
2戦目もしっかり打ちたい」

な、何ぃ​───────?!?!?!
詩的な表現が出てきただと?!?!?!

続いて2戦目終了時の総合1位インタビュー。

おわ​───────?!?!?!?!
正面カメラに向かってしっかりと笑顔を見せていらっしゃる!!!!!!

もう凄まじい習熟度ですよ。この間にもきっと沢山の練習があったのでしょう。なんかもうね、自分の中で加速度的に推し度が深まっていくのを感じましたね。

トーナメントを通じて大体の実況と解説の方が石立プロのことをこう評するんですよ、「思わず応援したくなるような」って。

ほんとそれな。
ほんとそれな~!!!!!!!!


●ファイナルステージ(ベスト16卓)


何といってもここでの石立プロの代名詞は「一発消しの達人」一択でしょう。あとお目目ぱちぱち事件。

遂に王者ABEMASが出てくる3回戦、なかなか思うように手が入らない・手が実らない中でもしっかりお仕事を遂行するさま、まさに必殺仕事人。結果的にそのサボらない姿勢が苦しみながらも見事通過という結果を引き寄せます。

その仕事ぶりが炸裂したのは計二回。
一回目は一試合目のオーラス、松ヶ瀬プロの親番。その松ヶ瀬プロが聴牌、リーチが飛んできます。この時点で石立プロが3着、松ヶ瀬プロが4着。ここでアガられるとラス(の可能性が濃厚)。

Mトーナメントの仕様上、一戦目1~3着を取った時は2戦目でもまあまあ目が残されているのに対し(1位:局回し  2、3位:トップ取りでほぼ無条件)、4着を引いた選手はトップ必須条件にプラスして他者の着順まで意識を向けねばならず、突破までの難易度が跳ね上がります。

つまり、石立プロにとって絶対アガられたくない手なのです。というわけでお仕事の時間です。

ちょっと失礼しますね~

上家の浅井プロの一萬をチー、お仕事を真っ当した先に待っていたのは……

必 殺 仕 事 人(南が流れた)


フゥ~~~~~食い流しだぜ~~~~~!!!!!

スーパーライトな観る雀の筆者、やっぱこの牌が流れる流れないでわーきゃー言ってたいのよ。これが功を奏し、石立プロは一試合目を3着で耐えます。

続く二試合目。このままだと負けちゃうかも…🥺とほんのり涙目だったらしい入場シーンがこちら。

藤島プロの連盟ロゴぎゅむぎゅむ継承の儀

確かにちょっと感じ入った表情をしているような気もします。でもまあ、実況解説の方が口々に言う「よく集中できている」の通り、対局が始まればいつもの雰囲気ましまし雀士のできあがり。

反対側の放送対局画角
推し、こちら側でも顔が良い。
やはり天才か

そうこうしている内に松ヶ瀬プロから満貫を打ち取り、日向プロとの字牌のめくり合いを制し、場は東4局。あれよあれよと言う間に槓ドラが二枚追加されたド派手な戦場へ。ここで起こるのがそう、かの有名なお目目パチパチ事件ですね(オタクすぐそうやって事件扱いする)。

東4局も残り数巡、親番の日向プロ以外全員聴牌を入れている状態。石立プロの手牌は赤ドラがあるわ元ドラが重なるわ槓ドラが2枚乗るわのプチフィーバー状態。まあ言うて全員高いんですけども。なんやかんや自己都合でみ~んな押しまくる中、浅井プロから出てきたのは元ドラの2筒。

そぉい


そんなことある?

思わずお目目をパチパチ。
この表情を抜いたスイッチャーさんのナイスプレーに古橋プロの実況、解説の竹内プロの爆笑。それらが混然一体となり描き出されるのはあいだてさんの可愛らしさ。世界があいだてさんにひれ伏してしまうな。かわいいは正義なのか、この局のアガリはなんと石立プロの12000。やったぜ。

そしてトップ目で迎えるオーラス、親は着順勝負の相手である日向プロ。親の攻撃を必死に耐える石立プロ。しかし南4局1本場、親から絶好の6-9s待ちリーチが飛んできます。その数なんと絶望の山5。終わった……終わ、った…………?

