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投資に対する人間心理

FRIDGEです。
前回は、取引所系
の案件がどのようなパターンがあるのかについて
見ていきました。

前回の記事はこちら

”取引所系”といっても
複合的になっているからこそ
余計に判断が難しいということでしょう

相談を受けて、
この案件は様子を見たほうがいい

ということをお話しすることも
多いのですが、改めて聞いたときには
投資して、損失になった

やっぱり怪しい案件だった・・・

という結果になっていることも
少なくありません。

それではなぜこうした判断が難しい
という案件・怪しい・詐欺的案件でも
投資をしてしまうのでしょうか?

これには、人間心理という点も
大いに影響があるのではないでしょうか。

投資する場合
客観的な情報を元に調べて判断することで
どのくらいのリスクになるのか?

という予測はある程度
行うことが可能です。

株価などチャート分析により
価格推移を予測するのも同様でしょう。

しかし、投資となると
当然ながら大半が
”お金”を増やすことが
目的です

設備投資や自己投資
といった場合は、間接的投資
もあります・・・が

今回
”投資”という定義として

・株を買って儲かる

・不動産を持って賃料を得る

・仮想通貨を売って儲かる

・FXのトレードで儲かる

・金の先物取引で儲かる

・事業投資で配当が得られる

などといった
直接的な投資として
見ていきます。

冷静な状況や客観性で判断が
出来るのが理想ですが
やはり”お金が儲かる”となると
”感情”が入りますねw

ということは
人間心理の影響が
大きな割合を占めています。

投資というのは
時代背景に沿って
パターンも変わってきます。

しかし、その変化に
”人”が追いつけないということ
も多々あります。

投資では、低資金で
多くの利益を得られるのが
理想的です。

それは、
市場や社会情勢の流れ
に対して合理的であればより
効率的に利益を増やす事も
できるようになります。

しかし
状況に応じて合理的の
定義が変わるため

自分自身では合理的であり”今”と
捉えていても周囲から見たら
合理的ではない

ということも多いでしょう。

そうした際に
案件について相談した時
すでに自分では投資する
前提でいた場合

相談した人から
この案件はこうした事実関係から
怪しいから投資はおススメ出来ない

そうであれば、
堅実に株式投資も一つの方法。

というアドバイスを受け
他の多くの人が
同様の見解だった場合。

自分だけ見識が違う。

これを
だからチャンス!
みんなが気づかないだけ!
周囲と同じではないから投資する!

こうした機会も
多く見かけたり
経験するのではないでしょうか。

いうなれば
正論を言われた場合
聞き入れることが出来ない。

投資に限った話ではありませんが
こうしたことは人間心理による
部分でもあります。

心理学的には
ナイーブ・シニシズム
   と
心理的リアクタンス

というのですが
<ナイーブ・シニシズムとは>
”自分より相手の方が
自己中心的と考えてしまう傾向”

<心理的リアクタンスとは>
”選択する自由を奪われて
他人から強制されると
よい提案であっても反発してしまう傾向”

こうした心理学的要素により
客観性が失われたり
感情的になってしまう。

という側面も
あるのでしょう。

それを頭の片隅においておくと
判断する際に
冷静に案件を観ることが出来る
ということなのでしょう。


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