瓶太郎

ワインと歴史が好きです。 シャトーラグランジュ物語という本を読んでからワインの歴史にも…

瓶太郎

ワインと歴史が好きです。 シャトーラグランジュ物語という本を読んでからワインの歴史にも興味が湧いてきてnoteを書き始めました。 好きなワインや面白い歴史やストーリーを持つワイン紹介しているので、楽しんで読んで頂けると嬉しいです。

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  • プレゼントに最適なストーリーのあるワインリスト

    「プレゼントに最適なストーリーのあるワインリスト」とは、単に味わいだけでなく、特別な背景や物語を持つワインを厳選したリストです。贈り物として相手に伝えることができるストーリーを持つワインは、記念日やお祝いのシーンにぴったり。贈る人の思いを込め、特別なひとときをより感動的に演出できる一本が見つかるはずです。

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ワインに込められたストーリーを贈りませんか

プレゼントにワインを贈りたいけど、何を選ぶべき?日本人のワイン消費量は過去40年で約8倍、ここ10年でも1.3倍に増加しています。レストランや自宅でワインを楽しむ機会が増え、プレゼントとしてワインを選ぶ人も増えています。しかし、どのワインを選ぶべきかは難しい問題です。 値段が高ければ良いわけではなく、安すぎても失礼にあたることもあります。また、「いくらからが高級ワイン?」「赤と白、どちらを選べばいい?」「やはりフランスワインが王道?」など、ワインに詳しくないと選ぶ際に悩むこ

    • 再会の贈り物のワインとして、シャトー・デスミライユの再会の物語

      シャトー・デスミライユは、ボルドー地方のオー・メドック地区カントナック村に位置するメドック格付け第3級のシャトーです。1855年の格付け当時、シャトー・マルゴーの支配人であったシピエル氏の管理のもと、シャトー・デスミライユは高い評価を得ていました。 しかし、その後さまざまな困難に直面し所有者が何度も変わっていきます。 所有者の変遷、分散されたシャトーと畑メドック格付け第3級となったシャトー・デスミライユは優れた品質で評判を得ていましたが、20世紀に入ると所有者が次々と変わっ

      • 繋がれたバトンで目覚めた「眠れる美女」— シャトー・ラ・ラギューヌの復活の物語を贈ろう

        メドック格付け3級に輝くシャトー・ラ・ラギューヌ。今でこそ安定した品質で評価されていますが、かつてはブドウ畑がわずか4ヘクタールにまで縮小し存続の危機に直面していました。多くの試練を乗り越え復活を果たしたその背景には、引き継がれてきたオーナーたちの努力がありました。 メドック格付け3級の名声と、襲い来る試練シャトー・ラ・ラギューヌはガロンヌ川から約2kmに位置する、メドック最古のワイナリーのひとつです。18世紀から本格的にワイン造りを始め、19世紀には卓越したテロワールによ

        • 2番手で満足するな!期待を込めて贈るスーパーセカンドワイン「シャトー・パルメ」

          シャトー・パルメはメドック格付けで第3級に位置していますが、その品質や評価は数多くの第2級ワインを凌ぎ、「スーパーセカンド」として高く称賛されています。 メドック1級に並ぶ品質シャトー・パルメの歴史は1814年、当初「ドメーヌ・ド・ガスク」と呼ばれていたシャトーを、若きイギリス人将校シャルル・パルメが購入し、名前を「シャトー・パルメ」に改名したことから始まります。1830年頃にはシャトー・マルゴーに匹敵するほどの評価を獲得し、高値で取引されるワインとなっていました。しかし、

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        • プレゼントに最適なストーリーのあるワインリスト
          17本

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          自然に心を寄せる人への贈り物、エコなワイン造りを実現する「シャトー・カントナック・ブラウン」

          シャトー・カントナック・ブラウンは、フランス・ボルドー地方カントナックにある歴史あるワイナリーです。1855年のメドック格付けで3級を獲得し、マルゴー地区を代表する名門ワイナリーとして知られています。その歴史は1806年、スコットランド系フランス人のジョン・ルイス・ブラウンがこのブドウ園を設立し、自らの名を冠したことから始まります。 トリスタン・ル・ルウ氏の新たな挑戦(2019年~)2019年から、シャトー・カントナック・ブラウンはフランスのル・ルウ家に引き継がれ、新オーナ

