おいしいボタニカル・アート。
英国キュー王立植物園。
〜食を彩る植物のものがたり〜SOMPO美術館へ再訪しました。
前回の展示会の時に、こちらの予告を知って有無を言わず前売り券を購入しました。ボタニカル・アートが大好きです。雑貨をついつい探してしまいます。集めてます。貴重な出逢いもあります。イギリスの物が何故か身の回りに多く集まって来る不思議と王族の世界観が非常に興味深くて、関連した書籍を気ままに集めて読んだりしています。
外国人が増えたなあ、と思いながら歌舞伎町を歩きながら眺めて、こちら。
今回は撮影OKなブースが多めで、時間帯か来場者も割と少なくてのんびりと楽しめました。ということでその中の好きなのものを撮りました。
作者では、ウィリアム・フッカーと、ゲオルク・ディオニシウス・エーレットが印象に残りました。
植物画が芸術になる証。好きな者のひとりとして納得。果実の艶とか葉脈とか色彩とかリアルより美しい。『ポモナ・ロンディネンシス』とは、ロンドン園芸協会のお抱え画家だったウィリアム・フッカーが1818年に出版した書籍のこと。
余談ですが、今、壁紙をリフォームしようと吟味中なんです。無地を見ながら、やっぱりボタニカル柄もいいなあ…と。服と同じで、色合わせ、デザイン、バランス、考えるのも楽しいです。
こんなのを見てしまったら……
今回、別に凄いなと思ったのが、この展示品のほとんどが個人蔵だということです。管理も大変だろうと思いながら、こうして鑑賞出来ることに感謝します。
黒い蝶つがいがついた長持ちの上に、りんごと白いナプキンが並べられている。背景に描かれている葉を広げた枝は、セザンヌが当時暮らしていたアパルトマンの壁紙の模様と考えられている。画家が自由に対象や構図を選ぶことが出来る静物画をセザンヌは生涯を通じて数多く描いている。この作品でも、一見無造作に並べられたりんごは硬い質感で描かれたナプキンと共に画面上に堅牢な空間を生み出している。
絵画を見に行くと、そこに集う来館者にもさまざまな人がいます。今回は「ボタニカルおやじ」がいました。ブラックジーンズにシャツが見事なボタニカル柄。黒ベースに赤、ピンク、黄色の大きな花。「気合い入ってんな!」と思いながら、スーベニアコーナーでも再会。片っ端から手に取ってレジにて会計。フライヤーコーナーでも一切無駄な動きもせずスマートな圧で去って行きました。彼はわたしが知らないだけで有名人なんじゃないか?と思いました。夫に言ったら笑われたけど。
ボタニカル柄のシャツ、とても派手で個性的で良かった。
ZARAとかにありそう。探そうかな。
アンティークのティーセットを見たせいか、ごそごそと棚から出して来たショドフのピンクポーセリン、ティーカップ&ソーサー。このピンク色は塗ったものじゃなくて素の土の色だと知り興味深く面白いなと、20年くらい前に購入。イギリスじゃなくてチェコ製。
今年、カルディの福袋が当選したと夫が申し込んでいた中身に、可愛い紅茶が入っていた。コーヒー豆福袋も購入、ブルーマウンテンが入ってるやつ。
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