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見た2024春アニメ

前シーズンの感想はこちら

見た本数は20本 + ミニアニメ1本(にじよん2期) + 再放送1本でした。

少しネタバレあります。



アストロノオト

あすとろ荘の住民達がみんな個性的で、掛け合いが楽しかったです。終盤の展開もなかなかインパクトがあり、全体的に満足感の高い作品でした。

ミラさんが探していた鍵の形状はエンディング映像でわかってたんですが、まさかあそこに隠れていたとは……見返したら1話から既にあって、なんか悔しい。

OP映像好きですね(特にサビ終盤 1:00 のところ)


Unnamed Memory

悪くはないんだけど、ひとことで言うと「無味無臭」という印象で見ていた作品でした……最終回までは。
割と序盤からオスカーとティナーシャがお互い好感度高かったり、展開の早い1・2話完結のストーリーだったり、淡々と進んでいるなという印象(原作を結構カットしながら進んでいるのかな?)で、あんまり2人の関係が深まっていく様子ややり取りに見入ることができませんでした。2人がそもそもテンション低めなキャラクターなのもある。

しかし、最終回の展開は衝撃的・感動的で、僕はかなり好きです。これで終わりかと思いきや、放送直後に2期の発表があり、ここからオスカーを取り戻す展開を見れると思うと、ちょっと楽しみです。


オーイ!とんぼ

原作がゴルフ雑誌掲載というのもあってか、ゴルフのちょっとしたテクニックなどの専門的・解説的な描写が多いんですが、演出・見せ方がとてもうまくて、ゴルフに興味ない僕でも楽しめました。

秋の第2期も見たいです。


狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF(1クール目)

旧作は視聴済みなんですが、ほとんど覚えてなくて、「そういえばこんな場面あったなぁ」と思いながら見ていました。
ロレンスとホロの会話がやっぱり面白いですね。

ただ1つ問題があって、これは完全に僕の問題なんですが……。
ストーリーの一番重要な部分である取引の部分のロジックが全然理解できなかった……。ゼーレンの儲け話のトリック、マールハイト(CV 大塚芳忠)との取引、金の密輸のトリック、どれも「あっここ大事な部分だな」と思って注意深く聞いてはいたんですが、銀貨や商会などの名前がたくさん出てきて頭の中で整理できず、結局「なぜそれで話がうまくいくのか」が全く理解できませんでした。視聴後に見直したり調べたりする時間を取れればよかったんですが、できず。おそらく旧作を見たときにも同じことを思ったはずなのに同じ失敗をしてしまい、これは本当にもったいない視聴の仕方をしてしまいました。

引き続きの2クール目はこういうことが無いように注意して楽しみたいです。


ガールズバンドクライ

面白かったんですが、僕はあんまりロックやバンド文化に興味がないのもあってか、仁菜たちの葛藤にはそれほど感情移入できませんでした。仁菜のいじめの話もよくわからなかった。

アニメーションのクオリティは素晴らしかったです。3Dのフルアニメーションは、キャラクター達の繊細な感情を表現するのにとても有効に機能していたと思います。

劇中歌もそんなに印象に残らなかったんですが、OPについては曲も映像も滅茶苦茶好きです。見るたびに鳥肌が立っていました。


怪異と乙女と神隠し

いろいろな、僕の知らない怪異をモチーフにしたお話が面白かったです。

最終話のオチはちょっと笑ったけど、あれでいくならもうちょっと溜めの間が欲しかったです。というかどういう原理で化野くん戻ってこられたのかいまいち読み取れませんでした。単に「必要とされた」から、なのかな。

OPとEDはどっちの曲も好きですね。
OP曲のMVには僕の友達(知り合い?)が参加してます、すごい!


怪獣8号

アニメのクオリティは高かったですが、キャラクターやストーリー展開はザ・少年誌アニメという感じで、新鮮さは少なかったです。

ただ、他のそれらのアニメと違うのは主人公が30代のオッサンという点で、常に状況を俯瞰し、落ち着いた立ち回りをしていたのは見ていた気持ちよかったです。


鬼滅の刃 柱稽古編

最終決戦前の準備の章。どうせ稽古中に上弦の鬼がやってくるんだろうと思ってたら、最終話まで本当に稽古してるだけだった!

