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#21 1つ2つ「短所」数えていませんか「長所」は?
自分の「短所」に意識が向き、前に進む「意欲・行動」がなくなり「自己否定」に繋がることが、多かったようです。
みなさんは、いかがでしょうか。自分の「長所」に意識が向いていますか。
最近であった「本」で、目に留まったのが、心理学者バーバラ・フレドリクソンが提唱した「拡張形成理論」でした。
拡張形成理論とは「ポジティブな感情を持つことで視野が広がり問題解決能力が高まる」というもの。
この「理論」を知識として、得たときに、いままでも「短所克服」を、できないと考えるのではなく、変えられるのだと「ポジティブ思考」で「行動」したのに「問題解決」にならなかったので、この「理論」に「否定的」な感情を抱きました。
まず長所を活かすことで、ポジティブになり視野が広くなります。
そうすれば、自然と短所のカバー方法にも目が向くようになっていきます。
どうやら私は「ポジティブ思考」の使い方を、誤っていたようです。
まずは「短所を克服」しよう!「必ず克服」できる!など、その「行動」に「ポジティブ」になならない。
自分の「長所を活かす行動」をすることで、自然と「ポジティブ感情」が生まれ、「問題解決能力」が、高まっていくのかも知れません。
とは言え、自分の「短所」というのは、ことあるごとに、頭に浮かんできます。
一つの欠点がすべてではないのです。
一つのことで「ダメ」と決めつけてはいけないのです。
そこで、つい自分について悪く考えてしまった時には、「ここは××だけど、自分には○○の所がある」のように、いい所も考えるようにするといいのです。自分にはいい所もあるはずです。
わたしは、年齢の割に少し「幼稚」な面があることを「短所」と感じていました。ニックネームしかり、メールやLINEなども「絵文字・顏文字」が大好きですし、人と接するときも「ニコニコ」していることが多い。
年相応の「威厳」がないな、もっと「風格」が欲しいな、と感じ、ある時「厳しい顏」をして、接していたら、ただの「不愛想」な、おじさんに、なってしまいました。
努力は必ず報われるというのは嘘です。
苦手を克服する努力は意味がありません。
むしろ自分の苦手なことばかりに、着目せざるを得なくなるので、自己否定が加速していくだけです。
確かに「絵文字・顔文字」も使わないやりとりや、腕を組み「厳しい顏」をして、人と話していることは、ストレスも多く、できない自分に落ち込んでいました。
人が人を好きになるとき、欠点があるかないかは気にならず、その人の長所を好きになるのです。
~(中略)~
「短所がない人」が好かれるのではなく、「長所がある人」が好かれるのです。つまり短所をいくら直しても人から好かれるようにはなりません。
~(中略)~
短所克服のことを考えて悩むくらいなら、長所を伸ばすことに労力をかけましょう。
とは言え、自分の「長所」を伸ばしていく中で、わかち合えない人も、いるかもしれません。
人それぞれ、考え方が違う以上は、「短所(欠点)」のない人は、存在しないのかも知れません。
ある人から見れば「欠点」であることも、別のある人は、それを「長所」とみるでしょう。
それは、自分が「相手」を見る時も同じですよね。わかち合える人だけを見て「長所進展」していくことで、「自分らしく」生きることができそうですね。
#22「生きづらさ」を感じたら!はこちらから
引用させていただいた「本」
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