いいえお仕事の時間です

これが運命を強引に引き寄せる、二度目のお仕事。ご丁寧にも竹内プロが「こ~れ次浅井さんに来るのが9索とかだったら……」とフラグを建築してくれます。見事な一級フラグ建築士っぷりです。そして日向プロの元にいくはずだった牌をツモった浅井プロの画面には……


わしじゃよ(6索流れた)


フゥ~~~食い流しだぜ~~~!!!!(二度目)


実況も解説もきゃっきゃしていた、おそらくこの試合一番の盛り上がり。この局はなんとそのまま流局。最終的に石立プロと日向プロの着順勝負は石立プロに軍配があがり、総合2位でセミファイナルに駒を進めることになります。

趣味の時間

ほっとひと息でかわいい&どことなくアンニュイ。退場時ですら一粒で二度美味しい。

そういえばここのインタビューもまた事件だったんですよ。

そうです、コメント欄で(>_<)の絵文字が乱舞しまくったなんともかわいい表情と、

この驚異の若見え事変。


御歳43って誰が信じるんですか?ほんとは20代ですよね??????

お肌ぴっちぴちやないか!!!!!!!!!!!


●セミファイナル


セミファイナルは王者ABEMAS二人に対するは石立プロを含む推薦選手二人という、なんとも見事な構図。美しい。あまりにも出来すぎている。
お約束大好きな週刊少年ジャンプでさえ昨今あまりお目にかからんぞ。

もうこの試合はほんと……本っっっ当に見どころが多すぎてリアルにここだけでnote一本成立すると思ってるんですけど、でも頑張って圧縮したいと思います。もういつも言ってるけど全人類見よう、それが手っ取り早いよ。尚、この辺りは前回noteと重複がある箇所となります。

一試合目の見どころは何と言っても三色含みのフリテンリーチ。9筒はすでに枯れ、実質松本プロと同じ3-6筒のめくり合いになったこの局、制したのは石立プロ。

スーパーヒーローツモ

あまりのヒーロー属性ぶりに度肝を抜かれた瞬間ですね。日吉さんの喉も中々いい感じに引き絞られてました。このテンションブチあがりな最高なアガリを決めるも坂本プロの連続12000のアガリなどもあり、1試合目は3着。
セミファイナル厳しすぎん?

そして少々余談ですがこの一試合目の南3局、石立プロと松本プロでリーチ後めくりあいになった所があったんですね。結果は石立プロの放銃。

口角があがったような珍しいショット

なんだか震えが見える気がするんですよね。全身が戦慄くのを必死に噛み殺しているように見える。カンされてドラがどこまでのるかわからない状態、裏ドラ次第ではこのトーナメントの通過戦線から転げ落ちてしまうかもしれない、そんな刹那に見せた表情がこちら。結果的に3200で済むのですが、見ているこちらにまで緊迫した空気が伝わってくるような、空気の薄さがこちらにまで迫ってくるような。この場面を見て、自然と呼吸が浅くなったのを覚えています。「勝負の場」という特別な空気を運んできてくれる、本当に魅力的な麻雀プロだと思います。


しかしそれで終わらないのが石立プロ。
あまりに劇的な2試合目が用意されていました。

前のめりで卓上を見つめる 静かに燃える瞳

さてまずは……と書こうとしたけど言うて全部は無理ゲーです。

●確定三色 2-5s拒否 西単騎追っかけリーチ
●松本プロの怒涛の連荘
●それを自力で止めた石立プロらしいチーから入った12000
●最後に立ちはだかる多井プロ
●それに勝負しにいく4mプッシュ
●最後すら自分で蹴散らした1000-2000

なんせざっくりあげただけでこの位あるので……しかも全部が全部中身が濃いので……。試合の流れだけであれば後述するプロによる観戦記を見て頂くのが一番ではあるんですよね。

しかしこの記事は大前提として素人がノリと勢いだけで推しにフォーカスする記事。ど~~~しても書きて~~~~!!!となった所は書いちゃおうと思います。ちょうど文字数も5桁突破したのを観測したところで読みやすさなぞ度外視、狂気の煮こごりだけ見ていってくれ。

