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雨の日にバイクで配達する人へ①【ヘルメット編】

どうもこんにちはからしです

今回は梅雨の時期ということで自分の雨稼働のあれこれについて語っていきたいと思います。長いので何回かに分けて更新します

はじめに

まず前提として言いたいのは、基本的にバイクは雨の日に乗るものではないということです

ピザ屋さんが業務上仕方なく、屋根付きの3輪バイクに乗ってやることです

自分はカブやギアで新聞配達をしていたこともあるのですが、雨の日も風の日も猛暑の日も休むことはできません

そういう経験もあり雨の日の運転には慣れていたのですが、やはりできるならやりたくないくらい危険な仕事だと思います

フーデリも同じで、我々は

お金のために仕方なく、
屋根無しの二輪バイクで、
土砂降りの中危険を顧みずに配達している

という、かなりキツイことをしているという認識を持っておいた方がいいです

雨の日は配達しないという配達員も多いです
それも一つのリスクヘッジだと思います

それでも雨の日に配達したい、稼ぎたいという皆さんに参考にしていただければ幸いです

晴れの日にしか乗らない方はこちらの記事をどうぞ


まずは装備を整える

雨の中安全にバイクに乗るには、頭からつま先まで全身を雨用の装備で覆わなければいけないと思ってください

もちろん半袖、サンダルでも乗れないことはないのですが、身内がやろうとしていたら止めます

ただ単にコケた時に怪我が酷くなるというだけでなく、まともな装備をしているだけで心理的な安心感が全く違ってくるからです

バイクの装備は運転時の注意力に直結します。精神的に余裕がないと雨の中安全運転をすることは難しいでしょう

それでは順番に説明していきます

シールド付きヘルメット

たまにシールドもなにもない半ヘルで雨の中配達している人がいますがよくできるなと思います

雨が顔に当たって痛いのでちょっと速度を出すことも難しいですし、顔が強張って配達どころではありません

雨の日は安全のために視界を確保することがとても重要です

カッパのフードをかぶってその上から半ヘルをかぶってる人もいますが、これも視界が狭くなるのでやめたほうがいいです

最低でもシールド付き、耳ガードがついてるものでなければ雨稼働は難しいと思います

被ったままで配達できるので、ある程度しっかりしたジェットヘルメットが雨の日の配達には向いてると思います

フルフェイスの場合は雨の中脱がなければいけなかったり、バイクに放置すると盗難のリスクがあったり色々と難しいです

フルフェイスをバイクに置く時は雨が入らないようにミラーにかけていったりします。ただしこれをやると中の発泡スチロールの劣化が早くなるのでおすすめできません

バイクから離れる時に頭が濡れますし、ヘルメットインナーがミラーについた汚い雨を吸収して不潔です。ライダーの頭頂部も劣化しそうです

頭頂部の蒸れが気になる方にはこのような商品があります。僕も一つ持っていますがなんだかんだヘルメットにつけっぱなしにしています。いい商品だと思います


雨粒対策

シールド付きヘルメットを買ったはいいが雨がついて視界が悪くなる問題はどうすればいいのでしょうか

僕がたどり着いた結論は「手ワイパー」です

撥水剤を塗ったりもしてみましたが塗り方が難しかったり効果が続かなかったりで行き着く先は手で拭うのが一番となりました。お金もかかりません

車のフロントガラスに使うガラコという商品がありますが、あれはガラス用ですのでバイク用のシールドに使うと素材を傷めてしまうようです

塗るのであればヘルメット専用のものが出ているのでこちらを購入してみるといいでしょう

こちらの動画を見てもわかるようにガラコのものは水滴が大きいのであまりよくないように思えます。雨の日に毎回使うには割高だと思います
内容量70mlで1500円くらいします

いくら薬剤を塗っても雨で流れてしまうので結局同じですね

シールドを洗う

ヘルメットシールドは排気ガスや砂埃などで汚れるものなので、定期的に中性洗剤で洗うことをおすすめします。排気ガスには気化したエンジンオイルなども含まれるので長期間手入れしないと油膜ができたりとにかく汚いです

シールドなしの素顔で街中を走ることは実はとても汚いと思います
余談ですが、呼吸器系疾患の増加はタバコの普及よりも自動車の普及の方が影響が大きいという話もあります

近年はPM2.5などわけのわからない大気汚染もされてそうなので、僕個人は晴れていてもフェイスカバーをして稼働しています

雨粒対策に関してはシールドを時々中性洗剤で洗う、薬剤に頼らず手ワイパーする、で対処するのがコスパがいいと思います(手ワイパーする時のグローブについては別記事を参照)

文明の利器に頼りたい方はこんな商品も出ています。恥ずかしいけどいつか使ってみたい


曇り対策

目の前にシールドがあるということは内側が自分の吐く息で曇るということです

シールドを上げて走れば曇りは取れますが、顔面に雨を浴びるのでシールドの意味がなくなります

そこで必要なのが曇らない透明な素材でできているピンロックシートと呼ばれるものです
これは薬剤とは違い使ってなくなるものではないので有効な投資だと思います

ピンロックシートはメーカーが自社のヘルメット専用に作っているものと貼り付けるタイプの汎用品があります

https://amzn.asia/d/ayBerLW

手持ちのヘルメットのオプションにピンロックシートがなければ汎用品を貼り付けることでも十分曇り止めの効果が得られます

これは初めて使った時は感動します。雨の日や冬の稼働でシールドが曇って困っているという方は是非お試しください。意外と知られていない気がします

曇り止めにも薬剤の商品が出ていて使ったことがありますが塗るのがめんどくさいので今は全く使ってません

シールドの内側に雨が垂れてくると垂れた部分は効果がなくなるので圧倒的にピンロックシートをおすすめします。というか自分の息で徐々に湿気て水滴になってる気がします

防水フェイスカバー

先程お話した通り僕は普段から日焼け対策で首まで覆うフェイスカバーをしています


このまま雨稼働することもありますがやはり少しずつ濡れてきたり首元に染みてきたりして最終的にはびちゃびちゃになります

そこで特に雨が強い時に使えるのがこちらのネオプレン製の商品です

首の後ろでマジックテープで止める作りになっているので、振り向きするときに少し違和感がありますが防水性は高いと思います

どうしても若干の蒸れはありますがジェットヘルメットや半ヘルで首元を濡らしたくない人はおすすめできます

僕はカッパのチャックを上まで閉め切るのが気持ち悪いタイプなのでこれを使っています


まとめ

ジェットヘルメット、ピンロックシート、手ワイパー

とりあえず首から上の雨対策はこんな感じで大丈夫でしょう

ピック先と配達先でフルフェイスが許されるなら迷わずフルフェイス稼働します。ですが仕事柄そうもいきませんのでこのあたりが落とし所かと

繰り返しになりますが、雨稼働は夜でも道路を見渡せるくらい視界を確保することがとても重要です

アクセルをひねるのは二の次、三の次でまずは確認ですね


今回は以上で終わりです

最後の有料部分では、ピンロックシートを買う金はないけどとりあえずこれ買っとけばイヤホンも濡れないし雨稼働いけるんじゃね?というお手頃価格のヘルメットの紹介と実際に使ってみたレビューをしています

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それでは次回、雨の日にバイクで配達する人へ②【レインウェア編】でお会いしましょう

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