飼育日記「めだかのきもち」'24穀雨🪲苦いコーヒーは⚾️
朝のルーティンに、メダカの抱卵と孵化のチェックが加わった。卵はカビが生えないよう、カルキ入りの水道水を毎日取り替える。
観賞魚店の水草の入荷はまだ先なので、冬を生き延びた浮草や少し残ったウィローモスでは、隠れ場所や産卵床が足りないかなとヤキモキ。かなり広くなった分、天敵が底まで見通せるので、植木鉢のカケラを四隅に置いて、メダカとヌマエビの隠れ場所を作った。
暖かくなると水草はあっという間に飼育水を埋め尽くす程、生育が盛んになるので、やがて日陰が出来るだろう。
室内では飼育者が覗くと、ワラワラと上がってきた親メダカ達。早朝、カラスや雀の声が遠くに聞こえるルーフでは、警戒して姿を現さない。鳴き声が聞こえなくなると、ようやく姿を現す。
自然界は天敵だらけ。警戒、自衛してくれるのは頼もしい。
お昼を食べていて、ふと覗き込んだら、針子が一匹❗️ふわりと浮かんでいる。カルキを抜いた水も室内に取り分けていたので、直ぐに移す。針子の餌も去年の残りがあったはず。よし!
24節気の穀雨にはちょっと早いけれど、今年初めての針子が生まれた記念日に発信。
4月16日
⚾️
終わりが見えない痛ましい紛争や相次ぐ震災、政治腐敗を差し置いて、MLBが朝のニュース枠の多くを占めている。
野球がとりわけ好きという訳ではない私でも、朝起きて、彼がバッターボックスに立っていれば、スクワットをしながらTV画面を凝視する。
彼が理不尽な目に遭えば嘆き、良い結婚をしたなあ、と知ればホッとする。
同様の眼差しを向けている人々や、一発が出れば狂喜乱舞する人々がどれだけいることだろう。
数十年前、アメリカの子供向け番組「セサミストリート」で、マペット達が歌っていた。
"苦いコーヒーはお砂糖を入れて飲もう"
正確な歌詞は覚えてないけれど、深いな、子供向けなのに、と記憶に残った。
"お砂糖"? 例えば大谷翔平?
いっとき我々の緊張をほぐし、幸福感を与えてくれる甘味。体が疲れ切った時、心許なく気持ちが塞ぐ時、救い難い悲劇のニュースに惓んでしまった時、気分を奮い立たせてくれる、みんなで共有できる甘味。
夢の実現に向かって、比類ない資質を磨き続け、名声と途轍もない財力を得ても、嫉妬や捻れた感情を周囲に起こさない(一部を除き)。
あの真摯でまっすぐな言葉、少年のような笑顔、子供達から敵方の選手やスタッフまでファンにしてしまう人柄、そうして、あの美しい走りを見たら、ネガティブな感情も萎んでしまうだろう。
試合があっても無くても、海の向こうのヒーローの動向が伝わってくる。"幸せホルモン"がやってくる。同時代に居合わせたのはラッキーだ。
ー4本目のホームランを見た朝ー
パドレス戦はサーティーワンダブルコーンの楽しみ♪
メディアは追いかけ回さないけれど、遠くで渋く光っている。私はダルビッシュファン♬
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