狂気の煮こごり第一弾は南3局6本場、松本プロの親番。松本プロに怒涛の連荘を許し微差でまくられている所に以下の配牌。

(左側は見なかったことにして)配牌ドラ暗刻

ドラ暗刻とは言え左側はバラバラ、萬子も枚数は多いもののペンチャンカンチャンだらけ。筆者はこの配牌貰ったら嬉しいような、とは言えどうしたもんか、みたいな気持ちになります。

さてこの手牌を石立プロはどうしたかと言うと、

これをこうしてこうじゃ

確かにカンチャンだし急所っぽい、素人でもなんとなくわかります。なんとなくね。でもこれほんまよう鳴くな?????ここ鳴いてじゃあ役を何にして上がればええねん。混一色なのか一気通貫なのかタンヤオなのか、これを一巡ごとに精査して舵を切らないといけないんですよね?無理、音を上げたい。素人はとりあえずツモに聞いて手なりリーチしたい。どれだけ鳴きを使って戦ってきたのかがふと香るような景色。美しいなと思いました。

そしてこれが最終的にタンヤオドラ4赤 12000に化けるんだからもう本当最高。リアタイしてて良かった。


あとは最後の最後、南4局二本場。
終わらせるには絶好の配牌を貰い、するすると一段目で聴牌。からの、

王様リーチ
(待ちは変化して5-8p・中)

通過2位の位置である坂本プロに当たり牌の差し込みを要求する、完全王様リーチを敢行。ここのリーチ発声がですね、
圧倒的支配者~~~~!!!!!!
って感じでこれがまた痺れるんですよね。今までとは違うベクトルの”強気”を感じられてとてもおいしい。卓上を完全に制圧しているような表情&声。刺さる人にはあまりにもぶっ刺さる。その一人が筆者なんですけど、(大体いつも刺されてる)劇薬ですがおすすめです。当たり牌要求リーチをかけておきながらやはり我にはサービスセンターなぞ不要、とばかりにツモあがった所も個人的に面白ポイント高いです。

さて。
筆者の雀力&筆力不足により書けなかった所はこちらをご参照いただきたいと思います。

そう、プロによる観戦記です!(外法の技)

yahooニュースさんはサムネの王者撃破の文字が最高にかっこいいし、キンマwebのこのね、このタイトルの秀逸さがめちゃくちゃお気に入りなんですよね。

「天才は いる」の、この半角のスペースから感じられる様々な情緒が本当に、もう言葉に表せないくらい素晴らしい。たった半角空くだけで、こんなにもしっかりと天才の実在を訴えかけてくる。大真面目に私はこのタイトルを見た瞬間泣きそうになりました。そしてこのタイトルをつけて記事を書かれた方も大大大天才だと思います。

さて、そして私が何度でも擦りたいのはこちら。


イケ散らかしたパフォーマンス

もうお分かりですね。2試合目退出時のカメラに向かっておこなった、連盟マークをぽんぽんと叩いていった伝説のパフォーマンスです!!!!!見ろ世界!!!!!!!!!!!!!これが連盟だ!!!!!!!!!!!!これが連盟の石立岳大だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう無理ほんと無理、こんなかっこいいこと許されるんですか? 反則すぎるでしょ……

多分同じことした人何人かいると思うんですけど、繰り返し見ました(白状)。

連盟のイメージと遠い所にいる雀風の雀士が示す、連盟への最高の愛ですよ。
エモすぎてのたうち回りました。
そしてこの深い沼にいます。

これはセミファイナルの激闘を通しで見た後にぜひ動画で見て欲しい。この時コメント欄だって凄かったんだから。




……で、ですね。
やっぱりほら、今までの流れ的にあいだてさんと言ったらインタビューじゃないですか。切っても切れないニコイチの関係じゃないですか。

この激闘&痺れるパフォーマンスをしてくれた後に待っていたのはそう、こちら。

お手手ぱちぱち「やりました~☺️」


温度差!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
風邪引くが!?!?!?!?!?!?!?!?!

