心和む、紅の景色

もうそろそろ、紅葉は過ぎていくのでしょうか。この時期になると惜しむように行きたくなるのは京都。京都に行かないとなぜか落ち着かないのは私だけではないはず。いつも行くところは決まっているのですが、毎年感動してしまいます。

まずは、青蓮院。入り口に立つ天然記念物の楠の根っこの張り具合には驚かされます。庭園の紅葉も美しいですが、建物内の襖絵も素晴らしい。そして次によるのは、その飛び地境内である大黒堂。大舞台から眺める京都の紅葉も絶景ですが、境内の紅葉も美しい。この二つは大抵寄るようにしています。青蓮院からシャトルバスもあり、意外と人も少ないのでオススメです。

紅葉が終わらないうちに、雪が降ることがありますが、赤い紅葉の上に積もる雪もまた、情緒があります。これからぐっと寒くなる京都。ピーンと張った空気を味わいに行くのもいいのでは。