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【海外発送】Teespringの使い方【バンドグッズ】

※Teespringのページ立ち上げから販売開始までは、こちらの記事↓が最強です。細かい設定から入金される流れまで、網羅されています。


今回の記事では、Teespring (Spring) で作られた実物がどんな感じかを、紹介していきます。買う側ではなくて、売る側視点です。

日本でいうsuzuri、海外でいうRedbubbleが似たようなプリントオンデマンドサービスですね。バンドやクリエイターとして、海外へのグッズ発送対応を検討している方の、ご参考になれば幸いです。


サンプル注文内容

同じデザイン同じサイズで、ボディだけ変えてサンプルをオーダーしました。いくら「注文受付から発送までTeespring側でやってくれる」とはいえ、商品の現物確チェックはしておきたかったので。

注文したサンプルは2種類。合計で$58.91(約7,500円)。宛先が同じなのに、なぜか1点ごとに送料がかかるのは盲点でした。

・白のClassic Tee (XL)
$19.99+$13.50 (送料)

・黒のComfort Tee (XL)
$25.99+$13.50 (送料)

 コスト的に一番安いのがClassicで、そのワンランク上がComfortです。※Tシャツの販売価格が上がってしまうので、Premiumは見送りました。

▼デザイン


到着

▼オーダーから日本へ到着までの時系列がこちら。約3週間くらい。

3月5日:注文(決済)
3月12日:発送通知(2つとも)
3月22日:ホワイト到着
3月28日:ブラック到着

なぜタイミングがバラけたのかは不明です。ただ、DHL発送で追跡できたので到着日のメドが分かり安心感ありました。

▼この状態で届きました(住所ラベルだけはがしてあります)。iPhone 8はサイズ感比較用です。


▼開けるとこんな感じ。細かい木くず?のようなものは仕様です。以降登場する写真も全て、届いたままで撮影してます。

ちなみにどちらからも謎の匂いがしました。工場の匂い?的な(一度洗濯したら消えます)。



Classic Tee実物の質感

ボディはHanesでした。
バンドTシャツでよく使われるボディで比較すると、Gildanが近いかなぁ、という印象。少し薄くてゴワっと感。


Comfort Tee実物の質感

こちらもボディはHanes。
Classicより肌触りが良く柔らかい感じ。個人的にはTRUSSのTシャツに近い印象を受けました。


両者の比較

▼大ざっぱですが重ねてみた様子。
実際着てみた印象としても、Comfortの方がタイト&丈長でした。横幅はClassic Teeの方があります。

普段Tシャツを着るときはXLを着てる自分(身長178cm細身)的に、Comfortはやや丈長に感じました。Lでも全然着れそう。

ただ、Comfort Teeは洗濯~乾燥機にかけたら数cm縮みました(それで結果ちょうど良くなった感あります、)。もちろん乾燥機のかけ方とか色々ケースバイケースだとは思いますが、事実として。

とはいえ着心地はComfortが勝っているので、それに決定。原価は増えますが、自分が買った側だったらComfortが欲しいと思ったので。今までファンとして海外バンドのマーチを散々輸入してきた体験から、判断しました。

※両方のボディでの販売もできますが、今回は分かりやすさ重視、1Tシャツ=1ボディ。


販売開始

見る限り洗濯してもプリント剥がれは無く、全体的に満足できる内容だったため、販売スタート(SNSで告知)。

実際のサイト→https://sailing-before-the-wind.creator-spring.com/


いま記事を書いている時点で、販売開始から約1週間が経過。
ひとまず、サンプル制作のコスト$58.91は回収できました。

※左と真ん中の数字は現在進行中のオーダーで、総オーダー数ではありません。

プリントの質感からして問題なかったので、パーカーやその他グッズも順次展開していく予定です。


※導線を作らないとそもそもアクセスすらされないので、LinktreeやSNS (Instagramのハイライトなど) を用いたルート設計は大事。



終わりに

インディーズのバンドにとって、海外への発送対応はなかなか鬼門だと思います。かつては自分達も日本から海外へ発送していましたが、シンプルに手間暇がかかる。かといって海外未対応のままだと、問い合わせは来続ける(ありがたいことに🙏)。

そりゃ「グッズはまとめてたくさん作ればコストを下げられる」のも分かっています。が、現実問題そこまで大量のオーダーが入るわけでもない。しかし対応はしたい。僕らはそんな状況でした。


そこで、Teespring (Spring) のようなサービスを使ってみました。

ぶっちゃけニーズがない状況(問い合わせが来ない)で海外対応しても売れないとは思います。けど、ある程度問い合わせをいただけるようなら、Teespringみたいなサービスを活用してみるのはありですね。

僕は現物チェックしましたが、そもそもやらなくてもいい。理論上は初期投資0円で始められます。たしかにその分利益率は落ちますが、対応を丸投げできるのは相当助かります。その空いた時間で、音楽創れるわけで。


もちろんサイン書いたりなんだりはできないですが、色々やりたい場合は普通に自分で海外発送すれば良いのかなと。

また状況によっては通販サイトが複数(国内向けと海外向け)できてしまいますが、うちは、無理に一括化しなくても良いと考えました。※国内は自分達で発送しています。


「日本で製作→海外へ発送」をしなければならない、というのは思い込みで。場合によっては「海外で製作→海外へ発送」で良かったわけですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました!
何かご参考になれば幸いです!

(今後の売れ具合やアップデートはこちらのnoteで発信していきます)



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ビトク@ベーシスト
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