因縁の相手HONDA戦

今日はHONDAとの試合。
過去10年で6回、JFL優勝しているチーム。

そして僕個人的に、因縁のある相手だった。
それは2019年、奈良クラブに加入した1年目の8月に遡る。

場所は今日と一緒の都田サッカー場。
何試合かぶりのスタメン出場で、ポジションは左サイドバック。

開始早々に先制した。
これはいけるかもと思ったのも束の間で、そのゴールがHONDAに火をつけてしまった。

そして相手右サイドハーフのキレが凄く、明らかに攻撃の軸だった。
背後取られるわドリブルで交わされるわでなす術なし。
守備に追われ攻撃もままならない。
その日右サイドバックで出ていた味方選手に、左サイドまで走ってこられて文句を言われる始末。

何とか1点リードで前半を終え、ロッカールームに戻るが、体力は限界に近かった。

メンタルもかなりすり減り、変えてくれと監督に言おうか本気で迷ったくらい。

しかしリードしている状況で変えてくれなんてとても言えない。
そんな状態で始まった後半開始早々、僕のサイドから崩され同点。その数分後には逆転を許す。
その瞬間即交代を命じられ、ベンチに退いた。

結果は1-5の大敗。試合後には、僕への文句が聞こえてきた。

「あいつ、なんで来たん？」

帰りのバスでも後方で愚痴が聞こえ、もちろん反論などできず、ただただ、めちゃくちゃ悔しかった。この屈辱は、生涯忘れることはないと思う。

そのシーズン、僕がベンチ入れたのは確か1.2回だったと思う。確実にあの試合が分岐点だったのだ。

そんな苦い思い出と共に、今日の試合に挑んだ。

結果は2-0勝ち。
早めに先制点を取ったくらいまでは5年前の記憶がチラついたが、頼もしい仲間たちのおかげで勝つことができた。僕にとっては特別嬉しかったのでした。

サポーターの皆さん、今日も熱い応援ありがとうございました！
まだまだ試合は続くので共に闘ってくれると嬉しいです！
またスタジアムでお会いしましょう😊