ステンドグラスが美しい大聖堂。今日は旅行気分。7月6日。
美しい大聖堂
音の響き、淡い光と薄暗い内部に差し込むステンドグラスの色合い。どんなに工夫しても写真には収められない素晴らしさ、ひたすら美しい空間のレオン大聖堂。今回の旅で最高の場所だ。
LEONの現代美術館へ
現代美術館MUSACのMUCHOS CAMINOS(英Many roads)展にも行った。巡礼についてのアーティスト視点の展示や、僕の歩いている「フランス人の道」とは別ルートのコマドリ動画が放映されていた。
ちなみに、カミーノ・デ・サンティアゴは「サンティアゴへの道(カミーノ)」の意味。サンティアゴは「キリスト教の使徒の名前」で、英語表記だとジェームス、フランス語だとジャック、イタリア語ではジャコモ、ラテン語ではヤコブ。だから英語版のガイドブックにはTHE WAY OF SAINT JAMESと書かれている。
大聖堂と美術館に寄ったのでこの日歩いたのは15キロ。
パークとの出会い
ニューヨーク大学で統計学専門のリサーチャーをしている韓国人パーク(33)とアルベルゲの夕食を共にした。
「市立でも州立でもないよ。ニューヨーク大学だよ」とこだわりがあるよう。
彼は本を手にして歩いている。1行読み咀嚼しながら歩き、また1行読むを繰り返しているそうだ。
一緒のテーブルで食事をしていたスペイン人家族のご主人が、僕とパークが2か月休暇を取ってきたことを聞いて「私たちなんかたったの3週間だよ」と言うので、「十分長いですよ」と返した。
今日の写真
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