【Kindle Unlimited】明日の食卓
本日読了した本です。
2016年 著:椰月美智子
kindle unlimitedにて読めます。
久々にしっかりした小説を読みました。
冒頭に恐ろしい描写があり、いったいそれが誰に起きた出来事であるのかを紐解いていくようなストーリーの流れに引き込まれていきました。
複数人のストーリーがそれぞれの目線で同時進行していくような本を読んだのも久しぶりで、ドキドキしながら一気に読み進められました。
テーマは割と重いです。
児童虐待や家庭崩壊が主なテーマです。
心のブレーキ 環境 人間関係 いろいろなことを考え巡らせ、あらゆる可能性を想定しながら子育てをしなければならないのですね。
あまり物語とは関係ないですが
登場人物のセリフ『みんなある程度計算して、人間関係を作っているんじゃない?人は誰だってペルソナがあるんだから』に深く考えさせられました。
読書後少し調べたら、豪華キャストで映像化もされているのですね。https://movies.kadokawa.co.jp/ashitanoshokutaku/about/index.html
大阪の母役が尾野真千子さんだと思ったら違いました。小説読みながら実在の人を当てはめる癖があり、尾野真千子さんを想像しながら読んでいたので二重に驚きました。やっぱりな。ええ違うんかい。みたいな。
おやすみなさい。
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