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はじめてのシクロレース 関西シクロin堺浜

ずっとやってみたかったシクロクロスのレースに出てきました。
降車して担いだり押したりしてもOKなの、めっちゃ楽しそうやん?

眠らせたままの3号機くんの出番がやっと来たぜ!

とりあえず動画置いときますね。


使用する車両 ANCHOR CX6

メルカリで買ったピカピカのANCHOR CX6

機械式ディスクに夢見てましたが油圧化しました。ちょっとあれは無理。

ホイールもタイヤも純正品のまま。鉄下駄にクリンチャーです。
タイヤだけでも変えた方がいいかと思ったけど、まずは参加してハマるか。
冷静に考えてハマれるかわからんのに投資してるの、アホなのでは・・・

ケチつける部分があるとすれば、QR仕様のフレームであること。
まぁホイールの選択肢が無くなるって程じゃないけど・・・・

前日試走

今回の会場は堺浜。特に理由はないけど、日程的にOKかつ近場だったので。 事前に調べた感じだと、山やシングルトラックが無くロード乗り向けのコースだとかなんとか。
コースは全周に渡って芝生で幅も広い感じ。
まぁ選択する機材も無いし考えてもしゃーないので、ちゃんと前日試走から参加して走り込むことに。

向かって右が堺浜クリテ本番、左が堺浜シクロ前日試走

タイヤの空気圧はチューブラーの方で1.5らしいので、とりあえず1.8で。
実走してみると「自転車ってこんなにグリップするんだ」って感じるくらいグイグイ曲がる。
全面芝生とはいえ、細かく見れば勾配やハゲ方に路面の変化もあって、
シンプルに走るのが楽しい!
まぁでも、路面選択の差はあれど、フィジモン有利なコースという印象。

Youtubeで見てた横山選手と一緒に走れます


時間がちょうどよく、横山選手のスクールにも参加。
主にコースの考え方について、1周走りながらレクチャーしてもらいました。
なんやかんやモトクロスと考え方が似てました。
(ボトムスピードのこと、加速始めのこと、バンクのこと・・・)
目の前でプロの実走を見ながら教えてもらえるのでオススメです。
費用も1000円で事前予約とか無いしですし。


レース当日

当日朝の試走は身体を動かすことと、有利不利なラインを見極めることを目標にコースイン。
案外コースレイアウトはすんなり頭に入りました。
スタート〜1コーナーまでの距離感と、通れそうなラインもしっかり確認。
モトクロスの癖ですが、割と大事な気がします。
インに殺到する気はしますが、並び位置から左右に振れなさそう。
とりあえずアウトも使えることだけ確認。


エントリーしたE4A、つまり初参加~未昇格のクラスは招集が9時45分。
直前でセカセカしたくないタイプなので、20分前にスタート前に行ったら誰もおらん・・・。
え、場所間違ってる??と不安になりだした5分前にゾロゾロと皆さん集まってきました。
オンタイムばりばりで進むから心配しなくていい感じなんですね。
無事に招集が開始され、M2→E4Aの順で呼ばれて並びだす。
嫁様に近くに居てもらえたので、直前までジャンバー着れてありがたい。
位置は46人中37番目、ケツ2列目の外枠スタート。

全員強そう・・・


M2クラスがスタートして、2分差で我々のスタートとなりますが、特にカウントダウンも無くパァンでスタート。
アウトぶん回しでごぼう抜き~~したかったのですが、貧脚マンの私にそんな能力があるはずもなく。
抜いたり抜かれたりしながら安全にコーナー3つくらい通過。
E4クラスということもあり、実力差というか装備からして人それぞれでなかなかカオス。
スタート直後に優しい声掛けしつつぶっ飛んで行った方は、ウェアに見覚えのある強豪チームの名前が入っており、最後尾スタートながら上位フィニッシュされてました。 強者は優しくて強い。