          自然に心を寄せる人への贈り物、エコなワイン造りを実現する「シャトー・カントナック・ブラウン」

          飲んで楽しもう、シャトー・ラグランジュのサードラベル「ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ」

          メドック格付け3級のシャトー・ラグランジュは、1982年にサントリーが買収しその後復興を遂げています。当時は、ファーストラベルのクオリティを上げるために質が十分でない葡萄を使ったセカンドラベルが作られていましたが、その後サードラベルも作られるようになりました。 サードラベルを作った理由はセカンドラベルとは別であり、そこに秘められたストーリーを紹介します。 シャトー・ラグランジュとは?1982年にサントリーが買収したメドック格付け3級の伝統あるワイナリーです。サントリー買収以

          飲んで楽しもう、シャトー・ラグランジュのサードラベル「ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ」

          noteを始めて1ヶ月:アクセス数とか読まれている記事とか

          2024/9/21からワインについてのnoteを始めて1ヶ月が経ちました。 せっかくなので1ヶ月のアクセス数やアクセス傾向などを備忘的にまとめておきます。 なお、赤裸々に数字を出すので有料記事にしてみましたが、ものすごいバズった記事があるわけではないのでどうやったらバズる?みたいなことが気になる方向けではありません。 ただの趣味の延長の記事が多いので、同じ様に趣味でnoteをやっている方や、趣味のnoteを始めたい方の参考になれば嬉しいです。 1ヶ月での投稿記事数、ビュー

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          カジュアルに楽しむボルドーワイン、気軽な贈り物にもぴったりなムートン・カデ

          「ボルドー」と聞くと格付けワインを思い浮かべがちですが、日常的に楽しめる手頃なボルドーワインもあります。カジュアルなシーンや気軽な贈り物にぴったりのワイン、それが物語を持ちながらも親しみやすい「ムートン・カデ」です。ムートン・カデは、シャトー・ムートンの所有者であったフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵が、より多くの人にワインを楽しんでもらうために生み出したブランドです。 不作の苦境から誕生したワイン1930年代初頭、3年連続で不作が続きシャトー・ムートンの名でリリースできる

          カジュアルに楽しむボルドーワイン、気軽な贈り物にもぴったりなムートン・カデ

          ChatGPTはひとつの気球が書けない

          noteの記事に添える画像をChatGPTで作っていますが、こいつが一癖も二癖もあって面白かったのでご紹介。 気球からワインを投げるエピソードを画像にしたかったこの記事で、戦争中に気球からワインのボトルを投げるというエピソードを紹介しているのですが、その様子が分かる挿絵をChatGPTに描いてもらっています。 カオスな絵の出来上がりとりあえず条件を書いてお願いしてみたらこんな感じに。 予想よりカオスな画像が出来上がりました。この飛び交っている多数のワインはなんなんでしょ

          ChatGPTはひとつの気球が書けない

          サードラベルを贈ろう、未来への期待を込めたプレゼントに「マルゴー・ド・ブラーヌ」

          サードラベルとは、ワイナリーが提供する第三のブランドやラベルを指します。通常、ワイナリーは最上級の「ファーストラベル」を筆頭に、その次に「セカンドラベル」をリリースしますが、サードラベルはこれらに比べて手頃な価格で、日常的に楽しめるワインとして位置付けられています。 特にメドック格付けクラスのワインでは、セカンドラベルでも高価なことが多いですが、ストーリー性を持つサードラベルを選べば予算に合った素晴らしい贈り物になるかもしれません。 格付け二級シャトー、ブラーヌ・カントナッ

