海外に猫を輸出する 準備編
日本からキルギスへ猫を連れて行った時の記録です。
同じことを考えている方のご参考になればと思います。
当時と今で規則が変わっている可能性があるので、必ずご自身で確認して手続きを進めてください。
準備
期日が決まったらまずは動物検疫所へ連絡し、必要な書類や予防接種について確認するのがよいでしょう。
期日が決まっていなくても事前に相談するのもありだと思います。
予防接種は期間を開けて打つ必要があるため、日程に余裕をもって取り組みましょう。
おおまかな流れ
----出国3ヶ月前----
航空券予約
↓
連絡・書類作成(動物検疫所・大使館・航空会社)
予防接種数回
当日用のグッズを揃える
↓
----出国1週間前----
動物検疫所で生体チェック
↓
出国
チケット予約
今回はターキッシュエアラインを使用しました。
人間用のチケットを予約したあとに、別の窓口から猫を連れていく旨を連絡する必要があります。
その窓口がメールではなく、なぜかSNS(FacebookやInstagram)のみでした。
予約情報と猫を連れていく旨を連絡し、追加料金の発生することを了承します。
必要な時にすぐ見せられるようにスクリーンショットをとっておくとよいでしょう。
他の航空会社はまた違う手続きになると思いますので、問い合わせてください。
動物検疫所に確認
一番やりとりしたところです。
メールで連絡し、所定のフォームを埋めた書類をPDFで提出し、検疫所で実際の個体を検査します。
疑問があればどんどん聞きましょう。
不明点は早めにつぶして
使用する空港ごとに連絡先が違います。
大使館に確認
在日本キルギス大使館に電話しました。
日本語でも問題なく答えてくれます。
確認したときはキルギスへ猫を輸入するにあたって必要な書類はないようでした。
「何故か決まりがないんですよ」と言っていたのが印象に残っています。
※いつも同じとは限らないので、必ずご自身で確認してください。
航空会社に確認
事務所に電話して確認しました。
今回はターキッシュエアラインでしたが、輸出国と輸入国の決まりに従ってくださいということのみで、航空会社独自に必要なものはありませんでした。
トランジット国用の書類も不要でした。
※いつも同じとは限らないので、必ずご自身で確認してください。
予防接種
猫でも輸出時は狂犬病ワクチンを打つ必要があります。
期間を開けて複数回打ち、その後採血してワクチンの有効性の確認をする機関に送って検査結果をもらうので、そこそこ時間がかかります。
輸出して、一定期間内に再度日本に連れてくる予定のある場合はワクチンの有効期限に注意してください。
当日用のグッズを揃える
キャリーケース
航空会社で大きさに規定があります。よく調べてください。
ターキッシュエアラインはソフトケースで多少つぶして座席の下に入れば規定より大きくても大丈夫でした。
サイズ以外にも重さや丈夫さ、入口がしっかり閉まることなど入念にチェックしましょう。
外や機内で猫が飛び出してしまうと大変です。
簡易ケージ
待ち時間などに一時的に入れられるときは簡易ケージにいれました。
洗濯ネット
荷物検査ではX線を通さずに、人間と一緒にゲートを通ります。
その際だっこしたときに逃げないようにネットに入れました。
キャリーからネットに入れてだっこしてキャリーに戻すまでの練習をしておきましょう。
携帯トイレ
防水加工をしてある折りたためるトイレを持っていきました。
トイレシート
キャリーケース内に敷いたり携帯トイレに敷いたりします。
トイレ砂
猫のにおいがついたものをジップロックに入れてもっていきます。
水入れ
折りたたんで平たくできるタイプにしました。100均にあります。
エサ入れ
水入れと同タイプにしました。
エサ
食べ慣れているものを2食分程度と、食いつきの良いちゅ~るを持っていきました。
ポータブル系は猫壱の商品を主に使っています。
使いやすかったし品質も良いです。
検疫所での生体チェックと出国当日はまた別の記事に書こうと思います。
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