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最近嬉しかったこと


パートナーが、読んでいて面白かった本を時々紹介してもらい読むこと。


漫画や映画が好きな私だが、パートナーはあまり興味がなく、出会ってからずっと、そのあたりは趣味の会話が広がらなかったが、読書感想やおススメの本の話ができることにきづき、最近、パートナーとのこの新しい関係性を割と気に入っている。

これが最近嬉しかった事ひとつめ。

読書は私の世界を押し広げてくれる存在。

テレワークで人に会えず、アフター5は育児に追われ終わる。
自分へのごほうびに乏しい生活を送りがちな私にとって、本は単なるエンターテイメントだけでない。
色々な知識や考え方を教えてくれる先生、友人のような存在であり、育児や仕事から個人へ思考を解放してくれる居場所でもある。
読書が自分の人生に不可欠だとうっすら気づき始めたのは、去年2021の秋。

なぜ、本を読むのか?そんなことを深く掘り下げたことがきっかけだった。
幼少期、思春期、就職活動前後、現在、その時間軸で、本との向き合い方はどんな感じだったかを考えたことがある。

内向的な思考癖がある私は一つの事を深く捉えがちである。行動のスピードが遅くなかなか成果が出せない。それは欠点だとばかり思って落ち込んでいた。社交的な人や即決即断できる人がうらやましく、コミュニケーション能力が足りないから仕事でもうまく回せないと悩んでいた。

ある本は言う

いやいや、あんたの仕事がないと会社が回らないんだよ。華やかな仕事ばっかりじゃない。地味でめんどくさい仕事だって、その仕事があるから会社が成り立っているんだ、と。

こう考えると、自分の仕事をより意味のある物にしようと思えた。

ある本はいう

紙の空白を埋めるだけの作業のような仕事がある。人生の時間を奪って、やりがいの持てない仕事‥ホワイトカラーの仕事にはそんな仕事もあるんだ、と。

そう気づくと、時間泥棒のようなワークになっていないか、一旦疑問を投げ、本質的な仕事をしっかりやることに身を投じるきっかけになり。

ある本はいう

天気は晴れが良い、そういった思いがあると、曇りや雨の日はダメだということになる。
雨も曇り晴れもあって良いし、そんなもんだと思えば、雨や曇りが違って見えるものがあるんじゃないか。人生だって同じ事が言えるんじゃないか、と。

体調不良やメンタルが不安定な時はダメな自分と思ってしまいがちだが、確かに良い時ばっかりなわけないよな、と。冷静になれた。

随分昔に職場の人から「うまくいかない方が当たり前、うまくいったらもうけもの」という考え方を聞き、そんな考え方があるんだ、くらいに思っていたが、今になってその言葉ってこの天気の話につながるものがあるんじゃないか?とひとり思い出した。

思考の癖や思い込みの枠をなくしてくれる。
生きづらさの原因は自分のソレが原因だと。
学びによって、経験によって、自分を守る術として自分が培ってきた思考や知恵が、自分を苦しめることもあるのだと気づかせてくれたのが読書。

話が、めちゃくちゃ逸れてしまった!

好きな作家に出会えたこと。

ブレイディみかこさん。

この方の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」「両手にトカレフ」を最近読んで、猛烈にファンになってしまったのだ。
(「ぼくは‥」の方は、いきなり2の方から読んでしまった‥)

今後、他の著書を読ませていただくのが楽しみとなり、日々を生きぬくための楽しみに出会え、とても嬉しくなった。ほくほく♪

ココロを上向きにドライブしてくれる本に出会えた偶然に感謝。パートナーにも感謝。そんな本を書いてくださった著者に感謝。

わたしの視界から見える空は、地球のほんの一部しかないけれど、本を通じて色々な空を見ることができる。そんな風に思えたり。


言葉や音楽のパワーに気づいたこと

これが最近嬉しかった事3つめ。

残酷なニュースにこころが疲れるから。

某ニュースの、
今日もいい日になるように。が頭をかすめる。

もう少しだけ、踏み出せたのなら。のフレーズも。

娘が口ずさむ、昔の流行曲。きみがいるだけで。コマーシャルで知ったようで。世代を超えて繋がれる経験をしたり。

辛い時に、声と音楽にのせた歌詞のもつパワーにどれだけ、後押しされたことか。

音楽のもつ曲、歌詞のパワーに気づけた事。

以上、最近嬉しかった事でした。

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