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猫を撫でてた私と近所のおばちゃんの会話・文字起こし

『こんにちは、うふふ』

「あ、こんにちは」

『みーたんいいね可愛がって貰いゆう、よかったねえ。ふふふ、可愛がってくれる人を知っちゅう』

『もうここの猫があと、これと二匹になったねえ。あの白と黒がおらんねえ』

『もうね、十匹くらい飼いゆうときがあってねえ、ここで』

「あ、そうながですか。ここ、へぇ」

『ほんでみんなぁが色々言うて、柵して貰うたのよ』

「へぇ」

『すごかった』

「この子も、ここの飼い猫ながですか?」

『そう。もう一匹白と黒のあれ、あと二匹になった。それはわりかし長生きやった。その猫は最初からおった子やけんどね』

「へぇ」

  猫にじゃれ付かれるわたし

「わっちゃっちゃ」

『ふふ、知っちゅうほら。おばちゃんそこの隣のもんながやけんどよ、畑をしたら、ほら柔らかいきうんこに来るろう』

「あぁ笑」

『それで笑、嫌で嫌で。あの、犬のおしっこより凄いもんねえ』

「あぁ、うんこが…」

『猫のおしっこはくさい』

『いいねぇみーちゃん、可愛がって貰いゆうの。誰っちゃあさすってくれんもんね、良かったねえ』

『もう一匹はどこ行ったろうね。たいがいそこでご飯ちょうだい言うて、おるがやけんど』

『まあね、また…』

─────おわり─────

・猫の動画を撮っていた時に話かけられたので、その際の音声を文字起こししました。

・「」が私、『』がおばちゃんです。

・途中の空白の行は、私が返答するべきだったが、何となくうやむやにしちゃったときの沈黙です。

・この会話の「猫」は、人に慣れてて毛がふっさふさの猫です。あいつが居ないと、俺はもうだめだぁ

・土佐弁の会話の文字起こしがとても楽しかったです。意味の分からない土佐弁は、コメントくだされば教えられますので、教えさせてください。何の努力もせず身に着けたスキルでマウントを取りたいです。

窮鼠オヤをスミ

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