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<徒然日記#2> 二拠点生活のススメ

COVID-19感染拡大の影響で、地方への移住を検討する方が増えていると聞きます。そして、今後テレワークが急速に広がるであろうことから、都会での生活以外に地方にも拠点を設ける他拠点生活にも注目が集まっているそうです。

私は流行を先取りして(笑)、2年前から千葉と栃木との二拠点生活をしています。今後、そのような生活をしたいと思っている方に、少しでも私の経験を共有できたらと思い、筆をとりました。

二拠点生活を始めた動機

なぜ私が二拠点居住生活に興味を持ったかよく覚えていないのですが、幼い頃から田舎で育った私にとって、自然が豊かな場所に暮らしたい、という漠然とした思いがずっとありました。

愛媛のスイス

そんな生活は老後になってからの夢だと当初は思っていたのですが、企業戦士として働いてお金もそこそこ稼いで、学生の頃に欲しかったものなんてネットでワンクリックで買えるようになって、車には興味がわかなくて、稼いだお金はすべて旅行につぎ込んで。旅行先で素敵な風景や暮らし方に出会って憧れを抱き、そして日本に帰ってまた忙しく働いて。。。というサイクルに飽きてしまったのでしょう。人生の次のステップに進みたくなりました。


周囲の同年代は、都会のマンション購入のために、35年ローンを組んで夫婦共働きでローンを払う生活。でも私は今後35年もそんな生活をする気にはなれなくて、平日の家は帰って寝るためだけのシンプルな家でいいから、休日に自然の中で豊かな生活ができる拠点を持って、自分の暮らしを自分で作り上げていきたいと思い、二拠点生活をすることを考え始めました。

なぜ完全移住じゃなくて、二拠点なのか?

現実的な問題として、平日仕事に出ているパートナーがいます。いろんな形があるとは思いますが、私はやっぱり、家族(実家のワンコ含む!)やパートナーとは一緒に生活すべきだと思っています。それが一つ目の理由。

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そして二つ目は、都会と田舎の双方のバランスをとることも私には必要だと思ったからです。最終的には、二拠点居住生活を社会に広めたいと思っているのですが、そのために、都会に住む人の視点も理解できるようにしておきたいと思っています。
そして、これはおまけですが、やはり旅行や移動には都会に寝泊まりできる場所があるのは楽です。また、今後オンライン化が進んでどうなるかわかりませんが、やはり都心で行うイベントや展示会などにハードル低く参加できるので、そのような行事に参加することで視野を広く持てている気がしています。

どうやって拠点を探したのか?

これはあまり参考にならないかもしれませんが、私の場合は栃木の拠点を見つけたのは、本当に偶然でした。
当初は那須の中古別荘などが安く購入できそうだったので、その辺りを狙っていたのですが、那須の物件を見に行く時に途中で寄り道をしたのが、今の拠点である益子町でした。ペンションに一泊したのですが、そのオーナーさんに二拠点居住の場所を探していることを話すと、近くで知り合いの家が空き家として購入者を探しているから一回見ていくといいと言ってくれました。そこが今の「益子の住み処」です。

初めての益子


家は築40年という中途半端な感じで、古民家という良い雰囲気を醸し出しているわけでもなくリノベーションは必須でしたが、家は雑木林の中にポツンとあり、本当にその場所が気持ちよくって、一瞬で心が決まりました。
みなさんに参考にして頂けるとしたら、二拠点生活を考えているならまず物件を見に行くとか行動を起こしてみること。そして、その考えを周りの人や出会った人に話してみることです。そこから何かが始まるんだと思います。

少し長くなってしまいそうなので、続きは次回に。次回以降はこのような↓のトピックスについて徒然と記していきたいと思います。
・二拠点の場所として、どういう場所が最適なのか?
・休日の過ごし方は?
・ご近所付き合いは?
・お金の問題。お金持ちしかできないのか?
・時間の問題。一週間のスケジュールは?
・#本当の豊かさってなんだろう?の答え

二拠点生活を考えている方、是非読んでみてくださいね。

(写真注釈)冒頭写真は益子の5月末位の田園風景、2枚目は旅行で訪れた愛媛の秘境(いつかここに暮らしたいと夢見ていた)、3枚目は都会の拠点のすぐ近くに住む実家のワンコたち、4枚目は初めて空き家を見に行った日に一目惚れした庭の様子。

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