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人生に影響を与えてくれたもの【表現者:tama】

今回のテーマの「私の人生に影響を与えてくれたもの」は、「嫌われる勇気」という本です。

かなりベストセラーの本ですので、読んだことがある方や、見たことある方はとても多いのではないかと思います。

「私の人生に影響を与えてくれたもの」ということで少し考えた結果パッと出てきたものが、「嫌われる勇気」という本でした。

落ち込んだときに目に入ったのは、数ページだけ読んだままの本

tamaさん

私は昔から本を全然読まない子ども時代を過ごし、漫画や小説などもハマった経験があまりありません。

そんな私が数年前、まだ心理学と出会う前に、どういうきっかけだったかは覚えていないのですが、たまたま「嫌われる勇気」を手にすることになりました。

最初は数ページだけ読んで、あまり読む気にもならず案の定棚にしばらく眠っていました。

そこからしばらく経ち、傷ついたり悲しんだりする出来事が立て続けに起きてしまい、私は食事が喉を通らなくなり、人との関係も断ち、「また私の人生はこうなのか、なんで私の人生はいつもこうなのか」とひどく落ち込んでいました。

その時に、目に入ったのが棚の中にある「嫌われる勇気」でした。

なぜかそのタイミングで、「読もう」と思い、読み始めたのです。

嗚咽して泣くぐらい、本に書かれていた言葉は心に響いた

「嫌われる勇気」は哲人と青年の対話形式でお話が進んでいくのですが、その青年がまるで自分のように重なることが多く、哲人が青年に語りかける内容も、当時の自分に与えられるべき言葉ばかりで、とても心に響き、本を読みながら嗚咽するほど泣いていたのです。

誰かの期待に答えようと一生懸命自分ではない他人の人生を今まで生きてきて、誰かからの承認がなければ自分の価値は何もないと思い込んで、ちぎれかけのひもにしがみつきながら生きてきた私に、「そんなひもにしがみついていないで、降りてきなさい」と大きなメスを入れられた感覚でした。

それは痛いメスではなく、私の思い込みは全て勘違いで、「あなたはそのままで、そこに存在するだけで価値がある」と、「自分の人生をもっと生きなさい」と「世界はあなたの敵ではないしあなたを悪者にはしていない。あなたを悪者にしているのはあなただけである」と、教えてくれたようなメスでした。

「時に、本には人の人生を変える力がある。」

私はこの言葉に出会った時、私にとって私の人生を変えてくれた本は間違いなく「嫌われる勇気」だと感じました。

本を読むだけでこんなにも涙が出て、心が軽くなり、前向きになり、人生頑張ろうと思えたきっかけになる経験をするとは思っていませんでした。

本を読んで広がった世界。今では心理学を学ぶようになった

ワークショップでの1枚

「嫌われる勇気」を読んだことをきっかけに、私はさまざまな本を読むようになり、今では読書がとても大好きで、時間ができると図書館や本屋さんに行くこともよくあります。

そして、様々な本からまた私は多くの情報、学びを得て成長している実感も味わえています。

本を読んだことで自分の世界が大きく広がりました。

そこからアドラー心理学も学び、今ではもっと深く心理学を学ぶことができています。

心理学にも様々な種類がありますので、アドラーとは異なる考えのものもたくさんありますが、アドラー心理学の考えの多くは私の心理学の学びの土台になっていると感じています。

そんなたくさんのきっかけをくれた「嫌われる勇気」が私の人生に影響を与えてくれたものの一つです。

ぜひみなさんも読んで見ていただたり、読んだことがある方はどこが一番印象に残ったかシェアしていただいたりしたら嬉しいです^^

最後までご覧いただきありがとうございました^^

(編集:響あづ妙)

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