見出し画像

無印良品のヤクのセーターのレビュー・口コミ

冬に不可欠なニットアイテム

冬に備えて色々と冬服を探しているという人も多いのではないでしょうか。

冬服と言ったら、おしゃれさも重要ですが、同じくらい「防寒性」も求められます。というより、寒がりの人にとっては、おしゃれさは二の次で、まずは寒さ対策が一番という人もいるでしょう。

僕も冷え性で寒さは苦手なので、複数年計画で、部屋着や冬小物など、防寒衣類の充実を徐々に図っています。

特に、ニットのセーターやマフラーなど、ニットアイテムは冬の生活に欠かせません。

ただ、ニットといっても、素材にはいろいろとあり、羊毛を使ったウールから始まり、希少で暖かい素材として知られるカシミヤや、ヤクウール、またアルパカなど、それぞれ特徴を持った素材があります。

そのなかでも、個人的に気になっている素材が、ヤクウールです。

ヤクウールとは、ヤクという標高3000mを超える高原地帯に生息する牛の仲間の毛で、カシミヤとともに注目されている素材です。

シンプルなデザインと良質な素材で人気の無印良品では、冬のニット製品として、このヤクウールのセーターも発売されています。

どうしてもヤクウールのセーターが欲しかったので、ネットの解説やSNSの口コミなども頼りに、他のメーカーの製品とも比較しながら、悩んだ末に、この冬に発売された、無印のヤクウールのセーターを購入しました。

この記事では、最近買った、無印良品のヤクウール100%のセーター『自然のまんまの色ヤククルーネックセーター』の着心地や感想など、商品のレビュー・口コミを紹介したいと思います。

無印のヤクセーターの感想

無印良品では、「ヤクウールも混ざったセーター」というだけでなく、毎冬かどうか分かりませんが、「ヤクウール100%」のセーターも取り扱っています。

素材の一部というのではなく、ヤクウール100%のニット製品は珍しく、値段もヤクウール100%の方が高く、この無印良品のヤクのセーター(メンズ)は、7990円となっています。

このセーターは、メンズとレディースとあり、またクルーネックとタートルネックの二種類があります。

無印のYouTube動画では、実際のヤクの映像が流れていますが、とても暖かそうな様子が伝わってきます。

以下の画像が、ホームページに掲載されている無印のヤクのセーターになります。

無印良品 ヤクのセーター

決して厚さはなく、さらっと着ている印象です。色味は、茶色に近い色合いをしています。

極寒のチベット高原(青蔵高原)で育ったヤクのセーターです。標高3800mの極寒のチベット高原(青蔵高原)で育ったヤクは、極寒の冬から身を守るため外毛の内側に冬毛(うぶ毛)が生えます。

ヤクと草原のため、その夏に抜け落ちる冬毛を梳いてあげる必要があります。ヤク本来の暖かく保温性のある冬毛を使い、無染色、無漂白の自然のまんまの色と風合いで仕上げました。

出典 : 自然のまんまの色ヤククルーネックセーター|無印良品

ネットでの購入から数日して、さっそく、届いたセーターを着てみました。

ヤクウールのセーターを実際に着たのは初めてなので、他のメーカーと単純な比較はできませんが、無印良品のヤククールのセーターは、薄い上に軽いので、着心地はとてもよいです。

また、その薄さの割に、カシミヤのセーターと比べても遜色がないほど暖かいので、一枚での秋服だけでなく、冬服のインナーとしても活躍してくれるセーターだと思います。

多少冷たい風が吹いても暖かさは揺らぎません。このセーターを着たまま外に出てみると、いっそう、このヤクウールの防寒性を実感します。

薄いのに暖かい、というセーターを探しているなら、ヤクのセーターは、その要望に応えてくれる、ぴったりの冬アイテムだと思います。

とは言え、このセーター単独で厳しい冬を越えられるほどではなく、厚さがないこともあり、肌着やアウターも考えると、(他の素材でも同じですが)全部で3.4枚は着ないと、冬の本格的な寒さを凌ぐのは難しいかもしれません。

でも、カシミヤ100%のセーターとなると、もうちょっと値段は高くなるので、暖かさも、触り心地も、カシミヤに引けを取らないことを考えると、コスパという面で見ても、無印のヤクウールのセーターはおすすめだと思います。

加えて、もともと、ヤクは耐久性も高く、長持ちし、毛玉もできづらいと言われているので、このヤクウールのセーターは、暖かさ以外の面でも使い勝手がよく、優れた冬用の衣類だと思います。

無印のヤクセーターの色については、写真の通り、茶色一色です。若干濃いめの茶色で、写真と色は一緒です。「無染色、無漂白」とあるので、これがまさにありのままのヤクの毛の色なのでしょう。

それから、セーターと言うと、チクチク度合いも気になるかもしれませんが、ヤクウールは、それほどチクチク感が強いわけではありません。

僕が買った無印良品のヤクのセーターも、タートルネックではないこともあるかもしれませんが、着ていてもチクチク具合は全く気になりません。

ただ、敏感肌がひどい人の場合は、もしかしたら多少気になることもあるかもしれないので、そういった方は、肌着にオーガニックコットンなど優しい素材のものを選ぶとよいかもしれません。

洗濯方法

また、ニットの製品は、洗濯方法も悩むと思います。

ヤクウールの洗濯方法に関しては、無印良品のショップブログで、次のように解説があります。

お洗濯をする時、どのように洗っていますか? 冬はニットの他にも、シャツやTシャツなど重ね着するので、お洗濯も気をつかいますよね。

ヤクウールのニットは小さなことに気遣って、やさしく洗いましょう。

①まず、裏返しにして、ネットに入れます。

②洗濯機の設定は「弱流水」にして洗うことが大切です。

③干すときは平干しで。
 ハンガーで干してしまうと、水分を吸った重みで、ヤクウールが伸びてしまいます。

いかがでしたか。
一見難しいと感じるヤクウールのお洗濯ですが、やってみると案外かんたんです。
ヤクウール以外のニットでもこの方法でやさしくお洗濯をしてみるといいですよ。

出典 : 【錦糸町パルコ】みんなの「ヤクに立つ」ヤクウールの話。その1

その他に、常温の水で手洗いをするのもいいようなので、僕がヤクウールのニット製品を洗濯する際は、基本的に手洗いで洗っています。

ニットのセーターは、ボリュームがあって暖かいアイテムもいいですが、薄いのに暖かい、インナーとしても重宝されるセーターも欲しいもの。

その意味では、この無印良品のヤクウールのセーターはもちろんのこと、一般的に、ヤクウールやカシミヤのセーターは、まさに「薄いのに暖かい」防寒用の衣類としておすすめの素材だと思います。

以上、無印良品のヤク100%のセーターのレビューでした。


おすすめのアイテム
夏も冬も、基本的にエアコンや暖房なしで乗り切る生活を送る日々。エアコンや暖房なし生活を送る上で、おすすめのアイテムや部屋着、その他、趣味に関する本などをROOMで紹介しています。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?