過去の絵を見返して思うこと
「頭部は球体、体は箱で考えて描く」なんていうアドバイスを動画で聞いたことを鵜呑みにして失敗した絵です。
「頭が球体なら影はこう落ちる」と考えて描いています。その結果なんだか風船みたいな顔になってしまいました。デッサンをかじった弊害といえるかもしれません。
描いている時は気づかないもんですね。投稿してから「あれ?」となりました。女の子のイラストを描く上で、「シンプルに可愛くないイラスト」は大失敗です。デッサンも光の物理的法則も可愛さに繋がっていないといけないなと思いました。
次に描いたのがのどかちゃんです。顔のあごのあたりと、目の間をほんの少し暗くしています。正直なくてもいいです。基本的に顔にはそんなに影を意識しなくていいんだと思います。
他人の技術的なアドバイスには注意が必要なんだと思いました。自分の知識がフィルターとなってうまくいかないことがあるためです。
「やってみたけど、うまくいかねぇじゃん…やっぱり才能かよ」と思ってモチベーションが下がってしまうことも、解釈が間違っていたり難しく考えすぎていたりするだけでいずれ出来るようになるかもしれません。
「他人がするアドバイスはその人の文脈があってそのアドバイスをしている」と思います。
神絵師の言っていることでも一旦は受け止めて、熟成させる時間が自分には必要だなと思いました。
その時その時は全力で描いていますが、時間が経つと新たに改善方法が見えたりするので、またこの絵その時がくると思うと楽しみです。
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