ブルワリー見学ツアー前編〜聖地巡礼〜
どもお!葛飾区初のブルワリー設立を目指し、ありったけの夢をかき集めて探し物(物件)探しに行くのさ、きちブルーイングです!
今回は先月行った伊豆周辺ブルワリー見学の内容を書いてきます。今回の目的はラブライバーとしての聖地巡礼ではなく、設備選定の為の最終確認として実際のブルワリーの作りや機材、その他原材料の取引先などの諸々を参考にさせていただく事。
見させていただいたのは
・反射炉ビヤ
・沼津クラフト
・リパブリュー
+古巣ベアード
反射炉とリパブリューは、ベアード時代に既に見させていただいてましたが、今回は自身で設備導入をするという目線で見学させてもらいました。
一泊二日の弾丸見学という事で早朝から新幹線に乗り込み、三島駅から伊豆箱根鉄道(通称伊豆っぱこ)に乗り換え、ラブライブのラッピングカーで向かうは伊豆長岡にある反射炉ビヤ。東京のビアバーでもお馴染みの静岡を代表するブルワリーで、名前の通り反射炉を要する敷地内に直営レストラン兼醸造所を構える地元の老舗企業。正午頃に到着し、ヘッドブルワーの山田くん、ブルワーの小池くん、そしてブルワリーのボスである若さんこと稲村さんに暖かく迎えていただいた。
ベアード時代からとても仲良くさせていただいているブルワリーである反射炉は既にホーム感があり、伊豆に帰って来たなと思わせてくれる涙
まずここで一つお詫びなのですが、本見学ツアーに関する写真が全然ございません。普段からそこまで写真を撮る方では無い上、話しに夢中になるあまりすっかり写真のことを忘れておりました・・・すません!!
今後はnote用に写真を撮る癖をつけていこう
さて、そんな反射炉ブルワリーの最大の魅力といえば、ワイン酵母を使ったビールや、ワイン樽で寝かせた熟成ビールなど、元々ワイナリーでの醸造経験のある山田くんが醸すワインインスパイア系ビールではないでしょうか。
もちろん他にも様々なスタイルを作っており、定番の英国系エールからヘイジー、サワーなどどれも絶品のクオリティですが、ワインが持つ魅力を存分に取り入れ、ビールの多様性を広げる醸造家としての第一人者であることは間違いないですはい。
現在では樽ビール専用の熟成庫まで完備。ずっと使われていなかった隠しスペース?のようなものをたまたま発見したところ、とても良い暗所な上、仕込み設備からほど近かったため、熟成庫を作ってしまったとのこと。そんな背景を知らずに見たら元々熟成庫の為に作られたのではと思ってしまうほどの最適な場所。いや本当写真くらい撮れよ俺!!
その後も設備の話しや原材料の話しなど聞きたいことを聞きまくる。そして試飲も浴びるほどさせていただき、既にほろ酔い(仕事だよ⭐︎)
とても勉強させていただき、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。事前にアポを取っていたとはいえ、わざわざ時間を取っていただいた山田くんと小池くんには本当に感謝です。
夜に伊豆長岡駅前すぐにある反射炉ビヤスタンドで落ち合うことにし、お次は古巣ベアードへ。
履歴書片手に何の醸造経験もない髭もじゃロン毛が初めてベアードを訪れたのが2017年の5月。たまたまタップルームで飲んでいたブライアンに直談判し、そこからブルワーの世界に入れていただいた。
独立の話しは既にメールはしていたものの、やはり直接ブライアンとさゆりさんに報告したかったし、久しぶりに飲めて嬉しかった。
醸造所を立ち上げるってすごくやりがいがあってワクワクするけど、もちろん大変な事もたくさんあって。特に今ほどクラフトビールが広まってない地ビール黎明期の頃にアメリカ人が日本で醸造所を立ち上げるって、今の何倍も大変だったと思う。
酒造免許取得の際には税務官へ涙ながらに訴えたほど、当時は取得が難しかったそう。その頃のハードルの高さに比べれば自分なんてって思えてくる。
ブライアンから勇気とビールをいただき、自身の醸造所設立への決意をより一層強くし、また飲みましょうと古巣を後にし、反射炉ビヤスタンドへ。
ベアード時代に週一で通っていた反射炉ビヤスタンドは、当時の家から1番近いビアバーであり、稲村さんが作るおつまみと美味いビールが手軽に飲める駅徒歩20秒にあるとても居心地の良いお店。
ベアード、反射炉の両スタッフが合流し、伊豆で暮らしていた頃にタイムスリップしたかのように楽しい時間を過ごさせていただきました。また、反射炉ビヤ×きちブルーイングでコラボなどもしていく予定ですので、こちらも詳細わかり次第ご報告致します!
そんなこんなで明日は沼津クラフトとリパブリューへの訪問を控え、意気揚々とホテルへ帰った私。しかし、明朝まさかの事態が私(おなか)を襲う?!
次回、ウォシュレットを求めて〜お願いだから500円玉くらいの○○を小分けに出すのは止めてよ!〜
お楽しみに!
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