国立新美術館 テート美術館展へ。
青山霊園は広いね、と話しながら夫と歩いた。隣接する青山葬儀場の門が閉じていて、ふと地面を見たら秋の雑草が重なるように生えていた。違う側の入口かなと。
最近慌ただしくて、日を浴びてのんびり歩くことが無かった。
すっかり秋の空気を感じる風に時の流れは止まっていないんだな、と当たり前のことを考えた。
歩き途中に城のようなマンションの前を通って、そのエントランスの扉の構えに驚いた。ああ、要塞ってこういうのだと、これは中が全く見えないセキュリティの強さに、もはや笑うしかない。防犯にはいいが逆に息苦しそう。
昔、「家族は愛せたけど、家庭は愛せなかった」と迷言?名言を残した人がいたけれど、何で浮かんだのかは分からない。
お昼過ぎの美術館へ向かった。
到着したら、混雑していて30分待ち…(まだいい)午前中にするべきだった。
そして、館内が暑い。館内でハンカチを初めて手にしたくらい。
ガラス張りの面白い建物だけど。
旅行客だと思われる人達も多数いて、街の活気が感じられました。割と撮影OKも多かった気はしますが…とにかく混雑していました。
撮影に夢中になって本来の鑑賞を楽しまないなんて無いな、と。
抜粋して撮影したかった作品(撮影出来た)を。
オフィーリアが有名ですよね。
この樹木希林さんのバージョンには目を奪われました。
光と影の魔術師だと思う。
このwikiの6枚目の女性の肖像画が美術室に飾ってあったのを覚えています。
ピーター・ヘッジリー 《カラーサイクルIII》1970年
光が点滅した部屋でスクリーンに映る
影。
ミュージアムショップも、当然に混雑していたので諦めました。図録は通販で購入。図録に全作品が収められているそうなので。
「お腹空いた」数日前から食べたかった一風堂を食べる。
それから、ミッドタウンを通っての帰り道。
お土産。
フルーツ大福、瑞々しくて美味しかった。白餡もほんのり感じられて、初めて食べたけど、最期の晩餐は「フルーツサンド」から「フルーツ大福」に様変わりした瞬間です。
いちご大福も好物だけど、洋菓子も好きだけど、こっちの勝ち。今のところ。
と、最期はやっぱり食欲の秋で終わる秋の美術館でした。(食べたいものは我慢しない)
歩数8,300
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