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仕事、はじめました。

育休あけて復帰して、ようやく1ヶ月が経ったので今の心境を生々しく記録しておきたい。あくまでまめめの日記なのであしからず。

復帰日。初出社。正直不安な気持ちで足取りは軽くはないが、自分を奮い立たせるために投資した仕事グッズのおかげで、ちょっぴりテンションが上がる♪いいオトナとして、賢いお金の使い方だと思う(自画自賛)

仕事復帰と言っても、自分以外の同僚の方々は育休の間も忙しく働いてきている。その日常に自分がお邪魔するのだという感覚を自分に念押しした。(育休モードから、仕事モードに自分を切り替える事をかなり意識する)

復帰しておかえりと言われると嬉しい。本当に嬉しかった。また仕事ができる!子どもを産んでも同じポジションに戻ってこれた!(役職なしの一般社員ですが)。家族、会社、制度、上司、同僚の皆さんありがとう!の気持ちに一人打ち震える(笑)

ただ、育児にあまり携わってない方からすると、休みでしょ!?羨ましい••と、産育休期間中のほほんとしていたように思われがち。しかも3回育休取得となるとあまりいない。第一子ならまだしも、第二子、第三子になるにつれ、育休中に自分の時間がある人はそう多くないと思うし、産後体調崩したり、乳児のお世話は24時間操業で眠れない日々だという状況を多少知っていただけたらと思う。が、やっぱりまだ現実は悲しい感じ。三人目復帰まで来ると、そういうことも言われ慣れてきて、悲しいを通り越してむしろ笑っちゃう感じ。

自分の中で、この時の感覚を大切にしたい。

人にはわからないバックグラウンドが、それぞれにあるという事に気づけた。傍目からなんとなくの感覚で相手のことをこうだと決めつけてはいけない。多分、文字にすると多様性という言葉になりがちだけど、そうじゃなくてもっと身近な表現。個性かな。同僚の家庭環境や個人的なアレコレをいちいち詳しく知ることは難しい。だからこそ、安易に決めつけてはいけない。私自身が体験した事なのだから、今まで以上にこの感覚を大切にしたい。

復帰に向けてむけ、仕事できる環境を整えるために私は努力した。当たり前だろうと、いわれても仕方ないけど、私は準備してきた。正直、自分の価値観を犠牲にしたところもある。私以外の人にはもっと上手くやってほしいから胸の内も描いてしまう。

子供達の生活リズムを育休中も仕事の時と同じにしてきた。職場復帰を機に家族に負担をかけさせないためだ。振り返っておもえば産後と育児疲れだったかも知れないが、若干ヒステリックなほど生活リズムを気にする自分がいた。そんな私の態度にきっと家族達は堪えてくれていた。職場復帰のためと理解されていたかどうかは分からないが、わたし背を向けず支えてくれた家族。ありがとう。

産休期間だけでなく育休中まで上の子ども2人は本当は預けたくない。復帰してしまえば叶わないかもしれない、子どもと過ごせる貴重な時間。預けるか預けないか、迷う。だけど保育園に預けた。実際、子どもが三人いると下の子どもに手がかかるため、上の子ども達と日中思い切り遊んであげられないだろうからだ。引越しを経て慣れない住環境下で半年で復帰するために、子ども達には新しい保育園に慣れていて欲しかったためでもある。結果、園の先生やお友だちとの関係性を多少築けた上で復帰できたことは、かなりラッキーだった。

ラッキーと言えるまでに準備したのだ(しつこく書くのは、やるべきことをやってきた自分を褒めるため。誰も褒めてくれないから、自分で褒める!)

妊娠中、育休に入る前の年末近く。県外の引越のためパートナーとも協力し、苦労して保活した。育休期間にも子どもを預けると説明する。誰も言わないが保育園の申請制度が問いかけてくる。なぜ家にいるのに預けるのかと。そこは笑うしかない。日本という社会から怠慢だと言われている気がして、どうしようもなく人知れず傷ついている私の心の内を誰も知らない。こういう時、私のパートナーは考えても仕方ないと言ってなぐさめてくれる。確かに、どうしようもないと潔く割り切ってしまうのが最良と思う。この考え方を身に付けることができたら、本当に強くなれる。パートナーには学ぶところが多い。

ただ、コロナ禍以前?と比べて、というか第一子の頃と比べて、かなり多様な働き方ができるように変わってきた。私の身の回りだけ?日本の社会全体?どちらか分からないが子育て世代に寛容になってきた。私の価値観もリニューアルされつつある。これからも、仕事と家庭の両立に悩みながら歩んでいく。

ここまで読んでくださってありがとうございました!まめめの拙い経験がどなたかのお役に立ちますように••


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