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<徒然日記#3> 二拠点生活のススメ②

梅雨も本格化してきました。人間には憂鬱な雨ではありますが、植物にとっては恵みの雨ですね。

梅雨

今回は、前回の徒然日記に記した「二拠点生活のススメ」の続きになります。
アフターコロナの新しい生活様式の選択肢の一つとして、二拠点生活を始めてみたいと思う方に届けばいいなと思います。

二拠点の場所として、どういう場所が最適なのか(自然編)?

大抵の人は、二拠点目として自然が豊かな場所がいいと考えると思いますので、それを前提に記します。自然といっても、山派だったり、海派だったり、それぞれの好みがあると思うので、そこはご自分の直感に従うべきだと思います。毎週のように通う場所になるので、自分が直感的に好きと思う場所でないと長続きしません。大前提として、自分が好きと思える場所が一番です。
私は山派で、木々に囲まれた場所がいいと思っていたのですが、山奥には抵抗がありました。というのも、近年は害獣(イノシシ等)が人里に多く出没しています。私は家庭菜園をやりたかったので、家を空けることが多い中で、害獣対策をするのは難しいだろうということで、そのような被害が出なそうな場所を探しました。
そして、水害や土砂崩れなどの災害の被害が少なさそうな場所というのもポイントです。年々、水害が激しくなる中で、なるべくそのような心配の少ない場所を選びたいですね。

二拠点の場所として、どういう場所が最適なのか(距離編)?

普段生活する場所からの距離ですが、私は片道2時間がMAXかなと思っています。片道2時間であれば、金曜の勤務後に移動するのもそれほど苦になりません。私はパートナーと一緒に移動するので、2時間のドライブは歌を歌ったり、お話したりあっという間です。むしろ、普段はお互い仕事で忙しいので、この2時間は話したいことをじっくり話せる貴重な時間になっています。
そして、道路渋滞がないということも、ストレスなく移動するためには重要だと思います。千葉から栃木に行くには、外環道と常磐道を通っていくのですが、通常ガラガラです。なるべく下道を使える道のりであれば、高速代も少なくなっていいですね。

休日の過ごし方は?

二拠点生活というと、週末には自然いっぱいの場所でスローライフを満喫するイメージだとは思いますが、自然いっぱいの場所での生活はとっても忙しいです。毎週、やることが盛りだくさんです。とはいっても、都会の忙しいのとは違って、自然や季節のペースに合わせる忙しさというのでしょうか。例えば、この時期は梅仕事(梅シロップや梅干しづくり)やドクダミの葉っぱでお茶を作ったり、畑仕事はもちろんのこと、草刈りだって冬以外は年中行事です。でも、そんな忙しさでの疲労感は本当に気持ちがいいです。疲れ切っているのに、何かチャージされている気がします。

梅仕事2

ご近所付き合いは?

私の場合、雑木林の中にポツンとある家なので、隣家があるわけではないのですが、やはりご近所さんとのお付き合いはあります。
我が家の前の道路は、ご近所さんの散歩コースになっていて、皆さん良く観察されています。ご近所さんでは色んな噂話もありそうな感じでした。庭にいるときにお散歩に通りかかる方には必ず挨拶をしていますが、最初はやはりヨソヨソしい感じでした。でも、毎回ご挨拶をしていると、だんだんと顔見知りになってきます。そうすると、「週末だけ来てるの?」とか、「庭づくり、進んだね〜。毎回、ここを通るのを楽しみにしているのよ」とか、声をかけてもらえるようになりました。
今では、ご近所さんの菜園で採れたお野菜をおすそ分けしてもらえるようになったり、野菜づくりのアドバイスをもらえるようにもなりました。時間がかかるかもしれませんが、根気よく、笑顔で挨拶をすることを心がけることが必要だと思います。
一つだけ、手早くご近所さんと仲良くする方法があります。それは、犬を連れていくことです。私は実家で飼っている犬を連れていくことがあるのですが、散歩中に犬同士がコミュニケーションをはじめると、自然と飼い主同士も仲良くなれます。私は犬を通じて、ご近所コミュニティが広がったと言っても過言ではないです。


お金の問題。お金持ちしかできないのか?

二拠点生活をしているという話をすると、「別荘ですか!お金持ちだね!」という反応が返ってくることがあります。確かに、二拠点生活をすることでかかる出費はありますが、それを捻出するために色々工夫して生活しています。
まず、普段生活する家ですが、二人暮しの2DKで賃料4万5千円という部屋に住んでいます。築35年くらいのアパートです。この部屋には平日の夜しかいないので、狭くても古くても困ることはありません。むしろ、狭いので掃除する時間が少なくて済みます。
また、二拠点生活が始まってからは、旅行に行かなくなりました。高い温泉旅館に泊まることもなくなり、レジャー費はほぼゼロです。以前はよく温泉旅行に行っていましたが、毎週自然いっぱいの中で暮らすようになって、以前ほど旅行に行きたいと思わなくなりました。
食費ですが、週末に直売所で、安くて新鮮なお野菜をたんまり買い込んで、平日はそれを使ってお料理をします。手をかけずにささっと作れるものを作るので、外食やお惣菜にお金をかけることはありません。
普通のサラリーマンの収入の人であれば、工夫次第で二拠点生活は可能だと思っています。要は、何に価値を置いてそれに対してお金を払うのか、という問題だと思います。私は都心のマンションに35年のローンを払い続けるくらいなら、田舎に週末の拠点を持ちたいと考えて、それが実現できる身の丈にあった生活をしています。

二拠点生活に興味がある方には是非実現してみてほしいという熱い想いから、またまた書きすぎてしまいましたので、今回はこの辺りで。
次回は、このような↓のトピックスでこの題目を締めくくりたいと思います。
・時間の問題。一週間のスケジュールは?
・#本当の豊かさってなんだろう?の答え

ご興味のある方は是非読んでみてください。

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