朝のバタバタ準備 トドメの一言!

機嫌良く朝ご飯を食べている。準備も完璧な小学低学年男子。と着替えもすませた保育園年中男児。穏やかな朝を迎えられた。と思っていたら…。

「どいて、ジャマ、テレビうるさい」と現れる高学年のクソ姉。

やや不穏になる低学年男子。いつも遊んでくれる大好きな姉だけに、こういう一言が突き刺さるみたいだ。

「おもちゃ片付けてよ。なんで自分で支度しないでやってもらってんの」と今度は高校生になるクソ姉。たたみかけやがる。虫の居所が悪かったらしい。

かなり不穏になる年中男児。いつもは膝に座らせて一緒にテレビを観てくれる優しい姉なだけにかなり堪えた様子。

『ジャマするな!協力しろ』と思うが、子育ては親の仕事。姉二人には関係ないこと。これは筋違いなムカつきなのだろう。

「いってきま〜す」と、ヌボーっと通学する中学生兄。ジャマはしないが、なんの約にも立たない。こちらもこいつには何も期待していない分だけ一番マシに思えてくる。得な奴だ。

「もう、泣いてるからお菓子なし」と、どっちの姉だかわからない(声が似ているので)がトドメの一言を残して家をでる。


ただ崩れる男子と男児。大泣き。


そんな状況を後目に「あ、仕事遅れちゃう、行かなきゃ」とスポーツバイクに跨り、シャシャーッと颯爽と去っていく妻。


このあと、残された小学低学年男子をなだめ学校に向かわせる。そして年中男児を保育園まで送りってから出勤しなければならない俺。

「やべぇ、遅刻だ、行かなきゃ」と置いていくわけにはいかない。責任放棄。虐待になってしまう。残された俺。なんとかしなければならない…。


今までの自分は、「前日に準備しときゃいいんだよ」とマジで余計な一言でトドメを刺し、颯爽と去っていく側だった。
妻が転職し、子どもたちの送り出しを俺が担うことになるまでは。


んんん~アアアッ!と思う日々だ。良い経験をさせてもらえているということにして気持ちを納得させておく。
そして今まで申し訳ないことをしてきたと本気で思う。

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