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技術書を集中して読むために新たに始めた方法が自分にクリティカルヒットした

技術書を1冊読み切れない。年を重ねるにつれ集中力も持続力も落ちてきた。毎日少しずつ読むという方法でなかなか技術書を読み切れない。そんな悩みがあった。ある時、友人が始めた方法論で技術書を読んでみたら、驚くほど集中出来て、すんなり1冊読むことができた。結論から書くとその方法は「ツイートしながら読む」だ。

ツイートするだけの読書会

友人が始めたのは数人での読書会だ。読書会と言ってもやることはとても簡単で、技術書を読んだら「#朝の読書30分一本勝負」 というハッシュタグをつけてツイートする。これだけだ。集まることはもちろん、一緒の技術書すら読んでいない。一応開始時間は設定してあるが、単なる目安で、その時間に合わせて読まなくても良い。自分はたまに「朝の読書勝負」を夜にしているw。

読書の共通チャレンジ

読んでいることをツイートする。他の人のツイートを見る。これだけで、読書がその数人での共通体験となる。他人の読書状況をみることで、自分も読まなきゃという気持ちになる。みんチャレというサービスがあるが、この読書会はまさにこのみんチャレをさらに手軽にした方法だと思った。

読みたい技術書があったので読書会に参加

この読書会、興味はあったがしばらくは見ているだけだった。ある日、読みたい技術書が出来たので、自分もそのグループに参加して技術書を読むことにした。読書会は読書中のルールも特にない。そこで自分は、何となく、読後報告だけでなく、実況中継的にツイートしながら技術書を読んでみようと思った。

実況中継ツイート読み

技術書を読んでいると、文字を読むことで頭の中で色々考える。本来、それは頭の中で完結する。そこで、それを考えた段階でツイートしてアウトプットしながら読もうと思った。後は気になるキーワードがあったらそういうのもツイートした。

ちっちゃいことは気にすんな

読書会は30分一本勝負なので、30分気になることがあればどんどんツイートしながら読む。文章の精度は全く気にせず多少間違っていようが、内容が自分しか分からなそうが、全く推敲せずにツイートする。これを数日続けてビックリすることに気づいた。

ツイート読みは手間だと思っていた

このツイート読みは、読書の妨げにはなるけれど、後から見返したりメリットもあると思ったので、深く考えずに始めた。ところが、このツイート読みをすることで普通にただ読むよりずっと集中できるのだ。デメリットと思ったことがメリットになっていた。

30分限定にすることで集中しやすくなる

1日30分ツイートしながら読む。これだけでビックリするぐらい集中して読める。30分の間に集中力が切れたり、他の事を考えることが殆どない。何でこんなに集中出来るのかな?と思ったが、まず30分という時間設定が絶妙だと思った。これ以上長いと集中力が切れると思う。

書くことでより深く読める

さらにツイートという一見読書と関係ない作業が、実はより深く集中出来る要因だと思った。目で読むだけでなく、本の内容を頭で考えて、手を動かして、書くことでより深く読める。考えてみると受験勉強なんかも本を読みながらノートを取る。義務教育によって、実は多くの人にこのスタイルが染みついているのかも。事実、読書会のメンバーにツイートしながら読むと集中出来ると言ったら、分かる!という反応だった。

ツイート読みで30分×8日で1冊読めた!

結果ツイート読みと読書会のおかげで、最近本が読めないと悩んでいたのが嘘のように1日30分を8日続けただけで1冊の技術書を読み終えることが出来てしまった。これは普段の読書よりもずっと速いペースだと思う。ツイート読みは自分にクリティカルヒットだった。超オススメ!最後にその時のツイートをまとめた。


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