          サードラベルを贈ろう、未来への期待を込めたプレゼントに「マルゴー・ド・ブラーヌ」

          困難を乗り越えた人に贈ろう、再評価が進む波瀾万丈なワイン「シャトー・ボイド・カントナック」

          メドック3級に格付けされながらも、長い歴史の中で浮き沈みを経験してきたシャトー・ボイド・カントナック。近年の品質向上とともに評価が復活しているこのワインは、苦労を重ねた方へのギフトにふさわしい一本です。 メドック3級ながらも波乱の歴史誕生と拡大から一時的な消失まで シャトー・ボイド・カントナックは、1754年にジャック・ボイドがカントナックcc ccのブドウ畑を取得し、その名を冠しました。1806年には、シャトー・ブラウンのジョン・ルイス・ブラウンがこの土地を購入し、さら

          困難を乗り越えた人に贈ろう、再評価が進む波瀾万丈なワイン「シャトー・ボイド・カントナック」

          3世代にわたる復興のストーリー、メドック格付け3級「シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ」

          シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリは、ボルドー地方メドック地区の名高いマルゴーに位置するシャトーです。1855年のメドック格付けで3級に認定された名門ですが長い歴史の中で所有者が度々変わり、繁栄と低迷の時期を経験してきました。そんなワインに潜んでいるストーリーを紹介します 「星の王子さま」のサン・テグジュペリの名を冠したワインシャトー・マレスコ・サン・テグジュペリは、長い歴史を持つワイナリーですが、所有者はたびたび変わってきました。その中でも特に著名なのが、『星の王子さ

          3世代にわたる復興のストーリー、メドック格付け3級「シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ」

          家族へのプレゼントに、家族の物語を持つシャトー・ランゴア・バルトン

          シャトー・ランゴア・バルトンは1821年以来バルトン家が所有する由緒あるシャトーで、長い間その所有者が変わっていません。このワインには、一族の繁栄や兄弟、娘の物語が詰まっていて 家族への贈り物として理想的です。 バルトン家が所有し続ける稀有なシャトーシャトー・ランゴア・バルトンの歴史は、1821年にヒュー・バルトンがサンジュリアン村のこのシャトーを購入したことから始まります。以来、バルトン家が所有を続けているメドック3級の格式あるシャトーです。 1855年の格付け時から所有

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          プレゼントに最適: メドック格付け3級ワインリスト

          メドック格付けシャトーとはメドック格付けシャトーとは、1855年にフランスのボルドー地方のメドック地区で制定された公式な格付け制度に基づくワイン生産者(シャトー)のことを指します。この格付けは、ナポレオン3世の依頼でパリ万博のために作成され、当時の市場価格と評価に基づいて、メドック地区のシャトーが5つの等級(グラン・クリュ・クラッセ)に分類されました。 メドック格付け3級のワインはプレゼントに丁度良いメドック格付けは歴史的な権威があり、ワインに詳しくない方でもワイン選びの一

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          歴史と伝統が彩るシャトー・ディッサン:結婚祝いに最適なワイン

          かつてシャトー・マルゴーと並び称された、マルゴー地区の名門シャトー・ディッサン。その畑は「カントナックの丘」の斜面にあり、マルゴーの中でも最良のブドウを育てる場所として名高い絶好の地形を誇ります。 ヘンリー2世とアリエノール妃の結婚式で振る舞われたワインシャトー・ディッサンは、1855年に第3級グラン・クリュに選ばれる以前から、その名声が確立されていました。1152年5月18日、アキテーヌ女公アリエノールと後にイングランド王となるヘンリー・プランタジネット(ヘンリー2世)の

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          家族の絆を深める贈り物に、メドック格付け3級のトップシャトー「シャトー・キルヴァン」

          シャトー・キルヴァンは、ボルドー地方マルゴーの恵まれたカントナック台地に位置し、メドック格付け3級の筆頭に名を連ねています。一時期は厳しい時代を迎えましたが、現在ではその名声を取り戻しています。このシャトーの成功には、二つの偉大な家族の物語が深く刻まれています。 アイルランドからフランスへ - キルヴァン家の物語「シャトー・キルヴァン」は、かつて「ドメーヌ・ド・ラサール」として知られていました。18世紀にジョン・コリングウッドという地元商人がこの土地を購入し、後にその義理の

          家族の絆を深める贈り物に、メドック格付け3級のトップシャトー「シャトー・キルヴァン」