えっさほいさって感じ

半周もする頃には縦一列になっており、徐々にペースの合う合わないが見えてくる感じに。
一周する頃には4人パックに。それぞれの得意不得意で多少の伸び縮みはあれど、「負けたくねーー」オーラを感じる組織感を醸成。
落車を目にすることも無く、平和でジェントルにバトルしてるという印象。
自分の具合はというと、直線区間は付いていくので精一杯。マジで無理。
早く楽にさせて欲しい。
反面、コーナーや降車→ステップ→乗車は急に詰まる。
とはいえ抜けるって程の差も無いので、サボって温存区間とすることに。
結局4人の中から黄キャニオンの方とは最後までずっと抜きつ抜かれつで、ラストにどうやって先着するかを考えることに。

最初から最後まで絡んだ2人。限界かつ最高でした。

直線区間では負けるのにフィニッシュ前はガッツリ直線。
フィニッシュ手前50mほどの場所に明らかなギャップがあるので、
「ギャップを踏ます」「自分は踏まない」
⇒先行して有利なラインもらう、あとは気合で粘る が勝利条件に。

右端を走るとほぼ平坦。真ん中からインは砂利&ギャップ

やること決めて突入したラストラップは、とにかく温存!
と言いたいけど付いていくのに必死・・・。ツキイチ風ただの限界。
最後の急カーブ(右ヘアピン)でミスされたので、そのタイミングで並ぶ。
いやもう前に出る。もうお互い限界って顔してる。
ここからゴールまで1分半くらい、あとは祈るだけ。
と思ったら、前方でポツン走行していた方に追い付きあっさりパス。
お互いに「え?同じクラス?」みたいな雰囲気が漂う。
ポツン走行でリラックスしていただけなのか、簡単に抜き返される。
肝心の黄キャニオンの方も普通に直後に居る。まじかー


嘆いてもしゃーないので、3人隊列の2番目で最終コーナーを曲がり、件のギャップ右端に向けてバイクを向ける。後は踏むだけ。
ポツンの方がギャップに入ったのを横目に、平和な直線を限界まで踏む。
そのタイムロスが欲しかった!してやったり!
と思ったら最内からすんごい勢いで黄キャニオンの方が飛んでくる。
後方確認してる場合じゃなかったヤバいヤバい。

ホイール半分くらいだけギリギリセーフ。この3人で22~24位

フィニッシュラインがあと5m後ろだったら負けてました。
フィニッシュ後、お互いゲーゲー言いながら健闘をたたえ合う。
酸欠で頭が痛いけど、自然と笑みが出る。
「またお互いE4だろうから、またやりましょう」と嬉しいお言葉まで頂く。


酸欠頭痛と吐き気でゲロゲロでも、無料プロテインはいただく。

走行後はACTIVIKEブースでプロテインをいただく。
限界すぎて飲食出店の香りで吐きそうになった。

あとガーミン時計で取っていたログが心拍取れてなくてショック。
最高心拍135な訳ないだろ。1350の間違いだよ。
試走で心拍188出したのがこの日のピークだったようです。


はじめてのシクロクロスレースを終えて

入門クラスで22/46位(つまり真ん中)という、ありふれたリザルトではありますが、そこには確かに”熱いレース”がありました。
モトクロスでもこんなに燃えたこと無かった気がする・・・。
向き不向きが激しそうですが、レース好きなら多分ハマると思う。

車両については、「シクロクロスバイク」であれば買ったままでOKです。
そりゃあカーボンホイールとかチューブラータイヤとか、良化する部分は
多分にあれど、それで上位クラスと並べるかというとそんなことなさそう。
タイヤくらいはシクロクロス用を後買いした方がいいでしょうけど。

堺浜は路面も綺麗なので、ほぼ買ったままのクリンチャー運用で十分でした。

今回は見学に徹した嫁様もシクロクロスに興味津々。
とりあえず勢いで自分のシクロクロス用タイヤ注文して、2/18のくろんど池にエントリーしました。
嫁様はVブレーキの街乗りクロスバイクがあるので、タイヤだけ交換したら
フラペでも何とかなるでしょ。フィジモンだし。

シクロクロスは子供が多いのが印象的。なにより楽しそう。

お父ちゃんのレースに付いてきても、遊び場所があるから家族で楽しい。
シクロクロスの良いところは、レース走る本人だけも家族も楽しめる所。
ウチはまだ子供はいませんが、生涯スポーツの一時期として、
こういう続け方ができれば幸せなんだろなと思ったり。

もうシーズンも終盤ですが、次戦も楽しくレースしますよ〜

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