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シュレディンガーの猫Tシャツ

ミクロな世界を覗いたら
そこは量子力学が記述する世界

たとえば原子の中で
電子はどこにいるんだろう?

ここにもいるし、あっちにもいるし
ゆらゆらゆらいで

決まっていない。

だからといって
混沌とした世界ではなく
秩序はある。

美しきシュレディンガー方程式にしたがう。

シュレディンガー方程式のゆるす
その範囲のなかで
可能な状態は全てあって
重なり合っていて
覗いてみるまで決まらない。

決まらない?

そんなのおかしい、
覗いてみるまで決まらないというのなら・・と、
当のシュレディンガーが提示したのが
猫を用いた思考実験。

ミクロな世界の重ね合わせは
マクロな世界とどうつながる?

1935年に提示されたシュレディンガーの猫は
今もなお、 私たちの思考を掻き立てる。

世界はどうなっているんだろう?
私たちはどう解釈するのだろう?

思考実験

猫と放射性元素を密閉した鋼鉄の箱の中に入れ、ガイガー計数管が原子崩壊を検知すると毒ガスが発生する仕掛けにする。
放射性元素の1時間後の放射性崩壊確率を50%とすると、1時間経過時点における原子の状態は、放射線を放出した状態と放射線を放出していない状態の50%ずつの重ね合わせによって表される。
箱の中は、ガイガー計数管が放射線を検知して毒ガスが発生した状態と、検知せずに毒ガスが発生していない状態の重ね合わせになる。
その結果、猫は死んだ状態と生きている状態の重ね合わせとなる。

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