見出し画像

双極はたらくラボとは?[ごあいさつ]

※2021年3月30日更新

双極はたらくラボを公開しました。(サイトはこちら)

------

はじめまして。私はうつや双極性障害などの方の社会復帰支援サービス「リヴァトレ」をはじめとする事業を展開する株式会社リヴァの松浦といいます。

リヴァでは『双極はたらくラボ』というWebメディアを立ち上げることになりました。この記事では双極はたらくラボの目的やこれまでの経緯についてご紹介します。

リヴァの説明はこちら
松浦の自己紹介記事はこちら

ごあいさつ

私は双極性障害Ⅱ型の当事者で、リヴァトレを利用後、同社の支援員となって現在9年目。そして現在、とあるWebメディアの立ち上げ準備をしています。

そのメディアの名前は「双極はたらくラボ」。

双極性障害は自分ではコントロールできないほどの躁状態とうつ状態を繰り返す病気であり、それによって継続的な就労が難しいと感じている方が多いのが現状です。また双極性障害の方の働くに関する情報が乏しく、どうしたらいいか悩みながら孤立している人も多くいます。

そこで当事者の方々にとって働き続ける参考や気付きとなり、また周囲の人の理解を助ける情報を提供するべくこのメディアを立ち上げることにしました。

今回はその双極はたらくラボの概要について、私が社内スタッフ向けに作成した提案資料をもとに説明していきたいと思います。

提案書

画像5

こちらの資料は、2020年4月18日に社内で行ったアイディア会議で提案したものになります。

ver2.1というのは、提案までに多くの方に助言をもらうことで、提案としては初回の場なのにかなり改良を重ねた資料となったことをあらわしています^^;

ちなみにver1.0は60ページ近くのボリュームで、泣く泣く削って30ページ弱まで絞り込み、提案の場に臨みました。

メディアサイトの立ち上げ

画像5

双極はたらくラボを提案するまでに、双極性障害の「働く」というジャンルに関する調査を2年近く行ってきました。

その調査結果などをから「双極の人が継続的に働くことをサポートするような情報が乏しく、そのような情報が求められているのではないか」という仮説を立て、メディアサイトをつくる提案を社内向けに行いました。

メディアサイト名称

画像5

「双極はたらくラボ」というネーミングは「シンプルに覚えやすく」「サイトの中身を端的に表す」ということを意識してつけました。

余談ですが、最近のサイトやサービスには「ラボ」という言葉が結構使われているなと個人的に思っています。

それだけ不確実な世の中で、正解は無いけどとにかく実験的にやってみようと考える方の多さを表しているのかなと。

コンセプト

キャプチャ

メディアのコンセプトは
「"双極性障害×働く"の情報を届け 
 自分らしい働き方を考えるキッカケとなる」

双極性障害の方は働きながら、また働くことを考える中で多くの悩みに直面しているかと思います。その悩みに対する答えとまではいかなくとも、答えを見つけるキッカケがたくさん転がっている場所になればよいなと考えています。

【具体案】サイトコンテンツ

①双極レポート
双極性障害と付き合いながら働く人の声を掲載。これが一番メインのコンテンツだと考えています。双極性障害を抱えていることを職場に明かさず働くひと、明かした上で働くひと。会社員、フリーランス、起業家・・・。色々な声を紹介していきたいと思います。

100名を1つの目標に、松浦が自ら取材をして記事にしていく予定です。

②双極コーピング
コーピングとは対処の事。双極性障害の対処に関連する情報を掲載するコンテンツです。心理教育的なものや対処法、ツールや書籍紹介などを想定しています。

③双極イベント
リヴァ主催の双極性障害に関するイベント情報を掲載します。

④双極マンガ
私、松浦の経験をもとにした漫画「松浦さんの双極ライフ」。
現在、リヴァが運営する自社メディア「リヴァマガ」に掲載している漫画を双極はたらくラボでも掲載していきます。

リヴァマガで掲載している「松浦さんの双極ライフ」最新回はこちら

[サイト外:note]双極はたらくラボの活動報告
今読んでいただいているこのnoteのことです。

双極はたらくラボのメディア自体の準備の進捗や取材の舞台裏などを伝えるブログ的な位置づけです。

サイト公開予定日

画像5

画家のゴッホは双極性障害だったという説があります。

ゴッホの誕生日に由来して、3月30日は世界双極性障害デーとなっています。双極はたらくラボは来年の世界双極障害デー、2021年の3月30日を公開目標として、準備を進めていきます。

さいごに

まだまだこれからのメディアで、いろんな方の協力をいただきながら制作を進めて行きたいと思っております。

少しでも興味をもっていただけましたら、この双極ラボはたらくラボ公式note、また公式Twitterをフォローいただけると嬉しいです。


それではこれから、よろしくお願いします。

この記事が参加している募集

自己紹介

ぜひ、記事へのいいねやフォローをよろしくお願いします。