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ストレングス・ファインダー/自己分析ツールの使い方(始める前にすべきこと)

自己分析ツールとして有名な「ストレングス・ファインダー」をやってみました。34種類に分類された特性(〇〇思考とか〇〇性)から、自分の特性を知るための、いわば人間性診断テスト。

今回は、この種の「自己分析ツール」をどうバンド活動に落とし込むか、が目的地です。


まず前提として、概要&自分なりの使い方(始める前にすべきこと)を。

普通は、↑の本に載ってるアクセスコードを入力してやるみたいです。

が、僕はオンラインで、「クリフトンストレングス34」という方を購入しました。→https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/254039/strengthsfinder.aspx

どうやら本経由だと上位トップ5しか分からないよう?です。しかしクリフトンストレングス34の方だと、文字通り34項目全てが順位付きで出ます。

僕は「自己評価とのズレ」を知りたかったので、全てが分かるクリフトンストレングス34の方を選びました。むしろ足りない能力(欠点)の方が知りたいですし。



始める前の仮説

こういう性格診断(テスト)系のツールって、「始める前に仮説を立てられるか」が最重要だと思ってます。つまり、

①テストを受ける前の自己評価
②テストによる客観的評価

この2つを比較しないと、元々の自己評価を改善しにくい。テスト結果が出てから検証しても、結果に引っ張られてしまうから。結果の分析も大事ですが、事前準備もした方が良いなぁと。


したがって、僕は診断前にまず、トップ10に入りそうな特性の予想を立てました。以下34項目から選びます。

※日頃からサポートしていただいている皆様には、「ビトクってこの特性ありそうじゃね?」と予想していただければ幸いです🧙‍♂️。


▼自分自身で選んだのがこちら

トップ1~5(予想)
・分析思考
・自己確信
・公平性
・信念
・収集心

トップ6~10(予想)
・内省
・着想
・責任感
・最上志向
・ポジティブ

この予想とどれくらい合致するかで、自己評価の合致率を検証しようという思惑。



仮説検証

▼診断スタート、177つの質問(数十分はかかる)に答えた結果、こうなりました。

タップで画像拡大できます

▼僕の特性トップ10。
()内が、予想していた順位です。

  1. 戦略性(ランク外)

  2. 着想(7)

  3. 内省(6)

  4. 最上志向(9)

  5. 信念(4)

  6. 責任感(8)

  7. 未来志向(ランク外)

  8. 収集心(5)

  9. 達成欲(ランク外)

  10. 競争性(ランク外)



なんと4項目も予想ランク外が🙄。

▼トップ10と予想したのに外した項目。
()内が実際の順位です。

トップ10予想
・分析思考(15)
・自己確信(16)
・公平性(34)
・ポジティブ(24)

むむむ……、発信者として、わりと自分を客観視できてる気がしてましたが。自己評価が40%合ってない。一番合ってなかったのが"公平性"、最下位w。


ワースト5

特性カテゴリーごとに色分けされた結果がこちら。青色の「人間関係構築力」が終わってます😂😂😂。

以下ビトクの特性ワースト5。
5つ中3つが人間関係構築力系。

30. 調和性
31. 共感性
32. 回復志向
33. 包含
34. 公平性

群れるの嫌い、コミュ力無し、感情より論理、派です。

……

…………このテスト当たってるやん😹。


しかし「公平性」だけは疑問。予想で公平性を挙げたのは、「年功序列ではなく実力で"公正"に評価されるべき」だと思っているから。

解説▼をよく読んでみる。公平性"ある"人の解説。

あなたは、地位とは関係なく人々を平等に扱う必要性を強く信じています。ですから、あなたは誰か一人が特別扱いされることを望みません。あなたは、このようなことが利己主義や個人主義につながると考えています。

https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253415/%E5%85%AC%E5%B9%B3%E6%80%A7-%E8%B3%87%E8%B3%AA.aspx

↑は公平性がある人の説明なので、この解説の逆=僕

あぁ、僕はたしかに個人主義ですね。実力ある人間なら、特別扱いされても良いと思うから。そういう意味では、公平性は持ってないな。

……

…………って、いやめっちゃ当たってるぞ🙄w



トップ5

じゃあ強みはどうなのか。以下ビトクのトップ5特性と、結果に書かれていたザックリ解説です。

  1. 戦略性
    いかなる場面でも、適切なパターンと問題点を直ちに予測できる。

  2. 着想
    新しいアイデアを考えるのが大好き。

  3. 内省
    知的な活動に多くの時間を費やす。内省的で、知的な議論が好き。

  4. 最上志向
    優れたものを最高レベルのものに変えようとする。

  5. 信念
    核となる普遍的な価値観を持っている。


いかがでしょうか。

「たしかにビトクってそういうヤツだわな」と思った場合は、このストレングス・ファインダーの結果は正しいと言えますね。

や、結果が正しいというか、僕が特性に合ったことをやれている。

もし結果に対して、周りからの評価がズレてた場合って、「自分が向いてないことをやっている」はず。

例えば、僕が外回りの営業とかガンガンやってたら、「内省」と言われても周りはピンと来ないでしょう。特性からして、会社の運営戦略を考える場所に移った方が良い。



バンド活動への活かし方

この診断の良いところは、トップ10の特性ごとに、「盲点」が書かれていること。全部紹介してるとキリがないので、最後に一部を紹介。

例えば僕の1位「戦略性」の盲点として、「他の人が思考プロセスを理解できない場合があるから、ときに説明する必要がある」みたいに書かれていました。

つまりまず、
・バンド活動の戦略を立てるのは向いている
しかし、
・アイデアを他のメンバーに共有するとき、説明不足に注意

なるほどたしかに。バンドでの方針、自分の中で結論を出してからメンバーにシェアしてきた。

このnoteでもそうかもしれません。実際今回も、「なんで性格診断やったのか」を省略して、テストを受けた"結果"から話が始まってる。過程をもっと説明して良いのかも。


そもそもなぜ自己分析を行ったか?

バンドを10年続けてきて、今一度、自分のスタイルが「合っているのか」を確認したかった。それこそもし僕に戦略性が無かったら、アイデア出しは他の人間に任せて、自分は実行する側に回った方が良いわけで。

でも結果、戦略性はあった。だから大まかな方向性は合ってた。ただし、自分が公平だと思って取る行動は、実際には公平ではない可能性が高い。特性ワースト1位だったからねw。


そんな感じで、自己分析の結果「自分がどんな人間なのか」を理解すると、細かい行動を軌道修正できるようになります。細かい行動の変化は、やがて大きな違いをもたらす


なんとなく自己啓発本読んで時間溶かすよりは、よっぽど役立つと思うので、もしご興味湧きましたらぜひ。

バンドで、戦略性ゼロの人がアイデア出ししてたら切ないし、人間関係構築力ある人がソロ一匹狼でやってたらもったいない。

https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/254039/strengthsfinder.aspx


ちなみにこちらの▼性格診断もオススメ。無料でできます。僕はINTP-T(論理学者型)でした。

こういう診断系って、なんかやっちゃうよね。性格診断考えた人、戦略性あるだろうなー。

それではまたー!



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