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久しぶりの散歩

朝食にカボチャスープを作った。月曜日に買ったパンドカンパーニュが干からびてきたので、カボチャスープに浸しながら食べきってしまおうという魂胆だ。カボチャを3センチ幅くらいにスライスして皮の部分を包丁で切り落とす。皮が入っていても味には問題ないのだが、色を鮮やかな黄色いスープにしたかったので、今回は皮をとりのぞいた。カボチャをさらに2センチ幅に刻む。タマネギ1つをみじん切りにする。鍋にタマネギとバターを入れて炒める。全体に油がまわったところで、鍋に蓋をして蒸し炒めにする。タマネギから水分が出てしんなりしたところで、カボチャを投入し全体をよく混ぜる。再び鍋に蓋をして蒸し炒めにする。ひたひたになるくらい水を入れて、カボチャが柔らかくなるまで煮る。カボチャが柔らかくなったら、マッシャーを鍋に突っ込んでカボチャを潰す。ミキサーにかけたら滑らかになるんだが、ミキサーをセットしたり使い終わって洗って片付けるのが面倒なので、マッシャーで潰す。少しざらざらしても気にしない。最後に塩で味付けして、牛乳を入れて完成。カボチャとタマネギとバターの味だけで十分おいしい。出汁はいらない。玉ねぎは半分でよかったかもしれない。玉ねぎの味が気持ち強すぎる。スライスして軽くトーストしたパンドカンパーニュと一緒に食べるカボチャスープ。体が暖まる。



天気がいいので妻と散歩にでかけた。香林坊まで歩いて、地元のデパート、大和の催事場でチョコレートフェアをひやかす。バレンタインデーのプレゼントを買うひとで、ごったがえしていた。長い列ができていたのは、断トツでニューヨークキャラメルサンド。会場で列がとぐろをまいていた。次はデメル。あとは似たり寄ったり。チョコレートは見ただけ。次に妻が眉毛を描く鉛筆を買いたいというので、道を挟んで反対側のハンズに行く。妻が選んでいる間、私は調理器具を物色する。ハンズは東急が手を引いてから品揃えが変わった。誰がこんなもん買うんだろうと思うようなマニアックな商品が減った。あたりさわりのない品揃えになった。効率を考えると仕方ないのだろうけれど、マニアックな商品を直接手に取って見られるところが好きだったので残念。昼ご飯は、せせらぎ通り近くにお多福。妻はなめこおろしうどん、私は天ぷらうどんを食べる。金沢に昔からあるうどん屋さんといえば、加登長かお多福。のれん分けしたお店が市内に何店舗かある。丸亀製麺のような、パキッと角が際立つコシの強い麺を期待するとがっかりする。どちらも、消化が良さそうな、細めでやわらかめの麺。10年くらい前までは、うどんはやっぱり讃岐うどん、シコシコでなきゃ。と思っていたが、ふわふわの麺も、それはそれで、旨いと思うようになった。胃にやさしそうなのがいい。



香林坊から柿木畠を抜けて、本多町から坂を登って石引に、そこから小立野の県立図書館でトイレ休憩をして、田上へ下る。田上にあるドイツパンのお店でライ麦パンを購入。薄めにスライスして、1週間分の朝食にするつもり。山側環状道路にそって歩いて、鈴見のサイゼリヤで、プリンとコーヒーで休憩。昼飲みしようか迷ったが、連日の酒で肝臓が疲れているし、酒を飲んでしまうと今日の活動終了になってしまうので、今日はやめた。サイゼリヤのプリンは濃厚なので、ちびちび食べるとコーヒーに合う。コーヒーもそこそこうまい。3時近くになるとランチのお客さんがいなくなるので、店内ものんびりした雰囲気で居心地がいい。

1月は地震で何が何だかわからないうちに終わった。のんびり散歩したのは久しぶりだ。今日は日が差して青空が広がって暖かくて気持ちがいい。日が長くなってきたので、夕方までサイゼリヤで本を読んでるつもり。それとも銭湯に寄ってあったまってこようか。

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