更には坂本プロのインタビュー中(ここまででAbemas3人倒したから気分的にはもう優勝、というお茶目な趣旨)にも自らカットインしてくる離れ業も披露。

わしもAbemas3人倒した

なんだ確変入ったか? これは天変地異ですよ。

ついにファイナリストへ

「ご自身のインタビューの点数は?」
「120点です(ドヤ)」

うーん、かわいさ100億点!



●ファイナル

……

…………

…………………


すみません、修行が足りませんでした。

最初に記事をあげてから3ヶ月、今回気の向くまま増量しておいてここだけはビタイチ増えないの一周回って怖さがありますね。筆者はどれだけの期間悔しいんでしょう。それだけ勝ってほしかった証左でもあるのですが、いやあ人間ここまで徹底して書けないこともあるものですね。個人的にここのまとめを行うのは諦めています。そんな訳でこれをご覧になっている慈悲深いそこのあなた、


あいだてさんのMトーナメント決勝の記事書いてみません?????????????Mトーナメントと言わず書いてみません?????きっと楽しいよ(沼に引きずり込むオタクの図)

しかし試合内容は書けずともインタビューはしっかりあります。だってほっこりしたからね。

晴れ晴れとした表情

悔しいながらも笑顔を覗かせてくれ、正面カメラをしっかり見据え言葉を紡ぐ。それから笑いも提供。インタビューの上達っぷりにこちらの心境はもはや孫の成長を喜ぶ祖父母のよう。

それにしても第2試合、「見逃す前提の手づくりをせねばならず、初めてやったけれど面白くもあった」ってどれだけこの極限状態で麻雀楽しんでるだろうとびっくりしました。ドラゴンボールの悟空か何かですか? 

「今日のインタビューの点数は?」
「260点」

尚、この謎の点数申告によりエゴサが捗ったと後のあいだてさんは語る。インタビューで特徴的な点数を言うことでエゴサ効率をあげるというあいだてメソッド確立の瞬間でもありました。


まつかよを吹き出させるポテンシャル

まとめとして卓外もしくはレアな角度からの眼鏡直しスクショ、not眼鏡直しだけど個人的にかわいいアンテナにティンときたスクショをまとめてMトーナメント編を締めたいと思います。

ドキッ☆眼鏡直しパラダイス

総集編の増量版と銘打つからにはこうでなくてはなりません。よって頑張りましたが、この画像群を編集している時が一番己の正気を疑った時であるというのは秘密です。何はともあれ、

総合3位、お疲れ様でした!



●SNSにおける石立プロ

ここからは番外編。石立プロをより味わうためのエンドコンテンツ、すなわちX(旧Twitter)について書き連ねたいと思います。

対局中の顔、インタビュー中の顔。何度も何度もこのギャップが凄いオブザイヤーと擦り倒しましたが、石立プロには第3の顔があります。それがTwitter。

https://twitter.com/takehirosan1209

ちらりと覗いてみると……そうですねー、またしても温度差で風邪引きそうです。

Simejiに内蔵されていそうなかわいい顔文字を使い倒し、リプには迅速に対応、いいねも爆速。更には饒舌、エゴサ検定1級。何とはなしに寡黙で絵文字は使わない主義かと思いきや、はちゃめちゃにTwitterライフをエンジョイしています。

インタビュー時が朴訥としたかわいらしさだとすれば、Twitterは純度100%かわいいの暴力。やはりMトーナメントの影響は大きく、フォロワーは爆増だったようです。筆者もにわかオタクの務めとしていそいそとフォローしました。

確かセミファイナル始まる前がフォロワー数2400ちょっと、トーナメント終了後しばらく、今私が書いている時点で5700弱。これはすごい、倍以上に増えているではありませんか。さぞかし人気者の仲間入りを果たして……



なんでフィーバー来たのにフォロー数の方が多いんだよお!!!!!!!

