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統合失調症と双極性障害のもともとの性格☆

統合失調症も双極性障害も精神疾患であるが、その症状によって「病状」なのかそれとも「性格」なのかわからなくなることがある。
 
特に、統合失調症や双極性障害は「脳の病気」であり、心の病気ではない。このことを専門職や医療職でさえもわからない人が多いのも事実である。
 
専門家でさえもわからない人が多いので、精神障害を発症した「当事者」やその家族、パートナー、友人さえも「あなたは○○な性格だよね」とレッテルを貼られてしまうことが多い。
 
そして、本人も(あなた)自身も「脳の病気」からくる「症状」(幻覚/幻聴/食欲の低さ/過眠など)を、「これは自分の性格からくるものです」と認識してしまうことが多い。
 
 
 
 
*以前のブログに「脳の病気」からくる「行動の異常」と「正常」の狭間で「成功するための方法」について紹介している。気になる人はチェック!
『[上級編]双極性障害のトリセツ!』
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なので正しい・元々の・本来の「あなたの性格」を知る必要がある!
 
 
 
 
ここでは、双極性障害と統合失調症のもともとの性格に多いタイプを紹介する。
 
 
 
 
 
 
《双極性障害と統合失調症の共通の性格》
・集中力が低い
・気が散りやすい
・飽きやすい
・人付き合いから喜びを感じづらい
・人と深い中になろうとしない
・衝動的な行動になりやすい
・(占いや超能力を信じやすい)

↑ オックスフォード大学での研究
 
コメディアン・俳優を調べたところ、双極性障害や統合失調症の特徴を持っていた人が多かったという結果が判明。
(ただ、「発症した人」を対象にした研究なので後付けにはなるが)











《双極性障害と統合失調症の大きな性格のちがい》
・自分は「自分」だと思う(統合失調症)
・自分と「他者」との境界線があいまい(双極性障害)
 
↑精神科医 内海健氏より
 



これはどういうことかというと、
双極性障害ⅠとⅡ型の場合は、自分と他人との境界があいまい。一言で言うと「おせっかいでお人好し」
「自分だったら相手は困っているだろうな」など考えて、親切に何か手伝ってあげたりする。他人が「手助けが必要」と言っていて「手伝う」のなら良いが、特に「躁状態」になるとこれが拍車をかけてやってあげすぎたりする。これはもともと持っている「自分と他者との境界線が曖昧である」ことから言える。



双極性障害Ⅱ型の場合、「他者」に評価されて「自分」を見出すタイプに多く、自分のことをさておいてまでも相手に尽くす「ホスピタリティが高い」性格と言える。
 


統合失調症の場合は、発達障害のASDタイプと重なることもある。一言で言うと「孤高の人」である。周囲の人や俗世に触れず、自分の名誉や誇りなどのモットーを大切にする性格である。気高さともいえる。
 
 
 
つまり、まとめると、
双極性障害の人は他者から「自分の存在意義」や「価値観」を見出して生きていく性格。自分と他者との境界線があいまい。
協調性が高い/やや外向的/クリエイティブ/衝動的/メンタルが弱い
 
統合失調症の人は、他者との一定の距離を置き、「孤高」に生き他者の考えに振り回されず「名誉」や「誇り」を大切にする性格。
協調性が低い/やや内向的/クリエイティブ/衝動的/メンタルが弱い
 
 
 
*メンタルの弱さでいうと
1位:双極性障害Ⅱ型
2位:統合失調症
3位:双極性障害Ⅰ型
 
 
*衝動性の高さで言うと
1位:双極性障害Ⅰ型
2位:双極性障害Ⅱ型
3位:統合失調症
 
 
 


 
 
いっちゃん的・考察☆
双極性障害は、しっぽ振ってる「犬タイプ」
統合失調症は、自分時間を大切にする「猫タイプ」
 
かなぁ〜
 










《性格は、気質と合わさって「人格」を成すもの》
(心理学では)

以前のブログでも紹介しました、
人格=気質+性格

なので、一概に「性格」だけでおさまるものではありません。
 
例えば、上記のように、
統合失調症に多いタイプで「人と深い中になろうとしない」性格が一致したとします。

しかし、気質が「統合失調症」とは別の次元であったりすることもあります。

他にも、性格は「遺伝」と「生育環境」の50%ずつから構成されますが、家族が「統合失調症」を持っており、遺伝があるといえども「生育環境」が異なればまた違う「人格」というわけです。
 
構成要素はたくさんあります。

例:森・海の近くに住んでいるタイプ/兄弟姉妹で何番めの子か/体格/など
他にもホルモンバランス/甲状腺/年齢/など
たくさんの構成する「人格」があります。
 
 
 




おわり


*あくまで研究のデータからです。これらはいっちゃんの感想や考えではありません。時折誤解される方がいらっしゃるのでご承知ください。
 



 
参考資料
・オックスフォード大学でのコメディアンの研究
 
・『精神科医からのメッセージ うつ病新時代 双極Ⅱ型障害という病』
著:内海健
出版:勉誠出版
 
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おすすめの本

PS☆
だから犬が好きだったのか!(関係ないか)笑

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