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デニーロの多様性考察

映画「ミッドナイトラン」を鑑賞しました。

コミカルなデニーロを観て気づいたことをお話します。

はじめに

ミッドナイトランはこんな映画です。

上映日:1988年12月03日製作国:アメリカ上映時間:126分
ジャンル:アクションコメディ
ロバート・デ・ニーロ主演作。逃亡者を捕まえる賞金稼ぎの元警官・ジャック。ギャングの金を慈善事業に寄付した逃亡者・マデューカスを捕らえるもギャングやFBIに追われ2人で逃避行するアクション・コメディ。https://filmarks.com/movies/12118

今作でデニーロは、コルレオーネや、トラヴィスのような、ハードな役ではありません。

どこか愛嬌も、間の抜けたところもある、そんな役です。

デニーロ自身も過去一番好きな出演作を尋ねられた際に今作をあげたことがあるそうです。

それも納得。身近にいそうな、ちょっとカッコ悪いけど、決める時は決める。そして優しさも愛も持っている。そんな役を誰が嫌いましょうか。

私も大好きな一本となりました。


さて、今作のようなコミカルな役から、超ハードボイルドな役まで演じられるその理由は何なのでしょうか。

日本とアメリカの映画監督の違い

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アメリカの映画監督はとても細かい指示を出すことが多いのだと思います。

かのスタンリーキューブリックは、その細かさから、映画を撮るのに膨大な時間がかかったそう。名優ジャックニコルソンも「シャイニング」の撮影では、苦労したそうです。

めちゃくちゃ細かい設定や、主人公の想いまで、隅から隅まで伝えぬいたそうです。

だからこそ、俳優は表現力に全突っ込みできるのではないでしょうか。シャイニングのあの恐ろしい演技にはそんな理由があるのだと思います。


一方、日本はというと、そうでもない。

監督が、俳優の解釈に任せてしまうところがあるのですね。俳優に気を使っているといっても過言ではないかも。

だから俳優は、想像力を働かせる。つまり役者の色が出過ぎる。結果、どんな映画やドラマでも同じような演技しかできないのは、そんな理由があるのだと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます!

デニーロ、今ではとてもチャーミングな役も演じています♬

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