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ブルワリー決定!〜約束の場所〜

お待たせ致しました。お待たせしすぎたのかもしれません。

そうです。ついに醸造所の場所が決定致しました。副タイトルは雰囲気出すためで特段意味はありません。

それがこちらの電動シャッター付きの物件。レンガが可愛らしい。

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中はこんな感じ

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設備導入が容易な広々とした間口

そして隣接する駐車場はテラスとしての利用にも最適

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この物件に巡り会えるまで本当に長い道のりでございました。

やるやる詐欺状態で半ばやさぐれていた私の酒量は増すばかり。このまま夢見る醸造家のまま時間だけが経ち、家ついて行ったり月曜から夜更かしするような番組で夢と愚痴をこぼす中年になってしまうのではとただただヤケ酒を煽る日々(嘘)

今はようやっと決まった安堵感がありつつも、やる事(免許申請、法人化、内装、融資などなど)がゲートインから一斉にスタート。あれもやらなきゃこれもやらなきゃとかやっているうちにあっという間に時間が過ぎ、またまたnoteの更新が遅れておりました汗

まずは融資申請ということで設備費見積りを集めるため、昨年からやりとりしていた中国の醸造設備メーカーに再度見積り依頼をしたのですが、そこで出てきた金額に目ん玉が飛び出ました(本当に)

なんと昨年と比べ、1.5倍にも価格が爆上がりしていたんです!
驚きすぎて「この見積もりの金額なんか変だよ??」って最初は記載ミスを疑ったほど。

価格高騰の理由としては以下のとおり

①中国における電力供給制限
中国の”脱炭素”へ向けた動きによって、大量の電力を使用する製造業への電力供給が制限され、設備メーカーはもちろん、そこで使用される様々な材料類を作る製造業が操業停止状態に陥っている。

②世界的な材料費の高騰
上記した①の影響を受け、ステンレスなどの材料類の供給を需要が上回った状態が続き、材料価格の高騰が続いている。特に非鉄金属の供給不安が広がり、価格が高騰。アイアンショックなんて言われているそう。。
そして醸造設備メーカーももちろん電力供給制限を受けています。

③中国の賃金上昇
ここに関しては毎年着実に上がってはいたものの、昨年はコロナの影響で鈍化したところが、今年に入ってからは賃金改定を実施し、上昇傾向にある。

④円安ドル高
今日時点(21年11月9日)で1ドル= 113円。今からちょうど1年前は1ドル= 105円でした涙

上記の四重苦を喰らい価格が超高騰。物件探しをしていたこの1年の間に、状況は一変しておりました。

ということで私の予算の大半を占める醸造設備を再度比較検討するため、怒涛の勢いでメールを作成し、7社に見積もり依頼を投げまくりました。

既に決めていたメーカーからの変更は不安もありますが、数社から返信のあった価格やスペックを確認してみると「これなら案外イケるかも」と何とかなりそうな雰囲気が出てきました。

もちろん実際に使ってみないとわからない部分や、他での納入実績なども踏まえて慎重に選ばなければならないのですが、それでも出来る方法を考えながら進むしかないんです!だって既に物件契約しちゃったから!!

世界情勢なんかに負けないから!!
(本当は結構楽しみながら準備してます)

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