最終話は緩急が良かったですね。おそらく原作だと一瞬だろう無惨の登場シーン、産屋敷との会話からの、戦闘勃発。岩柱のド派手なアクション作画に加えて劇伴、3D背景もシーンを盛り上げていました。

無限城編は劇場3部作になるということで、これは見に行きたいです。


この素晴らしい世界に祝福を!3

このシリーズはそんなに楽しみにしてるわけじゃないのに、いざ見始めると不思議と滅茶苦茶面白いんですよね。1つのギャグシーンを徹底的に面白くしてくるので、さすがに笑ってしまいます。カズマがダクネスの声真似するシーンが一番面白かったです。


ザ・ファブル(1クール目)

作品名は実写映画で知っていました。
ヤクザのストーリーに、主人公の珍ムーブや酔っ払った洋子の暴走などが組み合わさり、独特のシュールさ・世界観が構築されていて面白いです。ちょうど去年秋の『アンダーニンジャ』な感じ。高橋をいじめる洋子、明の落書きとそれを見てしまった岬が滅茶苦茶面白かったです。毎週楽しみにしています。

引き続き2クール目へ。

OPとED、どっちも素晴らしい。プロやなぁ───


終末トレインどこへいく?

水島努 × 横手美智子の名タッグによるオリジナルアニメ。テレビシリーズは『荒野のコトブキ飛行隊』ぶり。

相変わらず小気味いい会話劇が楽しい。そして脚本・絵コンテ・演出すべて監督が手掛けた8話は水島ワールド全開でした。この人暴力好きだな……

道中カオスな展開がいろいろありましたが、要は仲直りをしにいくお話。1クールでキレイに着地した作品でした。
またこのタッグで作ってほしいですね。

最終話、最後の最後のカットで違和感あったけど多分7Gの後遺症だな。

EDの曲が好きです。

一緒に歩くの嫌になって
でもひとりでいたいわけじゃなくて
目を合わせて笑えなくなって
大丈夫じゃない
それは大丈夫じゃないよ


戦隊大失格

戦隊内にも、戦闘員Dに協力する錫切や戦闘員XX、残忍な裏の顔を持つレッドキーパーなどいろんな思惑のキャラがいて、予想外の展開が起きてなかなか面白かったです。

試験と対ペルトロラ戦のとき、桜間に扮した戦闘員Dはあれで他の候補生達に正体バレてないのか……?そこの描写だけちょっとわかりにくかったです。

作画・映像はリッチな雰囲気があって良かったです。

OPとEDはキタニタツヤとナナヲアカリ。この組み合わせは『平穏世代の韋駄天達』を思い出します。どっちも良曲ですが、特にEDが好きです。


ダンジョン飯(2クール目)

2クール目も本当にどのエピソードも面白く、トリガーらしいアクションシーンも素晴らしかった。マルシルの顔芸とツッコミが本当に面白い。石化と使い魔のエピソードが特に面白かったです。

2期も楽しみ!


転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

軍記ものは好きですね。また、僕も転生前の主人公と同じくシミュレーションゲームが好きなので、仲間を集めて強くなっていく様子は見ていてワクワク感がありました。

ただ、僕はなろう系で好きじゃない表現の1つに「ビデオゲームの世界ではないのにステータスなどの概念が出てくる」があるので、そこだけ気になりました。
例えば、キャラクターを見たときに、ブワッとイメージ風景が広がって、そのキャラクターのシルエットが軍を指揮する様子、戦場を駆ける様子とかが壮大な劇伴とともに映し出されたら面白いな~、とか思ってました。文字で「知力 53」と表示されるのがあんまり気に入りませんでした。せめてレーダーチャートの様なものが後ろに映し出されるとか。
これ言ったら他のなろう作品もきりがないので、できるだけ受け入れて見るようにしていますが。

