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生物の本能はすごい

先日、こんな本を買った。

前回セミについてのnoteを書いたが、その内容は、この本によるものもあった。

セミの寿命について調べていたら、この本が出てきたので買ってみることにした。

僕は動物が好きなので、彼らのまだ知らない生態を知れるのはとても面白かった。

読んでみて感じたことを書いてみようと思う。

例えば、カマキリ。
カマキリのメスは、オスを食べるというのを聞いたことがあったが、どうやら本当らしい。

彼らは、動いているものは全て食べてしまう。
仲間だろうと、目に入ったものは襲ってしまうのだ。

そのためオスは、パートナー探しする際、命懸けである。メスに見つかった瞬間食べられてしまうから。

だからオスは、交尾を行いたいとき、見つからないように背後から近づく。
交尾を行いながら食べられてしまうこともある。しかしオスは交尾をやめない。

たとえ食べられようとも、子孫を残すことに命をかける。
子孫を残すことは、彼らにとって大事なこと。なんなら、それが全てなのである。

セミも、子孫を残した時点で、死んでしまうように、体がプログラムされているらしい。
生物にとって、子孫を残すことは本能的で、絶対的なのだ。

人間ももちろん生物。「子孫を残す」という本能は、当たり前だが備わっている。

不倫は許されざる行為だが、「その衝動に駆られる」という点だけは、いち生物として当たり前なことなのではないかと思った。

それに踏み切るか踏み切らないかどうかの話で、子孫を残したいと思うことは、普通のことなような気がする。

そうじゃなかったら、こんなにも報道が出るはずはない。抑えきれない本能が爆発してしまう時がきっとあるからだ。

虫がそうなのだから、容姿が様々で、感情に富んだ人間がそうなるのも無理はない。そんなことを思ったのでした。

生き物に愛着が少しだけ湧く、良い本でした。皆さんもぜひ読んでみてください!

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