飼育日記「めだかのきもち」寒露🍁はや冬籠り💤
室内で夏を越した、5月生まれの稚魚を、本格的な冬到来まで、昼の間に太陽を浴びてもらおうと、朝外に出す。
小さなトロ舟の水は、あの猛暑では瞬く間に茹ってしまうので、7月、8月、9月は留守中もメダカのために、24時間エアコン付けっぱなしだった。
毎朝7〜8匹が抱卵を始めた稚魚に、遅れて孵化した数匹、さらに秋口に取り分けた卵が孵化して少し大きくなった針子も同居させてみた。
ベランダで冬眠を迎える成魚38匹と、室内組次世代の稚魚・針子35匹。思わぬ捕食者の侵入や、寿命を迎える成魚もポツポツいて、ガッカリすることもあるけれど、冬を切り抜けて、来春に向かう群れの構成としてはまずまず。
10. 2
気温が急降下した先週から、ベランダの成魚達が水面に姿を見せなくなった。餌を撒いても反応が鈍い。時折ゆらゆらと上がってくる数匹は、厳冬期の陽だまりの泳ぎ方である。
昨年も10月には早々と冬眠体制に入っていた。
夏の暑さが尋常でなくなり、秋を飛ばして早冬に入ったかと、人間でも感じるのだから、小さな彼らが、敏感に感じるのも無理はない。
一昨年は12月を迎えるまで、元気に泳いでいた。
保冷剤で温度上昇を抑えなければならなくなった昨年、今年の夏。
彼らの行動に、温暖化の加速を実感。
10. 11
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