キャラデザも良かったんですが、描き手によって微妙に差があるというか、少し統一感の無さは感じました。崩れているわけではないので、あんまり問題ではないんだけど。

秋の2期から本格的に戦が始まりそうなので、楽しみです。


にじよん あにめーしょん 2

ときどき挿入される手描き作画のキャラデザが、秋から上映される劇場版に合わせたものだったんですが、僕はあれテレビシリーズのままのが良かったなぁ……。


響け!ユーフォニアム3

ついに完結、本当に感動しました。

部員のケアと黒江真由問題に板挟みの久美子が本当に大変そうでしたが、なんとか紡ぎ出した言葉で全員を見事にまとめ上げました。

誰も悪くないんだけど、ほんの少しの考え方の違いや隠された過去から生まれるすれ違い・緊張が常に部内に漂っていて、特にオーディション結果を巡る問題については、久美子が少しでも対応を間違っていれば部全体が瓦解していたのではないかと思います。関西大会直前の演説、真由との最終オーディションでの演説は本当にみごとで、かっこよかったです。

1期からずっと思っていますが、黒沢ともよさんの演技が本当に素晴らしいです。役者出身ということもあるのか、久美子だけ明らかに演技方法のベクトルが違うんですよね。11話の麗奈の前で泣き崩れるシーンなんかはたまりませんでした。

また、映像もさらにクオリティが上がっていて、撮影処理がとても美しかったです。


変人のサラダボウル

『ひなまつり』を思い出す雰囲気の作品でした。あっちの方がもっと狂ってたけど。

惣助&サラ側の話とリヴィア側の話が平行して展開していましたが、前者の方が断然面白かったです。サラと惣助が家族になって、小学校を卒業してと、着実に親子の絆が深まっていく様子にほっこりしました。

一方の後者は、リヴィアがずっとポンコツでキャラクターに魅力を感じず、1つ1つのエピソードにいまいち気持ちよさが無かったです。(特に3話の宗教団体の話が、言葉を選ばずに言うと死ぬほどつまらなくて、僕はあれはエンターテインメントとしては全く楽しめませんでした……)


僕のヒーローアカデミア(7期)(1クール目)

6期からずっとクライマックスです。最強異能力好きとしては、スターアンドストライプの個性はとても面白かったです。

みんな大技出しまくりの展開が続いていて、毎週楽しみです。


無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

転生前の自分と真正面に向き合って成長する様子、そして愛と家族の物語が非常に丁寧に描かれていて、素晴らしい作品です。本当に面白い。まさに「なろうの金字塔」と呼ぶにふさわしいと思います。

ロキシーを2人目の妻として迎え入れてしまったことで、エリスとの再開がさらに恐ろしくなってきた!エリスはきっと、表面上は激怒するけど、内心滅茶苦茶落ち込むんだろうな。不安と楽しみが半々。

ともあれ1期から長く続いた転移事件がようやく一段落したので、あとはエリスとの再開と、龍神と人神の問題、そして未だ不明な転移事件の黒幕?との戦いなどが描かれるんでしょうか。

当然3期も決定したので、早く来てほしいです。


ゆるキャン△ SEASON3

相変わらずまったりした空気感が心地いいです。7・8話の回想キャンプは遊び心があって面白かったです。


夜のクラゲは泳げない

過去の自分を変えたい・何者かになりたい4人が集まって、創作活動を通して答えというか着地点のようなものを探すお話。タイトルや雰囲気から『ガールズバンドクライ』と比較されがちでしたが、僕はこっち派です。自分と重なる部分が多くて、とても共感できる部分が多かったです。特にまひるの「自分より上手い人が描かないでよ」というやり場のない気持ちには、同じ創作活動をしてる身としては痛烈に響きました。


(再放送)聖剣学院の魔剣使い

面白かったです。キャラデザも結構好きです。


全体的に語彙力終わってる。

最近は視聴数が増えてきたせいか、というか元々なのもあるけど、内容をちゃんと理解できずに見てしまっている作品があるのが良くないので、改善していきたいです。もう少し見直しや考察する時間などを取りたい。


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