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10年後の誕生日プレゼント

子供が生まれたらやろうと思っていた、生まれた日の新聞を買うこと

息子が生まれました。子が生まれたらやろうと思っていたことのひとつ。生まれた日の新聞を買っておくこと。一紙だけではなく、幅広く。一般紙、地域紙、経済紙、スポーツ紙など7紙購入。同じことを記事にしていても、新聞社ごとに情報の切り取り方が違う、ということをいつか知って欲しい。ほとんどがオリンピック無観客観戦の文字が1面に飾る中、スポーツ新聞は大谷翔平の見出しであった。スポーツ新聞は中に大人向けの記事があった気がするが、まぁ良いだろう。

ただ何か物足りない。そうだ、写真集を作ろう


まだ何か足りない気がする。生まれた日の電車の切符を買っておくか?それとも、ワイン?ちゃんと保存できる気がしない。工事中の御茶ノ水駅を見ていてふと思いついた。生まれた日に撮った写真の写真集を作ろう。生まれる直前の妻の腹、生まれた病院、工事中の最寄駅、マスクをしている人たち、雨の景色、聖火リレーの交通整備の案内ポスター、ラインのやりとりの一覧画面のスクリーンショット、住んでいる街の駅前の景色。こうしてみると、今日という日は、2度と訪れないものなのだと実感する。普段そこまで感じることもないことに気づかせてくれたことをありがたく思う。

いつか伝われば良いこと

直接言ってもつたわらないかもしれないけれど、君は祝福されて、生まれてきたのだよ。といつか伝われば良い。20歳に伝えたのでは少し遅い気がするので、10歳の誕生日のプレゼントの一部とすることにした。

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