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恐怖ノート

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私の実際に経験した恐怖体験。
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#恐怖

夜叉神峠の亡霊〜夜明け〜10(了)

ポケットを弄りありったけの金を握り出して祠に置いた。 そして、おでこに合掌を合わせ、擦り…

「夜叉神峠の亡霊」〜跳躍〜9

我々は完全に追い詰められていた。 だからと言って、警察から逃亡しているわけでも、下手を打…

「夜叉神峠の亡霊」〜撤退〜8

村田は男の忠告を聞かなかった。 「今すぐ静かに山を下りなさい……」 結果的に私も村田と同じ…

「夜叉神峠の亡霊」〜遭遇〜7

私たちは夜叉神峠小屋を目指し重たい腰を上げた。立札に左と書かれている道を、書かれた通りに…

「夜叉神峠の亡霊」〜入山〜5

家出をしてから3日目の朝になった。 村田と2人でホテルをチェックアウトしたのが早朝6時。店は…

「夜叉神峠の亡霊」〜甲府ステーションホテル〜4

眩しい陽射しがカーテンの隙間から射していた。部屋の埃が、差し込んだ陽射しの強い太陽光に、…

「夜叉神峠の亡霊」〜甲府駅〜3

甲府駅に到着した私たちが目指すのはホームセンターだ。 電車の中で揃えなければならない必要なものを書きだした。軽量の折り畳みノコギリ2本、大中小の釘、トンカチ、ロープ、ジッポオイル。 数えるとキリがないということで、現地に行って値段と荷物の重量との相談ということになった。 いくら必要だからと言って、すべて一度に持ち運べるわけではないのだ。 私は勤めて冷静さを保った。知らない街、知らない人々。私たちは家出をしているのだ。 妙な行動や振る舞いは謹まなければならないし、余計なトラブル

「夜叉神峠の亡霊」〜出発〜2

前日は興奮して眠れなかった。生まれて初めての家出に緊張と不安が無い混ぜに絡まった。 計画…

「廃アパートの呪詛」前編

村田と遊ぶようになって2ヶ月が経った。 その頃から私の身体にはある異変が起ころうとしていた…