……そうこの石立プロという御方、爆増したフォロワーさんに律儀にフォローバックし続けているのです。筆者の急造木っ端アカウントにも同様にフォローバックして頂きました。
聖人すぎんか?????????(それとMトーナメント終了後、Twitter上で連盟さんの若手雀士にとても素敵なメッセージを投稿されているのでそれも必見です)

フォロバして頂けたことはとてもとてもとても嬉しい、混じりっけなしの本心です。けれど推しにはこんな私のアカウントなぞいいね1つ投げてくれれば重畳で、一気にスターダムへと駆け上がって欲しいジレンマ……ギギギギギ……(複雑にねじ切れるオタク心の音)
どうにかならんか。どうにかならんかー!

……とりあえず日常的においしそうなラーメンポストを見たい方はあいだてさんをフォローすることをおすすめします。そして浦安そばに洗脳されればいいと思います。

そしてTwitterとは別に、このnoteのアカウントも石立プロはお持ちです。今回のMトーナメントでその独特かつギリギリまでアガりを放棄しない手牌進行、押し引きの妙、時にぞっとさえするような読みの深さ。彼の麻雀に釘付けになった方も多いのではないかと思います。

それならばアンケートでもとって多くの方が興味のある1局を解説noteにしてみるとかすれば良さそうなものを、我が推しときたらこれですよ。

実際はもんじゃ焼きについて語っています



なんでだよお!!!!!!!!!!!!!(2度目)


いやかわいい、本当かわいいわ流石推し……まあまず初めて大きなタイトルをとった時ですらベスト8卓の東1局で解説が終了するという面白具合なので……(あいだてさんのnoteはこちら↓)

 
東1局が3つの記事に渡るという斬新すぎるスタイル。そして手記はここで途切れている──。
(※一度通して読んでみると一瞬でこんなに考えているのかとびっくりします。読み物としてもとても面白いです)

この頓着のなさが魅力でもあるのでしょうね。
それはそれとしてもんじゃ解説noteはめちゃくちゃ見たい。

(8/17  更新)
とか言ってたら本当にもんじゃ解説noteが爆誕しました。

そして実に一年ぶりに更新されたこのもんじゃの極意noteはあれよあれよという間に多くのスキ!を叩き出し、あまつさえnote公式さまにまで取り上げられるフィーバーぶりを実現。

あまりある文才に素直に嫉妬

オタクの世界では神絵師や神字書きになるために

●焼肉を食べる(神と呼ばれる人達がよく食べているから)
●猫を飼う(神と呼ばれる以下略)
そして
●神絵師・神字書きの腕を食べる(神そのものの摂取)

を行うと良いという都市伝説があったりなかったりするのですが、なんやもうあいだてさんの腕でも食べれば良いんですかね?いきなり全noter垂涎の公式ピックアップ抜擢とか……うら…うらやま…超羨ましい!!!

更なる高みを目指すあいだて先生

卑しくも羨ましがるパンピー筆者に対しあいだて先生はあまりにストイック。レベチとはまさにこの事でしょう。

このように多彩な顔を見せてくれる石立プロのX(Twitter)、フォローして損なしなのです。


●おわりに


書けば終わる書けば終わると一人唱え続けてきたこのnoteも大分終わりに近づいてきました。ので、少しだけ真面目モードになります。ちょっと……いやまあまあ恥ずかしいですけどね。


私が石立プロの対局を見たのはMトーナメントが初めてです。1回戦からファイナルまで、計10半荘。たったそれだけの対局で推しになりました。それだけ石立プロの闘牌は鮮烈だったのです。

おそらく彼の中で構築されているであろう理論の元、押し出される強気の選択の数々。腹を括った強烈な押しを見せたかと思えば、冴えわたる危険牌止め。よくまあこんな状態から鳴くな?  と思わせ、そして何故か聴牌やアガリにまで結びつく魔法のような副露。

こんなに毎回身を削るような、抜き身の剣を肌に当てられているような。ひりひりする鋭さを感じるとともに、それでいてわくわくもしました。

私は麻雀に関しては素人ですし、言葉もうまくありません。上手に伝えられる自信はまるでありませんでしたが、それでも今回、筆を執らずにはいられなかったのです。

素敵な麻雀を見せてくれて本当にありがとう。


これからも良い対局に恵まれますように


日本プロ麻雀連盟所属、石立岳大プロ。
たった10半荘で私を魅了していった、私の一番の推しです。


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