自然治癒力を高める

皆さんこんにちは、ふじやま施術院の藤山です。
今回のブログのテーマは自然治癒力について。

当院が施術において目指しているところは

『その人の本来の自然治癒力を高めること、自らが健康になるお手伝いをすること』

自然治癒力を高める…
治癒力とはすなわち生命力を高めると言う事です。


では生命力とは。

人間の体の中には多様な生命力があると考えています。
その一つが電磁気エネルギーです。

聞き慣れない言葉ですが

とある実験で
3本の桃の木に
電圧計の電極をつけて木の内部と周囲の電位変化を記録しました。

開花や落ち葉といった木の生理活動、
太陽の黒点活動や月の満ち欠けといった天体の動き
雨、雪、みぞれ、あられなどの気象の変化に対応して
電位が細かく変化していたそうです。

また、一本の木が弱り始めた時
その電位ははっきりと低下して
ゼロになった時に木が完全に枯れてしまいました。
この結果から
『生命があるところには必ず電気的な特性がある』
という発見がなされました。
(『いのちの輝き』から引用させていただきました)

このような生命エネルギーは他の言葉に置き換えると
日本では『気』
インドでは『プラーナ』
と表現できます。


木の実験を人に置き換えてみたらどうでしょう。
日々生きていく中で起こっている生理的な現象だったり
月の満ち欠けで女性の生理周期が決まったり
気象の変化による気圧の変化が身体に及ぼす影響だったり
(最近は気象病とも呼ばれていますが)
これらが電気的なエネルギーを微妙に変えて
私たちに影響しています。


木の研究から
電気的エネルギーがゼロになるもしくは弱くなると
木の健康状態が悪くなっていき最後には枯れてしまいます。
私たちの身体でも同じようなことが起きています。

いわゆる『気の流れが悪くなる』と言われたりしますが
原因は色々で
例えば怪我をしたことにより構造的に怪我をしたところの
細胞や組織を痛めてしまって
そこの血液や電気的エネルギーが滞ってしまう。

心を痛めてしまうショックな出来事や精神的ストレスによって
横隔膜の動きが落ち、呼吸が弱まり
(ショックなことがあると一瞬呼吸が止まる、そんな身体の自動的な反応を経験したことがある方も多いと思います)
身体全体の循環システムが落ちて
エネルギーを消耗させ
身体の電気的エネルギーが低下してしまいます。
そうなるとその部分の細胞への栄養供給が低下していきます(酸欠状態)

生命力が低下し
治癒力が低下し
肉体に色々な影響を与えてしまいます。


生きていると色々なことが起こります。
大きな波や小さな波が絶えず繰り返しています。
山もあれば谷もあるけど
ずっと谷にいるような身体の状態から
回復するために、施術は一つの選択肢だと思います。
この電気的エネルギーを回復させるために施術を行い
そうすると滞っていた循環が戻ることで生命力が満ちてきます。
結果的に自然に治っていって
自然治癒力を取り戻し、健康へと進んでいきます。


施術の最中
手の中で回復し
大きくなっていくエネルギーを感じます。
それが私の中で
とても心地いい瞬間です。
生命に触れている
そう実感する時です。

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